選び方・特集

《2023年》おすすめBluetoothスピーカー15選! 防水・照明一体型などを厳選

いつもはイヤホンやヘッドホンを使って聴いているスマートフォンやタブレットの音楽を、もっと手軽によい音で楽しみたい。そんな望みをかなえてくれるのが、スマートフォンやタブレットとワイヤレスで接続して使えるBluetoothスピーカーです。

ケーブルいらずで音楽を楽しめる手軽さから、スピーカーでの音楽再生方法の定番となっています。バッテリーを内蔵しているため、持ち運びも簡単にできることが共通の魅力ですが、お手頃価格のコンパクトモデルから防水・防塵対応の高機能モデル、インテリア性を重視したモデルなど、非常に多くのタイプの製品が発売されています。

そんなBluetoothスピーカー選びのポイントを解説するとともに、数あるBluetoothスピーカーの中から、15のおすすめモデルを紹介します!

まずはバッテリー容量や本体サイズ、防水性能などに注目

Bluetoothスピーカーの選び方で最も重要なのは、どういったシーンで利用するかということです。主にどの場所で利用するかによって、選ぶ製品も少しずつ変わってきます。

ここで紹介する製品はBluetoothでの無線接続を前提としたバッテリー内蔵モデルですが、バッテリー容量や本体サイズはさまざま。ひんぱんに持ち出しや移動をするのであれば、バッテリー駆動時間や本体サイズ・重さにも注目です。

アウトドアやバスルームでの使用を考えているなら、防水・防塵(ぼうじん)性能は外せません。最近は、防水・防塵性能を備えた製品が増えていますが、製品によって対応する防水・防塵性能はまちまちです。軽い雨や水しぶきから本体を守るのであれば防水保護等級は「IPX5」で十分ですが、お風呂で使うのなら、万が一の水没のときにも対応できるように防水保護等級で「IPX7」以上のものを選ぶのがよいでしょう。

防塵等級については「IP6X」が最高性能で、粉塵(ふんじん)の侵入を完全に防げます。防水・防塵の両方を持ち合わせた「IPX67」の製品を選べば、砂浜などでも安心して利用できます。

アウトドアやバスルームでの使用を考えているなら、防水・防塵性能は必須! お風呂で使うのなら、水没時も安心できる「IPX7」以上がよいでしょう.

アウトドアやバスルームでの使用を考えているなら、防水・防塵性能は必須! お風呂で使うのなら、水没時も安心できる「IPX7」以上がよいでしょう.

音質は聴いてみなければわからない部分ですが、スペックから見えてくる要素もあります。高音質モデルを求めるならば、スピーカーユニットの構成や音の広がり方に注目です。コンパクトな製品の場合、スピーカー1基のモノラル再生のものもあります。左右の音の広がりを重視するなら、ステレオ再生に対応したモデルを選ぶのがよいでしょう

また、ステレオ再生に対応したBluetoothスピーカーでも、コンパクトな筐体を採用したモデルの場合、スピーカーユニットの左右の間隔があまりなく、ステレオ感に乏しい音になりがちです。本格的なステレオ再生を楽しみたいのであれば、できるだけ本体サイズが大きいモデルを選んだほうが高音質で音楽を楽しめる可能性は高まります。

たとえばJBLの「FLIP6」は楕円形のウーハー(左)に加えて、16mmツイーター(右)を搭載する2ウェイ構成です。これで幅広い帯域の再生を目指します

たとえばJBLの「FLIP6」は楕円形のウーハー(左)に加えて、16mmツイーター(右)を搭載する2ウェイ構成です。これで幅広い帯域の再生を目指します

複数の人数で音楽を聴くことが多い場合は、音が全方位に広がる無指向性タイプのBluetoothスピーカーが最適です。音がスピーカーの周辺360度にまんべんなく広がるため、「360度スピーカー」とも呼ばれます。もちろん、ひとりで使う場合でもリビングやキッチンなどの場所を問わずに音楽を楽しみたい人には、よりよい選択肢となるはずです。

