新製品レポート
「LDAC」と「aptX HD」に対応

新生Olasonic(オラソニック)始動! 第1弾はスマホを高音質で楽しめるBluetoothスピーカー

卵型スピーカーや小型コンポなどで知られる「Olasonic(オラソニック)」が再始動する。同ブランドは昨年2017年10月に東和電子からインターアクションに事業部ごと移管され、移管後の第1弾製品として、Bluetoothスピーカー「IA-BT7」を6月8日に発売する。高級コンポなどで使用される高性能なパーツをふんだんに使用した高音質モデルだ。市場想定価格は3万円前後(税別)の見込み。

OlasonicのBluetoothスピーカー、IA-BT7。高音質なBluetoothコーデックであるLDACとaptX HDに対応する

OlasonicのBluetoothスピーカー、IA-BT7。高音質なBluetoothコーデックであるLDACとaptX HDに対応する

東和電子からインターアクションに事業部ごと移管

Olasonicは、オーディオ関連機器の設計を請け負う東和電子の自社ブランドとして誕生し、2010年に卵型のUSBスピーカー「TW-S7」を発売。手ごろな価格で、小さくて音がいいとネットを中心に評判となった。その後、ホームオーディオ製品の「NANOCOMPO」シリーズなども手がけた。卵型スピーカーは価格.comでも話題になったので、覚えている、もしくは愛用していた(している)という方もいるだろう。

そんなOlasonicだが、昨年2017年に東和電子からインターアクションに事業部ごと移管され、新しい体制でのスタートを切った。インターアクションは、スマートフォンやデジタルカメラのCCD・C-MOSイメージセンサーの検査用光源装置などを開発する会社で、その海外シェアは70%以上、国内シェアは80%にも達し、昨年には東証一部に上場した成長著しい会社だ。

メイン事業はBtoBの法人向けだが、Olasonicブランドで初めてBtoCの一般消費者向け市場に挑戦する。この移管には、Olasonicブランドの生みの親である、SOZOデザインの山本喜則CEO(元東和電子社長)も関係しており、SOZOデザインは技術協力という形でIA-BT7に関わっている。

Olasonicの歴史

Olasonicの歴史

こだわりのBluetoothスピーカー、価格は3万円前後

新生Olasonic第1弾製品であるIA-BT7は、スマートフォンで音楽や動画などを楽しんでいるユーザーをターゲットとした、音質にこだわったBluetoothスピーカーだ。

ウォルナットとシルクホワイトという2色のラインアップがあり、どちらも木製のキャビネットを採用。ウォルナットは天然の突板を使った木目調、シルクホワイトは4層塗装のピアノフィニッシュという高級スピーカーのような仕上がり。

カラーバリエーションはシルクホワイト(左)とウォルナット(右)の2色

カラーバリエーションはシルクホワイト(左)とウォルナット(右)の2色

木製キャビネット

木製キャビネット

スピーカーは、直径57mmのツイーター2つと110mmのサブウーファー、パッシブラジエーターという構成。クロスオーバー周波数をほかのスピーカーよりも低い200Hzとし、音楽をより滑らかに再生できるという。アンプは、スピーカー同士の相互干渉を抑えるバイアンプ構成(高音用10W×2と低音用20W)。

中国や台湾の会社から調達することの多いBluetoothモジュールを、音質にこだわって自社開発しているのもポイント。クアルコム製の「CSR8675」を採用し、LDAC(24bit/96kHz)とaptX HD(24bit/48kHz)という2つの高音質なコーデックに対応する。

自社開発のBluetoothモジュール。技術協力したSOZOデザインの山本氏によると、開発は相当苦労したという。LDAC、aptX HDのほか、SBC、AAC、aptXに対応

最終的な音のチューニングは、安室奈美恵さんや福山雅治さんなど、多くのアーティストのレコーディングに携わるミキサーズラボが担当。スタジオマスターのサウンドバランスをともなった、豊かな低音と華やかな高音再生を実現したという。

そのほか、ステレオミニジャックの音声入力端子を備えており、有線接続での音楽再生も可能。24bit/96kHzのADコンバーターによりハイレゾ音質で楽しめる。入力端子は「AI/AUDIO IN」という表示となっており、アナログ出力端子を搭載したスマート(AI)スピーカーとの接続も想定している。なお、バッテリーは内蔵せず、その分の内部スペースをスピーカーユニットなどに活用することで高音質を追求した。

NFCを使った接続をサポート

NFCを使った接続をサポート

背面。スマート(AI)スピーカーとの接続を想定し、音声入力端子部分には「AI/AUDIO IN」という表示がある。バッテリーは内蔵しない。本体サイズは275(幅)×144(高さ)×65(奥行)mm、重量は2200g

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
ページトップへ戻る