フワ、軽、パイーンな厚底ランニングシューズ「ナイキ エピック リアクト フライニット」

ナイキは、新感覚のクッションソールを搭載したランニングシューズ「ナイキ エピック リアクト フライニット」を2018年2月22日より発売する。

価格は、16,200円(税込)。

「ナイキ エピック リアクト フライニット」の「ネイビー」

同社によると、ランナーがランニングシューズに求めるものは、「クッション性」「反発性」「軽量性」「耐久性」の4つ。つまり、着地時の足への衝撃を吸収するにもかかわらず、蹴り出すときにはしっかりと地面から反発し、そしてさらに軽くて丈夫なシューズが求められているわけだ。しかし、クッション性と反発性、軽量性と耐久性という対極の性質をひとつの素材で実現するのは、いままでは困難だったという。

それを実現したランニングシューズが、「ナイキ エピック リアクト フライニット」だ。

ナイキが3年かけて開発した新素材を採用

ナイキは、前述の4つの性質をあわせ持つ新素材「ナイキ リアクト」を3年の月日をかけて開発。「ナイキ エピック リアクト フライニット」のミッドソール兼アウトソールとして使用したのだ。

ソール部分には、これまで一般的だったEVA素材よりもやわらかく、路面の凸凹を感じにくくなった「ナイキ リアクト」を1枚だけ使用

「ナイキ リアクト」は、潰れるのを防ぐために厚みがあり、またかかと側の幅が広くとられているために、クッション性と安定性を実現した

「ナイキ リアクト」のおかげで、2017年2月に発売された先行モデル「ナイキ ルナエピック LOW フライニット 2」よりも、クッション性は11%、反発性は10%、軽量性5%向上しているという。

写真は「ナイキ ルナエピック LOW フライニット 2」。同モデルのソールには、発売当時最上位であったソール素材「ナイキ ルナロン」が使われている。つまり、「ナイキ リアクト」は「ナイキ ルナロン」を超えた同社の新しい最上位素材と言えよう

ちなみに、「ナイキ リアクト」の技術は、もともとバスケットボールシューズ向けに2017年6月に誕生。現在販売中の「ナイキ リアクト ハイパーダンク 2017」と「ジョーダン スーパーフライ 2017」で採用されている。

ソールには、ランナーの膨大な数の圧力分散データから生み出された、機能性とデザイン性を兼ね備えるアルゴリズムデザインを採用。溝の深さは部位ごとに異なり、深い部分はクッション性が高く、浅い部分は硬さを確保している

前足部とかかとの部分には、ブルーのラバーパーツを付け、耐久性を高めている

アッパーはブーティー構造の「ナイキ フライニット」

アッパーは、既存モデル「ナイキ フライニット レーサー」をベースに開発されている。

「ナイキ フライニット レーサー」のユニセックスモデル。アッパーに「ナイキ フライニット」を採用

「ナイキ フライニット レーサー」は、靴下のような快適な履き心地で人気の同社オリジナルのニット素材「ナイキ フライニット」をアッパーに使用。1枚仕立てのブーティー構造にすることで、足にフィットしやすくなっている。

ナイキのアッパー素材の定番となった「ナイキ フライニット」は、靴下のようなフィット感が特徴。屈曲性や通気性も高い

タンが一体になった履き口は、伸縮性が高く、ブーティー構造と言えど着脱しやすい

かかとには、ブルーの生地パーツとピンクのヒールカウンターを搭載し、安定性を確保

「ナイキ エピック リアクト フライニット」は「ホワイト」もラインアップ

実際に履いてみた!

フォルムは、ナイキらしい細身でスラッとした印象

早速、「ナイキ エピック リアクト フライニット」を履いてみた。足を入れてレースを締めると、まず「ナイキ フライニット」の高いフィット感が感じられる。まさに、靴下を履いているような感覚だ。

ブーティー構造なので、タンが甲の上までを覆う

ゆっくりとジョギングしてみると、2つのことに驚く。ひとつは、厚みがあり、やわらかそうなソールの印象を裏切る安定性だ。足裏に感じる「ナイキ リアクト」は少々硬めと言ってもよいだろう。もうひとつは、その軽さ。重量の実測値は、28.0cmの片足で235g。エントリーランナー向けモデルでは300g前後が一般的なので、その中でもかなり軽いほうだということがわかる。その軽さから、靴を履いているというよりは、靴がフワッと足の周りにまとわりついている、と言ったほうが実際の感覚に近い。

少しスピードを上げると、「ナイキ リアクト」の性能が一段と感じられた。クッション性と反発性を兼ね備えているため、着地時の負担は軽減しているのに足がパイーンと跳ね上がる。あえて感覚を表現すると、バネが下に付いた硬めのスポンジを履いている感覚。足がパンパンとラクに前に運べるのが楽しい。また、タンがアッパーと一体型なので足の甲の上に生地の段差がなく、肌当たりはとても良好だった。

耐久性は、さすがにこの短期間では実証できなかったが、ちょっと走っただけで「クッション性」「反発性」「軽量性」が高いことは、存分に実感できた。ついには、この感覚を体験したくて「走りたくなる」気持ちも生まれるほど走行感は快適だった。

「ホワイト」は、ラバーパーツのブルーやヒールカウンターのピンクが映える

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。
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