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《2019年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証

《2018年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証

2016年秋に、Apple「iPhone 7」シリーズがヘッドホン出力端子を廃止して以降、Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホン&イヤホンが急激に普及している。実際、ここ1〜2年で過去の数倍に匹敵する新製品が各社から登場。いまやヘッドホン&イヤホンの主流といえる製品になりつつある。

そのなかでも、高い人気を誇っているのが完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれる、左右別体のイヤホンだ。「トゥルーワイヤレスイヤホン」「フルワイヤレスイヤホン」「耳栓型イヤホン」「左右分離型イヤホン」など、いろいろな呼ばれ方をしているこちらのタイプ。一般的なBluetoothイヤホンがプレーヤーとはワイヤレスながら左右本体がケーブルで繋がっているのに対して、完全ワイヤレスイヤホンは左右間もワイヤレス接続となっており、ケーブルがいっさい使用されていない。その名のとおり、“完全”“完璧”なワイヤレスイヤホンとなっているのだ。その代表例といえるのがアップルのAirPodsで、こちらが発売されて以降、大きく注目を集めるようになり、現在はさまざまなメーカー/ブランドから数多くの製品がラインアップされている。

Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホン&イヤホンが急速に拡大(写真はiPhone 7 PlusとAirPods)

ヘッドホン出力端子が廃止されたiPhone 7/iPhone 7 Plusの登場で、Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホン&イヤホンが急速に拡大している(写真はiPhone 7 PlusとAirPods)

このように、いま最大の注目株といえる完全ワイヤレスイヤホンだが、まだ登場したばかり、新しいタイプの製品だけに、メリットデメリットがハッキリしている。購入の際には、それをしっかりと見極めなければならない。本特集では、完全ワイヤレスイヤホン選びの4つのポイントをわかりやすく解説するとともに、注目製品の一気レビューをお届けする。レビューでは、音質をメインとしつつも、接続時の手間などユーザビリティも含めてご紹介させていただくので、自分にとってのベストワンを選び出す参考にしていただけたらと思う。

目次
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に注目したい4つのポイント
1.装着感(耳にフィットしてこぼれ落ちないモデルを選ぶ)
2.ワイヤレスの接続性(切れにくいもの、復帰がスムーズなものを選ぶ)
3.再生時間(急速充電機能やトータルの再生時間をチェック)
4.音質(自分好みの音色傾向を選ぶ)
完全ワイヤレスイヤホン注目機種レビュー
1. オーディオテクニカ「Sound Reality ATH-CKR7TW」
2. ソニー「WF-SP900」
3. AVIOT「TE-D01a」
4. AVIOT「TE-D01b」
5. NUARL「NT01B」
6. NUARL「NT01AX」
7. アップル「AirPods」
8. ソニー「WF-SP700N」
9. ソニー「WF-1000X」
10. ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia Ear Duo XEA20」
11. JVC「XX HA-XC70BT」
12. JVC「AE HA-ET900BT」
13. Bose「SoundSport Free wireless headphones」
14. B&O PLAY「Beoplay E8」
15. EARIN「EARIN M-2」
16. SOUL「ST-XS」
17. サムスン「Gear IconX」
18. パイオニア「SE-C8TW」
19. ANKER「Soundcore Liberty Lite」
20. Jabra「Elite 65t」
21. NuForce「BE Free5」
22. NuForce「BE Free8」
23. NUARL「NT01」
24. GLIDiC「Sound Air TW-5000」
25. JayBird「RUN TRUE WIRELESS SPORT HEADPHONES」
26. ERATO「Apollo7s」
27. hearable LAB「FF-TW10」
28. BRAGI「The Dash PRO」
29. SOL REPUBLIC「AMPS AIR」
30. cheero「CHE-615」

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完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に注目したい4つのポイント

1.装着感(耳にフィットしてこぼれ落ちないモデルを選ぶ)

特集の冒頭でも述べたとおり、完全ワイヤレスイヤホンの最大のメリットは、ケーブルがいっさいないため、屋外でとても扱いやすい製品になっているということだ。一般的なBluetoothイヤホンは左右間をケーブルで接続しているため、移動時何かに引っかかったり収納時に絡まったり、時には断線など、有線イヤホンと同じトラブルが発生する可能性がある。もちろん、ケーブルの長さは圧倒的に短いし、ネットバンドを採用するなどの工夫によってケーブルにまつわるトラブルは格段に少ないが、わずかながら可能性は残る。また、これは気分の問題だが、左右が繋がっているのがうっとうしく感じるユーザーもいるだろう。対して完全ワイヤレスイヤホンは、左右が独立していて、ケーブルにまつわるトラブルやストレスから完全に解放される。これだけでも充分な魅力といえる。

