新製品レポート
Bluetoothスピーカー・イヤホン・ヘッドホンを一挙発表

本物の音を手の届きやすい価格で!Ankerがオーディオ専門ブランド「Soundcore」を設立

手ごろな価格のモバイルバッテリーやBluetoothスピーカー、Bluetoothイヤホンといったスマートフォンをさらに便利にするデジタルガジェットを手がけるAnker。価格.comマガジンのユーザーの中にもお世話になっている人は多いはずだ。そんなAnker製品の日本展開を手がけるアンカー・ジャパンが4月27日、新事業戦略発表会を開催。これまでAnkerブランドで展開していたBluetoothスピーカーやBluetoothイヤホンといったオーディオ製品を、新たに立ち上げるSoundcoreブランドで展開することが明らかにされた。

Bluetoothスピーカーのシリーズ名となっていた“Soundcore”が、シリーズ名からブランド名に昇格。これまでAnkerやZoloなどのブランドで展開していたオーディオ製品を“Soundcore”に一本化し、オーディオ製品を本格的に展開していくという

発表会に登壇した同社代表取締役の井戸義経氏によれば、アンカー・ジャパンが立ち上がってから5年が経ち、取り扱う製品ジャンルが年々増えている中で、近年特にBluetoothスピーカーやBluetoothイヤホンといったオーディオ製品の割合が拡大。Zoloブランドの完全ワイヤレスイヤホン「Liberty」のヒットなどもあり、今後もさらなる成長が見込めるオーディオ分野にさらに注力するために、Bluetoothスピーカー製品に冠していた“Soundcore”という名称をブランドに昇格させ、AnkerブランドやZoloブランドに分散していたオーディオ製品を集約。本物の音を手の届きやすい価格で提供できるように、デザイン、機能性、音質、価格のすべてにこだわり、Ankerのようなブランドに育てていきたいという。

発表会に登壇した同社代表取締役の井戸義経氏

発表会に登壇した同社代表取締役の井戸義経氏

モバイルバッテリー中心の製品展開だった設立当初に比べると、オーディオ製品の占める割合が年々増加しているという

Soundcoreブランドでも、Ankerブランド同様に、性能と価格のちょうどいいバランスのよさを追求していくという

新事業戦略発表会のなかでは、今後投入予定の新製品についても明らかにされた。Bluetoothスピーカーは、手のひらサイズの小型スピーカー「Sondcore Mini」、AnkerのBluetoothスピーカーのDNAを受け継ぐ高コスパモデルという位置付けの「Sondcore Motion」、360°タイプのBluetoothスピーカー「Soundcore Flare」、プレミアムラインの「Sondcore Model」の計4シリーズを展開予定。コンパクトな筐体で力強いベース音を響かせる「BassUPテクノロジー」や、モバイルバッテリーの開発のノウハウを生かし、音声信号に応じた電圧でスピーカーを駆動させることで省電力化を実現する「Power Boostテクノロジー」など、これまでAnkerのBluetoothスピーカーで培ってきた各種テクノロジーを惜しみなく投入したモデルになっているという。

Bluetoothスピーカーの新製品は、4シリーズ計5モデルが発表された

Bluetoothスピーカーの新製品は、4シリーズ計5モデルが発表された

「BassUPテクノロジー」や「Power Boostテクノロジー」といったこれまでのAnkerブランドで展開していたBluetoothスピーカーに搭載されてきたテクノロジーに加え、新しい機能を搭載したモデルもラインアップされた

Bluetoothスピーカーラインアップの中核モデルという位置付けの「Soundcore Flare」は、ここ最近のトレンドになっているイルミネーション機能を搭載。専用アプリと組み合わせることで、さまざまなタイプのイルミネーションを切り替えることができるほか、「Soundcore Flare」を2台用意して連携させることで、ステレオ再生やイルミネーション連動なども楽しめるという。