バルミューダ「BALMUDA The Speaker M01A-BK」の音楽再生イメージ。一方向に強く音を発するのではなく、周囲に音を広げます

バルミューダ「BALMUDA The Speaker M01A-BK」の音楽再生イメージ。一方向に強く音を発するのではなく、周囲に音を広げます

トレンドでもある定番の3メーカーソニー、Bose、JBL

2023年4月28日時点での価格.comにおけるBluetoothスピーカートレンド。ソニー、Bose、JBLがこの分野での売れ筋です

2023年4月28日時点での価格.comにおけるBluetoothスピーカートレンド。ソニー、Bose、JBLがこの分野での売れ筋です

価格.comのBluetoothスピーカーカテゴリーを確認していただければわかるのは、Bluetoothスピーカーを発売しているメーカーは多くないということ。「スマートスピーカー」と呼ばれる音声認識や音声操作に対応した製品としてはアップルの「HomePod」やAmazonの「Echo」シリーズなどが登場していますが、ここで紹介する製品は、音声認識などの機能を持たない、バッテリー内蔵スピーカーたちです。

その中で、定番のメーカーとして人気を博しているのはソニー、Bose、JBL。まずはこれらのメーカーから、価格.com人気売れ筋ランキング(2023年4月28日時点)でも上位に入るモデルをピックアップ。価格.comでの口コミ・レビューの声も交えて紹介します。

ソニー
「SRS-XB23」
防水・防塵・防錆! 縦置き&横置きが可能で海やアウトドアで使えるモデル

「SRS-XB23」は、迫力の重低音再生にこだわった「EXTRA BASS」シリーズのBluetoothスピーカー。IP67に準拠する防水・防塵・防錆(ぼうせい)設計で、お風呂やキッチンのほか、海やアウトドアでも水しぶきを気にせず使用できます。内部には、約42×51mm口径の非対称形フルレンジスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」とパッシブラジエーターをそれぞれ2基配置。低音を強化する「EXTRA BASS」モードのほか、高音質デジタルアンプ技術「S-Master」、圧縮音源補間技術「DSEE」などの高音質技術を搭載しています。また、縦置き・横置きのどちらでも高音質・重低音を楽しめるように音質調整される「モノラル」モードにも対応。「STAMINA」モード時には連続12時間再生、「EXTRABASS」モード時には同10時間再生できるロングバッテリー仕様もうれしいポイントです。

【スペック】
●本体サイズ:76(幅)×218(高さ)×76(奥行)mm
●重量:約580g
●総合出力:14W
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大約12時間(Bluetooth接続時/Standardモード)
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
●カラーバリエーション:ブラック、ベージュ、レッド、ブルー、グリーン

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・低音が物凄い。高音を潰さずに沢山出る。
・自分の好みに調整するとよりいい感じになる。

ソニー
「SRS-XE300」
独自技術で広いリスニングエリアを実現する

ソニーの独自技術「Line-Shape Diffuser(ライン シェイプ ディフューザー)」という独自技術を導入し、広いリスニングエリアを持つことが「SRS-XE300」の特徴です。約49×71mm口径の非対称形フルレンジスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を2基搭載することで、本体をコンパクトなままユニットサイズを最大化。これにより、高い音圧や力強い低音を再生します。リスニングエリアが広いモデルは、部屋の中を移動しながら使う場合や「ながら聴き」にぴったり。さらに「SRS-XB23」と同じくこちらもIP67の防水・防塵・防錆対応。お風呂や海などにも安心して持ち出せます。

【スペック】
●本体サイズ:約105(幅)×238(高さ)×119(奥行)mm
●重量:約1.3kg
●総合出力:非公開
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大約24時間(STAMINAモード/音量を約34で使用)
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
●カラーバリエーション:ブラック、ライトグレー、ブルー

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・ノートPC内蔵スピーカーとは雲泥の差です。
・「SRS-XE200」と比べると低音の量感はかなりあるし高音の伸びもある。