これは同時に、完全ワイヤレスイヤホンのデメリットともなっている。それは、落としやすくなくしやすいことだ。実際、通勤時などに完全ワイヤレスイヤホンが耳からこぼれ落ちてしまう人に少なからず遭遇する。筆者も、電車とホームの隙間に落ちてしまい絶望的な顔をしている人に会ったことがある。それも、ひとりやふたりではない。

完全ワイヤレスイヤホンは、本体内ですべての構成が完結しなければならないため、有線タイプのイヤホンに対して本体が大きくなりがちで、どうしても落ちやすい傾向があるのだ。そのため、女性など耳穴の小さい人などは頻繁に耳からこぼれ落ちやすく、なくしたり壊したりする可能性が高くなってしまう。また、本体が小さいことから、自宅などの室内でも思っている以上に見つかりにくいという思わぬ落とし穴もある。そういった事態への対策として、メーカーは本体の形状を最適化したり、収納用のケースを付属したりとさまざまな工夫を行っている。とはいえ、やはり重要なのは実際の装着感だ。自分の耳にちゃんとフィットしているか、実際に製品に触れる機会があるなら確認しておいたほうがいいだろう。

ちなみに、イヤホン本体の紛失への対策として、一部メーカーの製品には片方紛失/故障時の有償サービスが付いているモデルもあったりする。いざというときに大変ありがたいので、製品選びの際のチェック項目として加えておくものいいだろう。

完全ワイヤレスイヤホンは製品によって大きさや形状もさまざま。耳の形状や耳穴の大きさも人によって大きく異なるので、実際に装着して自分の耳にフィットするモデルを選ぶのが鉄則だ

2.ワイヤレスの接続性(切れにくいもの、復帰がスムーズなものを選ぶ)

もうひとつ、完全ワイヤレスイヤホンのデメリットとしてあげられるのが接続状況だ。プレーヤーと左右本体の2箇所をワイヤレスで接続するうえ、左右の間にある人間そのものが電波を通しづらい傾向があるため、音切れが発生しやすい。各社ともアンテナの形状を工夫したり、左右間の接続方式を工夫したりと、さまざまな方法で音切れの回避を行っているが、有線のように完璧な安定接続は不可能であるため、多少の音切れは容認せざるを得ない。

それよりも、音切れの頻度や復帰のスムーズさを気にしたいところだ。左右のイヤホン間をつなぐ通信にNFMI方式を採用したタイプは復帰がスムーズな傾向があったり、米クアルコム製の最新チップ「QCC3026」などを搭載したモデルは接続の安定性が高くなっているなどさまざまな話があるが、最大のポイントは本体内蔵アンテナのデザインだったりするので、ワイヤレス技術にすぐれたメーカーが安心だったりもする。こればかりは、実際に試してみないと分からないのが歯痒いところだ。なので、技術スペックはあくまでも参考程度に踏まえておいた方がよいだろう。

上位モデルを中心にNFMI採用モデルが増えている。接続性を重視するなら、NFMI対応かどうかを必ずチェックしておこう

ちなみに、米クアルコム製の最新チップ「QCC3026」などは、「Snapdragon 845」搭載スマートフォンとの組み合わせで「TrueWireless Stereo Plus」を利用可能になるため、接続性と音質面で大きなアドバンテージが見込まれているが、しばらくは環境的に実現の見込みがない(現在発売中の「QCC3026」搭載完全ワイヤレスイヤホンはファームウェアアップデートなどを行わなければならない可能性が高い)ため、しばらくは選択のポイントに入れなくてもよさそうだ。

「TrueWireless Stereo Plus」は、完全ワイヤレスイヤホン向けに開発されたクアルコムの最新技術。左右のイヤホンそれぞれに信号を送ることで、従来よりも途切れにくくなっている

3.再生時間(急速充電機能やトータルの再生時間をチェック)

次に重要なポイントとなるのが、バッテリーの持続時間だ。本体サイズがコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンは、大きなバッテリーを搭載することができず、再生時間は一般的なBluetoothイヤホンに対してかなり短くなってしまっている。現在発売されている製品を見てみると、3時間前後のバッテリー駆動時間をうたっているモデルが多い。そのため、収納ケースがそのまま充電ケースとなっていて、トータルで10時間以上の使用できるよう工夫されているが、それでも“聴きたいときにバッテリー切れで聴けない”可能性があるのも確かだ。

それをできるかぎり回避するため、製品選びの際はケースに“急速充電”機能がある製品を有力候補としよう。15分で1時間ほどの使用が可能な急速充電対応の製品を購入していれば、聴きたいときに聴けない事態をうまく回避することも可能になるからだ。