イルミネーション機能や2台連携させてステレオ再生できる機能などを備えたBluetoothスピーカーの中核モデル「Soundcore Flare」

上位モデルの「Soundcore Flare+」も展開予定とのこと

上位モデルの「Soundcore Flare+」も展開予定とのこと

プレミアムラインの「Sondcore Model」は、デンマークのSCANSPEAKが手がけるドライバーユニットを搭載することで、音圧や音の広がりを強化し、歪みの少ないサウンドの実現している。ちなみに、コンポーネントオーディオといったハイエンドHiFiオーディオ機器以外でSCANSPEAK製ドライバーユニットを搭載したのはSondcoreブランドが初だという。

丸みを帯びたユニークな形状を採用する「Sondcore Model Zero」。出力60Wとなっており、かなりパワフルなサウンドを楽しめる

Bluetoothイヤホン・ヘッドホンについては、スポーツシーンを想定したイヤホン「Sondcore Spirit」、完全ワイヤレスイヤホン「Sondcore Liberty」、普段使いにフォーカスしたイヤホン「Sondcore Life」、スタンダードタイプのヘッドホン「Sondcore Vortex」、プレミアムラインのヘッドホン「Sondcore Space」の5シリーズを展開する。

Bluetoothイヤホン・ヘッドホンは、用途や機能別に多彩なシリーズをラインアップ

Bluetoothイヤホン・ヘッドホンは、用途や機能別に多彩なシリーズをラインアップ

「Sondcore Spirit」シリーズは、IPX7相当の防水性能と防汗性能を備えたのが最大の特徴。同社独自の調査でスポーツタイプのイヤホンにおける故障の原因の実に50%が汗によるものだということで、これにしっかりと対応するために、9か月もの期間をかけて開発したという独自の「SweatGuardテクノロジー」を搭載し、サーフィンなど海水のかかるようなシーンでも使える高い防汗性能を実現したという。

「Sondcore Spirit」(写真左)と「Sondcore Spirit X」(写真右)。税込み2,999円という非常に安価なモデルながら、IPX7の防水性能と海水にも耐えられる防汗性能を搭載したのがウリだ

軍事技術を応用した4層のナノコーティングを用いることで、構造設計段階でIPX7の防水性能を担保しているという

すぐれた防水性能をアピールするために、水に浸すデモも行われていた

すぐれた防水性能をアピールするために、水に浸すデモも行われていた

「Sondcore Life」シリーズで展開されるネックバンドイヤホン「Sondcore Life NC」と、「Sondcore Space」シリーズで展開されるプレミアムヘッドホン「Sondcore Space NC」は、高精度なノイズキャンセリング機能を搭載。「Sondcore Life NC」については、イヤホン部だけでなく、ネックバンドの口元近くにも複数のマイクを搭載することで、通話においても高品位なノイズキャンセリングを実現したという。

「Sondcore Life NC」は、音楽だけでなく通話も高音質で楽しめるように、複数のマイクを組み合わせたノイズキャンセル機能を搭載

「Sondcore Liberty」は、充電ケースとあわせて最大約12時間使用できるという完全ワイヤレスイヤホン。ちなみに、完全ワイヤレスイヤホンについては、今回の発表で具体的な型番のアナウンスはなかったものの、夏ごろにお手頃な値段の製品の提供も予定しているという。

これまでZoloブランドで展開していた完全ワイヤレスイヤホンもSoundcoreに統合。装着感や安定した接続性、防水性能やバッテリー性能など、細部までこだわりつつ、できるだけ価格を抑えたという

発表会で明らかになった新製品の発売日については、「Sondcore Mini 2」は5月2日、「Sondcore Spirit X」は5月8日発売で、そのほかの製品は今夏発売予定となっている。価格は、Bluetoothスピーカーが3,299〜19,800円、Bluetoothイヤホン・ヘッドホンが2,999〜14,300円(いずれも税込)だ。

今回は高コスパなBluetoothスピーカーやBluetoothイヤホン・ヘッドホンの発表が中心だったが、同社はAI技術の開発にも積極的に取り組んでいるという。秋ごろには具体的な製品をアナウンスできそうということなので、こちらにも要注目だ。

【関連リンク】
《2018年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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