Bose
「SoundLink Mini II Special Edition」
力強い重低音再生が魅力のロングセラーシリーズ最新モデル

Boseの大ヒットBluetoothスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」の後継機として登場したスペシャルエディションモデル。好評を博したベースモデルの設計を受け継いでおり、2基のパッシブラジエーターを向かい合わせに配置した「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」を採用することで、横幅約18cmの非常にコンパクトなボディからは想像できないほどのズシッと響く力強い重低音再生を実現します。スペシャルエディションモデルの特徴は、新たにUSB Type-C充電ポートを装備したこと、バッテリー持続時間が20%アップしてより利便性が高まったことです。アルミ削り出しの質感の高い洗練された外観もクール。

【スペック】
●本体サイズ:180(幅)×51(高さ)×58(奥行)mm
●重量:680g
●総合出力:非公開
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大約12時間
●防水・防塵性能:×
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ラックスシルバー、トリプルブラック

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・こんなに小さいのにサブウーハーが付いているのかと思うくらい低音が出ます。
・Boseらしく、自然な低音がよく出てクラシック的な音楽を流すのに具合がいいバランスの音です。

Bose
「SoundLink Flex Bluetooth Speaker」
防水・防塵で衝撃にも強いタフな設計

BoseのBluetoothスピーカーを、水辺など夏のアクティビティーに持ち出したいならば、「IP67」相当の高い防水・防塵性能を持ったこちらが最適です。ボディ素材はシリコン、グリルはパウダーコーティングされたスチール。床に落としてしまうなどの衝撃にも強い設計がされているだけでなく、腐食や紫外線にも強いタフさが特徴です。音質については前後に配置されたパッシブラジエーターがしっかりと低域を再生するほか、「PositionIQテクノロジー」による、置き方に応じた音質の自動調整が可能。場所や設置方法を問わず、豊かなサウンドを楽しめます。

【スペック】
●本体サイズ:201.4(幅)×90.4(高さ)×52.3(奥行)mm
●重量:580g
●総合出力:非公開
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大12時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック、ホワイトスモーク、ストーンブルー、カーマインレッド

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・さすがBose。音量をたいして上げていない状態でも、ちょっとはなれた場所でクリアに聞こえる。
・スピーカー本体はわりとコンパクトなのに、どこにこんなパワーを秘めているのか本当に不思議。音楽も重低音、高音、いいバランスです。

JBL
「FLIP6」
2ウェイ+パッシブラジエーターのパワフルサウンド

業務用、家庭用オーディオどちらの世界でも有名な、JBLの定番Bluetoothスピーカーです。500mlのペットボトル大ながら、「FLIP」シリーズのために開発された44×80mmという大きめの楕円形ウーハー、16mmツイーターによる2ウェイ構成。さらに低音増強用に2つのパッシブラジエーターを採用して再生するオーディオブランドらしいパワフルなサウンドが特徴です。IP67の防水・防塵対応であることに加え、カラーバリエーションが多いことも選びやすさのポイントのひとつ。2023年4月に写真の新色「ティール」が加わったばかりです。

【スペック】
●本体サイズ:178(幅)×68(高さ)×72(奥行)mm
●重量:550g
●総合出力:30W
●バッテリー駆動時間:約12時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ティール、ピンク、ブルー、ホワイト、スクワッド、レッド、ブラック

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・低音系なのでBoseと比較になると思う。価格的にこちらのほうがコスパいいかな?
・抜群の重低音。車の後部座席では、カーステレオよりこちらのほうがずっと音がいい。