専用充電ケースに急速充電機能を備えたモデルも登場しつつある。写真はJaybirdの完全ワイヤレスイヤホン「Jaybird RUN」。急速充電機能を備えており、5分の充電で約1時間の音楽再生が可能だ

4.音質(自分好みの音色傾向を選ぶ)

最後に、音質についても是非チェックして欲しいところだ。最新のBluetoothイヤホン・ヘッドホンは、上位モデルを中心にaptX HDやLDACなど、ハイレゾ相当の音質を伝送することが可能なコーデックが普及してきている。Bluetoothの「便利だけど音が悪い」というイメージがいままさに払拭されつつあるのだが、サイズや消費電力の都合か、完全ワイヤレスイヤホンではSBCやAACなどスタンダードなコーデックのみの対応となっている製品がほとんどで、一部、aptX対応のモデルが出始めた程度だ。

また、本体内にアンテナやバッテリーを搭載しなければならないスペース的な制限によって、音質的にも不利な状況となっている。とはいえ、各社がさまざまな工夫を凝らしており、ここ1年で音質はかなりのクオリティアップを果たしている。そういった視点でも、最新モデルのほうが有利なのは確かだ。

完全ワイヤレスイヤホン注目機種レビュー

1. オーディオテクニカ「Sound Reality ATH-CKR7TW」
「Sound Reality」シリーズならではの徹底した音質追求に注目!

オーディオテクニカ「Sound Reality ATH-CKR7TW」 バッテリー性能は、イヤホン単体で最大6時間、ケースと合わせて最大15時間となかなかのスタミナを誇る オーディオテクニカ「Sound Reality ATH-CKR7TW」を装着したところ

音質にこだわるオーディオテクニカ「Sound Reality」シリーズ初の完全ワイヤレスイヤホンがこの「ATH-CKR7TW」だ。DLCコーティングを施した振動板や純鉄ヨークを採用した専用設計の11mm口径ドライバーを新開発。自然な音場感を生み出すステンレス製アコースティックレジスターや真鍮スタビライザーなどと組み合わせることで、さらなる高音質化をおし進めている。また、音質の要となるDACやヘッドホンアンプには、低歪み・高SNR=110dBなどすぐれたスペックを持つAKM社製の一体型オーディオデバイス「AK4375」を搭載。さらに、音響エリアと電気エリアを分割して音に対する悪影響を排除するなど、「Sound Reality」シリーズならではの徹底した音質追求がなされている。

音質に対するこだわりの結果か、接続性に関する配慮か、BOSE程ではないものの本体はやや大柄というか、あえて大きく外側に飛び出すデザインが採用されている。とはいえ、耳に装着した特になかなか重心バランスのよい、巧みなデザインにまとめられていることもあってか大きな違和感はない。また、3Dループサポートにより装着感も良好で、耳からこぼれ落ちることは試聴中まったくなかった。操作ボタンは上側に配置されており、ちょうどいい具合に本体も耳から飛び出しているため、本体上下を指で挟みながら安定した操作が行える。左側1回押しがボリューム大、左側2回がボリューム小、右側1回押しが再生/一時停止、右側2回押しが曲送り、右側3回押しが曲戻しと、ボリュームと曲送り操作側が分かれているので操作ミスが生じにくく、扱いやすく感じた。

大柄なイヤホン本体による恩恵はまだあり、大型のバッテリーを搭載することが出来たのか、約6時間という連続再生時間を確保。1回の満充電で約6時間連続再生OKなのは嬉しいかぎり。また、専用ケースから充電も合わせると、トータル15時間ほどの使用が可能となっている。十分に満足できるスタミナだろう。

肝心のサウンドはというと、音質を重視する“CKR”シリーズの名を与えられているだけあって、納得のクオリティを持ち合わせている。DLCコーティング振動板の特長ともいえる、歪みを押さえ込んだ、スピード感の高いエネルギッシュなサウンドが楽しめる。女性ボーカルはほんの少しファニーかつハスキーな印象になるものの、とても自然で聴き心地のよい歌声となっている。高域はエッジの尖った、メリハリのハッキリした音。おかげで、金管楽器は体の中を突き抜けるかのような、キレッキレの演奏を聴かせてくれる。解像感の高さが裏目に出るのか、Jポップを聴くと2kHz〜5kHzあたりにほんのちょっとしたざわつきのようなものが感じられるが、決して耳障りには思わず、かえって「ATH-CKR7TW」の丁寧な表現、音色の自然さを改めて実感するほど。低域も、フォーカスが高く見通しがよいので、スネアやベースのキレがよく、演奏がとてもリズミカルに感じられる。

デザイン、音質のどちらから見ても充分に納得できる良質な製品だ。

イヤホン重量(片耳):約9g
再生時間:最大6時間
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで1.5回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC、aptX
カラーバリエーション:ブラック、グレー

2. ソニー「WF-SP900」
スマホがなくてもOK!水中でも使える万能機

ソニー「WF-SP900」 ソニー「WF-SP900」を装着したところ

IP68の防塵・防水性能を持ち、本体内に4GBメモリーを搭載することでスマートフォンいらずで単体の音楽再生も実現。左右本体の接続にNMFI方式を採用しつつ、アンテナ構造にも改良を施すことで安定した接続と低遅延を確保した、ソニーの最新スポーツモデル。既存モデルとして、ソニーは「WF-SP700N」というコンセプトの近いモデルが存在しているが、メモリー内蔵だったり高い防水機能を誇っていたり、逆にノイズキャンセリング機能が省かれていたりと、両者では使いこなしがかなり異なってくる。また、後発モデルのアドバンテージとしては、イヤーチップ装着位置を2段階調整できるようにしたり、アークサポーターを付属するなど、装着性にかなりの工夫が盛り込まれている点が挙げられる。

また、防水に次ぐトピックといえる内蔵メモリー再生に関しては、16bit音源にとどまっていてハイレゾ音源は再生不可だが、MP3やAACはもちろん、FlacやWAVなど幅広いファイル形式に対応しているので使い勝手はよさそう。4GBの容量によって、128kbpsのMP3ファイルで約920曲、16bit/44.1kHzのWAVファイルでも約80曲入れられるため、ランニングなど、スマートフォンも持ちたくない状況などで重宝しそうだ。

そのほか、周辺の環境音をマイクから取り込むアンビエントモードやイコライザー調整も可能となっている。こちら、効果のオンオフは本体ボタンから直接行えるが、スマートフォン用アプリを活用することが前提となっていて、アンビエントモードは「ボイスモード」と「ノーマルモード」を、イコライザー調整は8タイプのなかから好みのものを選ぶようになっている。また、ケース本体はNFCによる簡単接続に対応しており、NFC対応スマートフォンやウォークマンであれば、かざすだけで簡単に機器接続を行うことができる。

接続の安定性に関しては、なかなかのレベルに達していると感じた。もちろん完全ワイヤレスイヤホンとしての限界はあるが、両耳を手で覆うなど極端な悪環境を作らないかぎりスマートフォンとの接続は維持されるし、切れたとしても復帰が素早くスムーズだ。また、左右間にNMFI方式を利用しているおかげか、切れるときには両方いっぺんに切れ、両方いっぺんに(しかも素早く)つながるため、特に大きなストレスを感じることはなかった。

不満点は装着感だ。これは、個人個人で状況が大きく異なってしまうし、もともと筆者はカナル型イヤホンが外れやすいために(耳型を採取する)カスタムIEMにハマった、という経緯を持つ、メーカーにとっては嫌らしいタイプのユーザーであるため、話半分くらいに受け取って欲しいのだが、どのサイズのイヤーチップでも耳から外れやすく、特に右は3サイズどのアークサポーターでも耳に引っかかってもらえず、試聴中にポロリとこぼれ落ちてしまうことがあった。最終的に左右ともにLサイズのイヤーチップ(2段階のうち右のみ手前を使用)、アークサポーターは左L右Mを使うことで何とか試聴が行えたが、ソニー製カナル型イヤホンでここまで苦労した記憶がないため、逆に同社既存イヤホン付属イヤーチップの出来のよさを改めて感じた次第だ。対して「WF-SP900」は、ピッタリとフィットして欲しいスポーツタイプだからこそのシビアさを持ち合わせているようなので、可能であれば一度試聴ならぬ試着することをお勧めしたい。

話は変わって、基本スペックを少々。対応するコーデックはSBCとAAC。カラーは3色が用意されている。連続再生時間は最大約3時間だが、単体再生のプレーヤーモードだと約6時間までのびる。プラス、ケースから最大3回分の充電が可能となっているので、再生時間に関してはごく一般的な内容といえる。
軽量化の意味もあって、ドライバーはBA型か採用されている。これが功を奏しているのか、音質的にもなかなかの出来映え。クリアネスなキャラクターが特徴で、帯域特性としては多少聴感上のナローさが感じられるものの、煌びやかな高域やたっぷりとした量感の低域によって、違和感なく音楽を楽しむことができる。