JBL
「CHARGE 5」
7500mAhバッテリー搭載でスマホ充電もできる! パワフルなアウトドアモデル

7500mAhのバッテリーを搭載し、最大20時間の連続再生が可能なアウトドアモデル「CHARGE」シリーズの最新世代機種。スマートフォンなどを充電するモバイルバッテリーとしても使用できるのが特徴です。内部は20mmツイーターと独自開発の52×70mm楕円型ウーハーを搭載する2ウェイ構成で、パッシブラジエーターも装備しており、パワフルなサウンドを実現します。「PartyBoost」機能により、同機能を搭載したJBLスピーカー同士を複数台接続して一斉に音楽を鳴らすといったことも可能。IP67相当の防水・防塵性能も備えており、屋外イベントやアウトドアシーンで栄える1台です。

【スペック】
●本体サイズ:223(幅)×96.5(高さ)×94(奥行)mm
●重量:非公開
●総合出力:非公開
●バッテリー駆動時間:約20時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:グレー、ブラック、ブルー、レッド、スクワッド

価格.comのクチコミ・レビュー(一部を抜粋・編集しています)
・このサイズとは思えない低音ながらクリアな音色。JAZZやJ-POPなど、そつなく鳴らす感じです。
・10年選手の「iPod touch」も給電しながら聴けるので、延命になりました。サイズが大きく重いかもしれませんが、音がいいのでOKです。

価格も手ごろな超コンパクトモデル

スマートフォンと一緒に持ち運び、いつでもどこでも手軽に音楽を楽しみたいのであれば、毎日の持ち運びでも苦にならない超コンパクトモデルがおすすめ。価格も手ごろです。手のひらに収まるほどのかわいいモデルですが、スマートフォンやタブレットの内蔵スピーカーよりも高音質で音楽を楽しめますよ。

JBL
「JBL GO 3」
手のひらでJBLサウンドを鳴らす! ポップなカラーのスクエア型モデル

本体重量209gという小型軽量サイズが特徴の「JBL GO 3」。手のひらサイズのコンパクトなボディながら、43×47mm口径のフルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを組み合わせた設計で、広がりと奥行きのあるサウンドを実現するモデルです。さらにIP67相当の防水・防塵性能も備えており、屋内/外を問わずさまざまな場所に手軽に持ち出して使えます。ファブリック素材を使用したカジュアルなデザインと、全7色(ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、オレンジ、ピンク、スクワッド)から選べるポップなカラーバリエーションで、SNS映えする小物としてもぴったりです。

【スペック】
●本体サイズ:87.5(幅)×75(高さ)×41.3(奥行)mm
●重量:209g
●総合出力:4.2W
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大約5時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック、ブルー、ホワイト、レッド、オレンジ、ピンク、スクワッド

ソニー
「SRS-XB13」
防水・防塵対応で手のひらサイズのかわいい重低音モデル

「SRS-XB13」は、重低音再生にこだわったソニーの「EXTRA BASS」シリーズのBluetoothスピーカーで、手のひらサイズを実現したモデル。その小型ボディの中に、約46mm口径のフルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターを搭載しています。ソニー独自の技術「Sound Diffusion Processor」により、広がりのあるサウンドを再現することが特徴。また、付属のストラップを使ったぶら下げ設置も可能です。IP67相当の防水・防塵にも対応しており、急な雨が気になるキャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでも活用できます。

【スペック】
●本体サイズ:76(幅)×95(高さ)×76(奥行)mm
●重量:253g
●総合出力:5W
●バッテリー駆動時間:連続再生で最大約16時間(Bluetooth接続時)
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC、AAC
●カラーバリエーション:ブラック、ライトブルー、パウダーブルー、ベージュ、コーラルピンク

Anker
「Soundcore Mini 3」
とにかく気軽に使える、マグカップ大の防水モデル

紹介する15モデルの中で最も安価(2023年4月28日の価格.com最安価格)なのが、この「Soundcore Mini 3」。マグカップほどのコンパクトさが特徴の「Soundcore Mini」シリーズの最新製品で、充電ポートがUSB Type-Cに、Bluetoothバージョンが5.0になるなどのアップデートがされています。また、従来モデルでは非対応だったSoundcoreアプリにも対応。イコライザーを使えばシーンや好みに合わせた音質調整も可能です。IPX7相当の防水性能もありますから、どこにでも気軽に持ち運べますね。「PartyCastモード」では最大100台の「Soundcore Mini 3」を同時にワイヤレス接続、同じ音楽を同時に再生できます。