女性ボーカルは高域のちょっとしたピークと重なるため、擦過音が強めの歌声。その分、普段より歌声に力がこもっているようにも感じる。いっぽうで男性ボーカルは、同じようにサ行が強めなものの、ちょっと鼻にかかったかのような歌声がセクシーだ。ハイハット、金管楽器などは、とても煌びやかな演奏に感じられる。ベースやドラムなどのリズムパートは、低域にしっかりとした量感があり、それでいてフォーカス感もあるので、軽快なテンポのリズミカルな演奏が楽しめる。Jポップ、アメリカンロックなどとはなかなかに相性のよいサウンドキャラクターといえる。いっぽうで、女性ボーカルもヌケのよいのびのびとした歌声が楽しめるなど、ジャンルを問わない優等性っぷりも持ち合わせている。こと音質に関しては、巧みなまとめ上げといえる。

多機能故に操作性がやや煩雑となってしまうが、使いこなせばかなり便利な、完成度の高い製品といえるだろう。

イヤホン重量(片耳):約7.3g
再生時間:最大3時間(Bluetooth ON時)/最大6時間(Bluetooth OFF時)
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで2.5〜3回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC
カラーバリエーション:ブラック、ホワイト、イエロー

3. AVIOT「TE-D01a」
日本人向けのサウンドチューニングを採用したハイコスパモデル

AVIOT「TE-D01a」 AVIOT「TE-D01a」を装着したところ

このところのブームもあってか、完全ワイヤレスイヤホンのラインアップ数はかなり増えてきており、さまざまなメーカーが製品をリリースしている。そんな活況のなか、大いに注目されているメーカーがある。それがAVIOTだ。

こちら、Nuforce/Optomaなどを取り扱っている輸入代理店、バリュートレードが新たに起こしたオーディオブランドで、日本の音を知り尽くした日本人オーディオエキスパート達が音質設計に携わる、日本発のオーディオビジュアルブランドであることをアピールしている。同時に、最新技術をいち早く取り込み、コストパフォーマンスにすぐれた価格で提供する、という姿勢もメーカーのこだわりとして持ち合わせている様子がうかがえる。そんなブランニューメーカーAVIOTの開発第1弾“完全ワイヤレスイヤホン”となったのが、この「TE-D01a」だ。

実は、AVIOT初の完全ワイヤレスイヤホンとして発売されたのはこの「TE-D01a」ではなく、少し前にネット通販限定モデルとして登場した「TE-D01c」だったりする。AVIOTでは、製品名末尾のアルファベットで“製品開発順”を表現しており、グレードなどは特に関係なく通し番号のように付けられているのだという。それにも関わらず“a”より“c”のほうが微妙に早く発売されたのは、開発にかかった期間などいくつかの要因があるためで、今回は意図せず発売タイミングが入れ替わってしまったようだ。とはいえ、しばらくはこの法則で製品名を付けていく予定なのだそうで、“製品名末尾のアルファベットはグレードではなく開発ナンバー”と覚えておけば充分だろう。

さて、本題に戻ろう。「TE-D01a」は米クアルコムのチップセット「QCC3001」を搭載し、Bluetoothのバージョン5.0に対応。接続の安定性が追求されている。また、コーデックはSBCとAACに対応するなど、機能面、システム面での最新トレンドをしっかり押さえたモデルに作り上げられている。バッテリーの持続時間は連続再生で4.5時間ほどと現在のラインアップのなかではやや有利な数値。専用ケースによる充電を合わせると、約16時間と、満足できる数値を持ち合わせている。

装着性に関しても、いくつかの工夫が見られる。人の耳にフィットしやすい形状であることに加えて、S/L、2サイズのイヤーウイングを付属することで、確かなフィット感を追求している。なお、イヤーウイングについては各サイズ2色ずつ同梱されており、気分によって入れ替えるだけでなく、使っているものがくたびれてきたら交換することもできるのは嬉しい。
操作は右1回押し音量小、右2回押し音量大、左1回押しで再生一時停止、左2回押しが曲送り、左3回押しが曲戻しと、オーディオテクニカのちょうど左右反対となる。ボリュームと曲送り操作が左右で分かれているのは、扱いやすいかぎりだ。

さて、肝心のサウンドはというと、パワフルで勢いのあるイメージ。中域にしっかりとした厚みが確保されており、ボーカルが強い存在感を示してくれる。男性ボーカル、女性ボーカルともに普段より一歩前に出てきてくれたかのような存在感の強さを感じる。周囲の騒音が大きな電車内などでも、声がしっかりと届いてくれるのは好ましい。低域もしっかりとしたボリュームが確保されていて(それでいて中域をマスクしないのでボーカルはクリア)、屋外でも(わずかに入り込んでくる暗騒音に負けず)音痩せすることなく楽しめる。実際の使用に即した帯域バランスと感じられた。高域は完全ワイヤレス製品特有の雑味というか奔放な鳴りっぷり(これは無線部分が発生するノイズに起因する部分なのだろう)も少々感じられるが、丁寧なチューニングが施されているのか、音色的にはとても自然だし、こんなに明瞭感があるのに聴き心地が良好だったりと、絶妙なチューニングが施されているように感じる。このあたりは、日本人による日本人のためのイヤホンを目指して作り上げた、AVIOTならではのアドバンテージなのかもしれない。

いずれにしろ、1万円を大きく下まわる価格でこのクオリティを確保しているのはさすがだ。これがファーストモデルとは思えない、完成度の高さだ。

イヤホン重量(片耳):約5g
再生時間:最大4.5時間
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで2.5回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC
カラーバリエーション:ブラック、ネイビー、ダークルージュ

4. AVIOT「TE-D01b」
最新チップを搭載し、イヤホン内蔵バッテリーだけで9時間再生を実現!

AVIOT「TE-D01b」 ティアドロップ型のオーソドックスなデザインだが、付け心地はなかなかのもの AVIOT「TE-D01b」を装着したところ

バリュートレードが展開するオリジナルイヤホンブランドAVIOTから、立て続けに新製品が登場している。「TE-D01c」「TE-D01a」に続く第3弾の完全ワイヤレスイヤホンとして登場したのが、今回紹介する「TE-D01b」だ。ちなみに、AVIOTの製品名は、それぞれの製品ジャンルを示すアルファベット&数字のあとに開発ナンバーのアルファベットが入るため、「TE-D01b」は2番目に開発された製品、ということになる。ちなみにこちらの製品、先にクラウドファンディングでの販売が行われており、このたび一般販売がスタートしたもの。

「TE-D01b」最大の特徴といえば、米クアルコム社の最新チップ「QCC3026」をいち早く搭載したことだろう。こちら、低消費電力と接続の安定性にアドバンテージを持ち、さらに最新スマートフォンに搭載されているモバイルSoC「Snapdragon 845」と組み合わせることで「TWS Plus(TrueWireless Stereo Plus)」にも対応でき、さらなるバッテリーの長寿命化、接続性の安定が実現するのだという。

現在の完全ワイヤレスイヤホンは左右で親機と子機が固定されているため、左右イヤホンのバッテリー減少のズレが生じてしまうが、「TE-D01b」が採用する最新チップ「QCC3026」では、左右イヤホンを適度に「親機」「子機」と入れ替えながら接続する仕組みになっていて、左右のバッテリーを最大限有効活用することができる。これにより、現在「TE-D01b」は約9時間という望外の連続再生時間を実現しているのだ。これだけでも十分すぎるほどなのに、左右のイヤホンが直接スマートフォンに接続される「TWS Plus」が実現することで、イヤホン親機と子機の関係で発生する“頭部をまたぐ通信”がなくなり、飛躍的に接続が安定するのだという。

もちろん、これにはスマートフォン、イヤホンの両方で「TWS Plus」に対応する必要があり、もうちょっと先の話だし、実際「TE-D01b」も「TWS Plus」対応を正式には謳っていない。ソフトウェアアップデートサービスなどを行ってもらう必要が発生しそうなので、そのあたりはメーカーの今後次第と行ったところだろうか(バリュートレードから具体的なアナウンスはまだない)。

とはいえ、現状の「TE-D01b」でも充分に満足できる内容を持ち合わせている。というのも、実際に街中で試聴テストを行ってみたところ(某所にほぼすべての製品が音切れを起こすかなり厳しい場所がある)、音切れがゼロとはいえないが、ほとんど途切れなかったし、途切れても復帰がスムーズだったため、ストレスに感じることはなかった。また、公表されている約9時間という再生時間もほぼ実勢値であることも確認でしてきた。試しに仕事場で再生したまま放置してみたところ、(接続環境が良好だったこともあってか)10時間近い再生時間を記録した。やや大柄な、けれども厚みがほどよく押さえられているので持ち運びにはよさそうな専用ケースは、まずまずの容量を持つバッテリーが搭載されているようで、イヤホン本体を約8回充電でき、合わせて最大81時間の再生可能が可能となっている。これはもう、完全ワイヤレスイヤホンとしてはこれまでにない、画期的な数値といえるだろう。

なお、コーデックはSBCとAACに加えて、aptXにも対応。カラーはブルーとブラック、シルバーの3色が用意されている。また、バリュートレードが扱うイヤーピース「SpinFit」が同梱されている点もありがたい。