【スペック】
●本体サイズ:72(幅)×84(高さ)×72(奥行)mm
●重量:230g
●総合出力:6W
●バッテリー駆動時間:最大約15時間
●防水・防塵性能:IPX7
●対応コーデック:非公開
●カラーバリエーション:ブラック、ネイビー、レッド、グレー

定番メーカー以外にも注目したい防水モデル

定番やコンパクトモデルでも防水・防塵は一般的な機能になっていることはここまでのとおり。IP67の防水・防塵機能を優先して考えるならば、もう少しほかのモデルも視野に入ってきます。

Bang&Olufsen
「Beosound Explore」
上品に仕上げられた名門オーディオブランドの360度スピーカー

デンマークの高級オーディオブランドBang&Olufsen(バングアンドオルフセン)も、Bluetoothスピーカーを定期的に発売しています。「Beosound Explore」は「Bang&Olufsen史上最もタフ」と標榜する360度Bluetoothスピーカー。外装の素材は主にアルマイト処理されたアルミニウムで、高級ブランドらしいエレガントさ。IP67の防水・防塵性能で表面ははがれにくく、頑丈に仕上げられています。スピーカーユニットには1.8インチ(約4.5cm)のフルレンジドライバーを2基使用。これを30Wのアンプでそれぞれに駆動し、上品なサウンドを360度周囲に拡散します。

【スペック】
●本体サイズ:81(幅)×124(高さ)×81(奥行)mm
●重量:637g(カラビナを含む)
●総合出力:60W(30W×2)
●バッテリー駆動時間:最大約27時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック、グリーン、グレーミスト、チェスナット、ネイビー

Sonos
「Sonos Roam SL」
サウンドバーが人気のSonosのサウンドを手軽に楽しめる

「Sonos Roam SL」は、サウンドバーで人気を博すSonos(ソノス)のBluetoothスピーカー。同じコンセプトの製品に「Sonos Roam」がありますが、そこからスマートスピーカー機能を除き、簡略化することでより低価格で展開されるモデルです。Bluetoothスピーカーとは言っても、ほかのモデルとは異なりWi-Fiに対応し、独自アプリでの操作も可能。詳細は公開されていませんが、ツイーターとウーハーを各1基搭載する2ウェイ構成をとり、それぞれを独立したアンプで駆動する本格オーディオ仕様。コンパクトでもキレと迫力のあるサウンドを実現しました。縦/横置きに応じて自動で音質調整をする機能も備えています。

【スペック】
●本体サイズ:168(幅)×62(高さ)×60(奥行)mm
●重量:430g
●総合出力:非公開
●バッテリー駆動時間:最大約10時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:非公開
●カラーバリエーション:シャドーブラック、ルナーホワイト

インテリア性のある照明一体型

一見するとインテリア家具でありながら、実は家電の機能を持った製品を昨今では「ステルス」家電と呼ぶことがあります。Bluetoothスピーカーはどうかと言えば、照明と一体化することで、よりインテリアになじむ存在に進化した製品があるのです。

バルミューダ
「BALMUDA The Speaker M01A-BK」
真空管風ライトの光とともに心地よいサウンドを鳴らす360度スピーカー

やさしい風を生み出す扇風機や“究極のトースト”が焼けるオーブントースターなど、生活家電の世界でさまざまなヒット作を生み出してきたバルミューダが開発したBluetoothスピーカーです。その特徴を簡単に言うと、真空管をモチーフにしたLEDを3基する、照明一体型の360度スピーカー。しかし、ただデザインコンシャスなだけではなく、音作りにもかなりこだわっています。天面を向いたスピーカーから真上に向けて音を放出し、天井に反射したやわらかな音が耳に届く仕組みとすることで、やさしく心地よい360度サウンドを実現するのがポイント。楽曲のリズムに合わせてライトが点滅するギミックも搭載しており、音楽を聴く空間を楽しく彩ってくれる1台です。