ティアドロップ型というべきだろうか、イヤホン本体はよくあるデザインゆえに良好な装着感を持ち合わせている。イヤーウイング等はないものの、とても安定した装着感だ。「SpinFit」を活用すれば、さらに確かな装着感が得られる。いっぽうで、操作系はかなりシンプルだった。親機子機が入れ替わることもあってか(LRの指定はある)、1回押しで再生/一時停止、1秒長押しで曲送りがあるだけで、音量調整や曲戻しは行えない。最新チップの仕様によるかもしれないが、このあたりが唯一の不満といっていいだろう。

そのサウンドは、なかなか好印象だった「TE-D01a」に対してすら格別のもの。ノイズ感や雑味が徹底的に押さえ込まれた、とてもクリアな印象のサウンドが楽しめるのだ。帯域バランスはフラット志向といえるもので、楽曲それぞれがもつ魅力をストレートに表現してくれる。気持ち力強さのある表現で、ピアノなどはタッチがいつもよりほんの少し強めだが、いたって客観的な表現だ。とはいっても、決してクールな音色というわけではなく、あくまでもニュートラルなサウンドキャラクターといえる。何よりも高域が鋭すぎず、それでいて明瞭な表現をしてくれている点がとても好ましい。ハイハットの音は、ほんの少し硬い部分があるものの、金物の音が響きすぎるようなことなく、シャッシャッと本来のものに近い音色を的確に再現してくれる。ボーカルは、女性も男性もニュートラルで、ほんのちょっとだけハスキーな、存在感のある歌声を聴かせてくれる。

そういった音色傾向の確かさ以上に感心させられたのが、空間表現の確かさだ。定位感がとてもしっかりとしており、広がり感も良好。左右、奥行き方向にスムーズに広がる音場表現を楽しませてくれる。完全ワイヤレスイヤホンでここまで空間表現にすぐれた製品は、コリまでに聴いたことがない。バッテリー持続時間と音質に関しては、格別の魅力を持つモデルといっていいだろう。

イヤホン重量(片耳):約4.5g
再生時間:最大9時間
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで8回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC、aptX
カラーバリエーション:ブラック、ガンメタル、ネイビー

5. NUARL「NT01B」
「QCC3001」採用で接続性を高めたNTシリーズの新スタンダードモデル

NUARL「NT01B」 「NT01」からケースサイズが一回り大きくなり、イヤホンへの充電回数が増えた NUARL「NT01B」を装着したところ

音質とともに装着感やデザインなどにも配慮した、日本らしい製品作りを特徴とするNUARLの、完全ワイヤレスイヤホン・セカンドモデルが「NT01B」だ。

実は、このタイミングでNUARLは数タイプの完全ワイヤレスイヤホンをほぼ同時期にラインアップすることとなったようだ。どれもNUARL独自の特徴的なイヤホン本体の基本デザインは変わらず、ライトモデルや上級モデル、スポーツモデル(のみデザインが異なる)など、音質や機能性に差異を作り上げている。そのなかでもこの「NT01B」は、ファーストモデル「NT01」で好評だった左右非対称デザインやイヤホン本体上部に配置された操作ボタン、イヤホン本体内部のナノコーティング撥水処理によるIPX4相当の防滴性能、歪みを押さえてクリアなサウンドを生み出す効力を持つというHDSS技術を採用する6mm口径ダイナミック型ドライバーの搭載など、基本的な部分はそのままに、最新バージョンへとブラッシュアップを図った後継モデルとなっている。

そのため、細かい部分まで共通する仕様が盛り込まれており、ノズル先端に取り付けて耳穴の周囲を塞ぐ「フィッティングタイプ」とノズルの奥側に取り付けてより深く耳に入り遮音性を高める「プラグインタイプ」2種類のシリコン製イヤーピースを付属する点なども変わりない。コーデックは、SBCとAACに対応し、連続再生時間が約5時間というのも同じ。いっぽうで、コンパクトなサイズの専用ケースも同じデザインながら、充電可能回数が約1.5回から約2.5回へとグレードアップされていたりもする。

カラッとした、ややドライで軽快なサウンドキャラクターも、ファーストモデルから受け継がれたもの。クリアでのびのびとした、それでいてキレのある高域と、フォーカスの明瞭な低域によって、見通しのよい清々しいサウンドを楽しませてくれる。結果、女性ボーカルはちょっとだけ可愛らしい心地よい響きの歌声を聴かせてくれるし、ピアノもタッチの明瞭なのびのびとした演奏を聴かせてくれる。チェロやベースなどのリズム楽器は、音階がハッキリとしていていつもより躍動的な表現に思える。「NT01」に対してほとんど同じサウンドだが、逆にいえば「NT01」の完成度を改めて感じさせてくれる製品だともいえる。専用ケースのバッテリー容量が増え、さらに使い勝手のよさが向上したこと、そして音質面の魅力があるモデルだ。コストパフォーマンスも、かなりのレベルといえるだろう。

イヤホン重量(片耳):約5g
再生時間:最大5時間
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで1.3回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC
カラーバリエーション:マットブラック、ブラックシルバー

6. NUARL「NT01AX」
クアルコムの最新チップを搭載したNUARLの旗艦モデル

NUARL「NT01AX」 イヤホン単体で最大約10時間のロングバッテリーを実現。付属の専用ケースからは約2.5回の満充電が行える NUARL「NT01AX」を装着したところ

この冬に発売されるNUARL製完全ワイヤレスイヤホン群のなかで、最上級モデルに位置付けされているのが「NT01AX」だ。こちら、最大の特徴となっているのが米クアルコム製の最新Bluetoothチップ「QCC3026」を採用していること。これにより、通信性能の向上とバッテリー持続時間の長時間化を実現。特にバッテリー持続時間は、最大で約10時間ものロングライフを実現しているという。付属の専用ケースからは約2.5回の満充電が行えるため、こちらを合わせるとトータル35時間ほどになる。これはとても嬉しい数字だ。

いっぽう、接続性に関しては、「TWS Plus(TrueWireless Stereo Plus)」に対応。最新スマートフォンに搭載されているモバイルSoC「Snapdragon 845」と組み合わせることで、接続性維持のためのウイークポイントとなっている“頭部間の通信”がなくなるため、安定性が飛躍的向上するとアピールしている。しかしながら、「Snapdragon 845」は搭載していても「TWS Plus」対応をうたうスマートフォンやアプリはない(ソフト等の対応が必要となるようだ)ため、今後の登場が待たれるところだ。

ドライバーはグラフェンコートが施された振動板を持つ6mm口径のダイナミック型ユニットを搭載。これに、歪みを押さえてクリアなサウンドを作り上げるHDSS技術を組み合わせることで、NUARLならではの良質なサウンドが追求されている。

コーデックはAACとSBC、aptXに対応。これに加えて、「Qualcomm Kalimba DSP」による音質チューニングが施されていて、コーデックの違いによる音質低下を意識しない良好なサウンドが作り上げられているとアピールする。

操作系はしっかりしている。親機子機のない「QCC3026」ゆえに、左右ともに1回押しが再生/一時停止となるが、右2回押しが音量小、右3回押しが音量大、左2回押しが曲送り、左3回送りが曲戻しというように、これまでのNUARL製完全ワイヤレスイヤホンと共通性のある操作を実現している。また、マイクを活用して音声入力、音声アシスタントの操作などにも利用できる。このあたり、操作系についてのきめ細やかな配慮は、さすがNUARLといえる部分だ。

さて、肝心のサウンドはというと、標準モデル「NT01B」とは別物と行っていい上質なサウンドを持ち合わせている。見通しのよい、広がり感のあるサウンドが存分に楽しめるのだ。特に高域、ピアノや女性ボーカルがとてもクリアで、心地よい音色を聴かせてくれる。ヴァイオリンの音はややライトな印象ながら、とても美しい響きがある。低域のフォーカスの高さ、ややハリのある高域の表現など、NUARLらしさは共通項があるものの、基本的な“クオリティ”が大きくグレードアップしている。この音を一度聴いてしまうと、もう下位モデルには戻れない、そんな気になってしまうほどに格別なサウンドだ。

この音のよさは、どうやら「QCC3026」チップの恩恵が大きいのかもしれない。同じ「QCC3026」を採用するAVIOT「TE-D01b」でも感じたのだが、どちらも同じブランド内で「QCC3026」チップ搭載モデルが格段に良質なサウンドを持っている。実は、「QCC3026」チップのなかにはDSP機能なども統合されており、ある程度音質についてコントロールできるという話を聞く。もしかすると、機能性向上にともない、こういった音質パートにも改善が図られているのかもしれない。バッテリー持続時間といい安定した接続性といい、これからの完全ワイヤレスイヤホンは「QCC3026」チップの搭載がひとつのキーポイントとなってくるのかもしれない。

いずれにしろ、「NT01AX」はこれまでのNUARL製品らしさを保ちつつ、最新チップによってさらなる進化を果たした、とても優秀な製品であることは断言しよう。

イヤホン重量(片耳):約5g
再生時間:最大10時間(SBC/AAC再生時)/最大7時間(aptX再生時)
充電方法:専用ケース(内蔵バッテリーで2.5回分のフル充電が可能)
対応コーデック:SBC、AAC、aptX
カラーバリエーション:ブラックゴールド

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