【スペック】
●本体サイズ:105(幅)×188(高さ)×105(奥行)mm
●重量:1,000g
●総合出力:8W
●バッテリー駆動時間:約7時間
●防水・防塵性能:×
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック、ホワイト

CANON
「albos Light&Speaker ML-A」
クリアな音を360度に広げるキヤノンのBluetoothスピーカー

アルミ削り出しの精悍なボディが印象的な「albos Light&Speaker ML-A」は、なんとキヤノンが発売した照明一体型のBluetoothスピーカーです。50mmフルレンジスピーカーを上部搭載し、360度に音を広げるいっぽう、下部には低音増強のためのパッシブラジエーターを搭載。クリアで豊かな音をリスナーに届けます。可動式のアームに支えられたLED照明部分は「白色(3,450K)」「暖色(6,450K)」の2色、明るさは3段階で調整可能。インテリア性の高いBluetoothスピーカーを探しているならば、注目したいモデルです。

【スペック】
●本体サイズ:122(幅)×310(高さ)×122(奥行)mm
●重量:1,600g
●総合出力:10W
●バッテリー駆動時間:約3時間(ライト点灯、音楽再生併用時)
●防水・防塵性能:×
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック、シルバー

ファン垂涎のギターアンプ型

インテリア性という意味で最も特徴的なのは、ギターアンプを模した製品かもしれません。ギターファン垂涎の名門ブランドからも、Bluetoothスピーカーが発売されているのです。

Marshall
「Emberton II」
あこがれの「3段積み」もできる! Marshallのコンパクトモデル

エレキギターのファンならば誰もが知るはずのギターアンプブランドMarshall(マーシャル)も、イヤホンやヘッドホンを始めとする音響機器を発売しています。「Emberton II」は2インチ(約5cm)のフルレンジドライバーと2つのパッシブラジエーターでMarshallサウンドを実現する、コンパクトなBluetoothスピーカー。「マルチディレクショナル(全方位)サウンド」を採用し、幅広いリスニングエリアへ音を届けます。ギターアンプ然としたビジュアルはまさにMarshall製品そのままですが、IP67の防水・防塵性能でアウトドアシーンでも利用可能。「スタックモード」では同製品を複数台接続できるので、小さな「Marshall 3段積み」も実現できます!

【スペック】
●本体サイズ:160(幅)×68(高さ)×76(奥行)mm
●重量:700g
●総合出力:20W(10W×2)
●バッテリー駆動時間:約30時間
●防水・防塵性能:IP67
●対応コーデック:SBC
●カラーバリエーション:ブラック&ブラス、クリーム

FENDER
「Fender Audio NEWPORT 2」
トレブル/ベースノブでイコライジングも簡単

Marshallのギターアンプ型があるのならば、もちろんFENDER(フェンダー)のギターアンプ型Bluetoothスピーカーもあります。「Fender Audio NEWPORT 2」はギターブランドとして有名なFENDERのビンテージスタイルアンプにインスパイアされたというモデル。メタルグリルだけでなく、ボリューム・高域(トレブル)/低域(ベース)調整のノブも同社のギターアンプを彷彿とさせます。スピーカーユニットはウーハー2基+ツイーター1基の2ウェイ構成。高域(トレブル)/低域(ベース)調整ノブを使えば、簡単に部屋に合わせた音質調整ができることも魅力です。

【スペック】
●本体サイズ: 184.1(幅)×133(高さ)×75(奥行)mm
●重量:1,500g
●総合出力:30W
●バッテリー駆動時間:約12時間
●防水・防塵性能:×
●対応コーデック:SBC、AAC、aptX
●カラーバリエーション:ブラック/ゴールド、ブラック/ガンメタル、レッド/ゴールド、レッド/ガンメタル

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価格.comマガジン編集部

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