新製品レポート
初のノイズキャンセリング搭載ヘッドホン「Venue」も同時発売!

あの衝撃再び!Skullcandyの震えるヘッドホン最新作「Crusher 360」にシビれた

アメリカ発祥のオーディオブランドSkullcandy(スカルキャンディー)。同社の名前を一躍有名にしたのが、音に合わせて物理的に震えるというギミックを備えたヘッドホン「Crusher(クラッシャー)」だ。そんな「Crusher」シリーズの最新モデルとなる「Crusher 360」が本日発表された。昨年発売された「Crusher」シリーズ初のBluetoothモデル「CRUSHER WIRELESS」よりもさらに上のグレードのプレミアムモデルという位置付けで、日本では2500台限定で11月2日に発売される。

Skullcandyの震えるヘッドホン最新作「Crusher 360」

Skullcandyの震えるヘッドホン最新作「Crusher 360」

また、同社初となるアクティブノイズキャンセリング機能を備えた「Venue(ベニュー)」も合わせて発表された。普段使いできるアクティブノイズキャンセリングヘッドホンを目指して開発されたモデルで、2万円を切る価格を実現したのもポイントとなっている。

Skullcandy初のアクティブノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホン「Venue」

Skullcandy初のアクティブノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホン「Venue」

本日行われた発表会でいち早く触れることができたので、ここでは新製品の詳細な特徴をレポートしたい。

新技術で震える機能がさらに進化! 体感型ヘッドホンの究極系「Crusher 360」

「Crusher」シリーズの最新モデルとして今回発表された「Crusher 360」は、昨年発売された「CRUSHER WIRELESS」同様、Bluetooth接続対応のヘッドホンだ。さまざまな点で「CRUSHER WIRELESS」から進化を遂げているが、なんといっても最大の進化ポイントは「震える」部分の進化だろう。

「Crusher 360」。ブラックカラーの筐体にキャメルカラーのイヤーパッドを組み合わせたクールなデザインだ

「Crusher 360」。ブラックカラーの筐体にキャメルカラーのイヤーパッドを組み合わせたクールなデザインだ

「Crusher」シリーズは「Haptic Bass(ハプティックベース)」と呼ばれる重低音専用のウーハーを搭載することで“物理的に震える”という機能を実現している。初代「Crusher」はこの専用のウーハーがモノラル再生だったが、「CRUSHER WIRELESS」ではステレオ再生対応の「Stereo Haptic Bass(ステレオハプティックベース)」へと進化。そして今回の「Crusher 360」では、この「Stereo Haptic Bass」をベースにさらなる進化を遂げたという。

具体的には、“センサリーベース”と呼ばれる技術を新たに搭載し、ウーハーが反応する再生周波数帯域を従来の45〜75Hzから20〜100Hzへと拡大している。可聴帯域を下回る低域であっても振動へとしっかりと変換できるため、従来よりもさらに迫力のある重低音を体感できるのが利点だ。

重低音専用のウーハーが反応する再生周波数帯域を大幅に拡大。これまで再現できていなかったより低い帯域の重低音も余すことなく再現できるようになった

また、ドライバーユニットに高級スピーカーなどにも採用されている強磁性流体(Ferrofluid)を採用したのもポイント。不要な歪みや擦れを抑えつつ、さらに強烈な低音再生が可能となった。さらに、DSPも刷新。オーディオ再生用のドライバーユニットと重低音専用のウーハーをより正確に制御できるようになり、全体的な音質アップにも寄与しているという。

高級スピーカーにも使われている強磁性流体を初採用

高級スピーカーにも使われている強磁性流体を初採用

実際に初代「Crusher」、「CRUSHER WIRELESS」、「Crusher 360」の3機種を聴き比べてみたが、「Crusher 360」の振動の体感レベルは段違いによくなっていた。左側の静電容量式タッチパッドで振動量をMAXにすると、初代「Crusher」、「CRUSHER WIRELESS」ではまったく反応しなかった超低域部分もしっかりと拾い上げて反応してくれる。低域もレスポンスがよくなり、かなり気持ちよく聴かせてくれた。初代「Crusher」から「CRUSHER WIRELESS」になったときもかなりよくなったなという印象を持ったが、今回はその時をはるかに上回る次元の進化で、かなり衝撃的だった。

なお、今回の試聴はスマートフォンとの有線接続で行ったが、「Crusher 360」ではBluetooth接続時のコーデックに従来のSBCに加え、aptXも加わっているという。音質面はもちろんだが、接続時の遅延もSBCに比べて少なく、リップシンクの問題もクリアできるので、映像コンテンツやゲームコンテンツと組み合わせてもしっかりと使えそうだ。

最新モデルの「Crusher 360」、「CRUSHER WIRELESS」、初代「Crusher」を聴き比べ

最新モデルの「Crusher 360」、「CRUSHER WIRELESS」、初代「Crusher」を聴き比べ

左側に設けられた静電容量式タッチパッドで振動量をコントロールできる

左側に設けられた静電容量式タッチパッドで振動量をコントロールできる

有線接続用ケーブルにも振動量を無段階でコントロールできるスライドスイッチが用意されていた

有線接続用ケーブルにも振動量を無段階でコントロールできるスライドスイッチが用意されていた

「Crusher」シリーズの最上位モデルということで、本体のつくりもかなりこだわった仕上がりとなっている。特にイヤーパッドについてはプロテインレザーや形状記憶素材を使用し、「CRUSHER WIRELESS」よりもさらに密着間が増して装着感がよくなっていた。

肌触りのよいプロテインレザーを使用したイヤーパッド

肌触りのよいプロテインレザーを使用したイヤーパッド

専用のキャリングポーチも付属

専用のキャリングポーチも付属

内蔵バッテリーの性能は最大29時間 10分の充電で約3時間使用できる急速充電にも対応するという。価格は33,800円(税別)となっている。

初のノイキャンヘッドホン「Venue」。スマートトラッカー「Tile」をヘッドホンとして初めて搭載

「Venue」は、同社初となるアクティブノイズキャンセリング機能を備えたヘッドホン。8月末〜9月上旬に行われたIFA 2018でお披露目されていたモデルで、日本導入が決定した形だ。

日本市場への導入が決定した「Venue」。発売は「Crusher 360」と同じ11月2日だ

日本市場への導入が決定した「Venue」。発売は「Crusher 360」と同じ11月2日だ

製品の特徴であるアクティブノイズキャンセリング性能については、高精度なノイズキャンセリング性能と高音質をバランスよく実現するために、アクティブノイズキャンセリングに関する世界有数の専門家と共同研究を実施し、「Venue」専用に開発。飛行機だけでなく日常的な生活でも使うことを想定して開発したとうことで、特に会話などのミッドレンジ帯域で威力を発揮するようにノイズキャンセリング機能をチューニングしたという。マイクについても、ハウジングの内側と外側にそれぞれ2基搭載。ノイズを正確に把握してコントールすることで、高いノイズキャンセル性能を実現したという。

日常生活のなかで多い人の会話などのノイズに対して効果的にノイズキャンセリングできるようにチューニング

日常生活のなかで多い人の会話などのノイズに対して効果的にノイズキャンセリングできるようにチューニング

マイクはハウジングの外側と内側のそれぞれに搭載

マイクはハウジングの外側と内側のそれぞれに搭載

また、ノイズキャンセリング機能以外では、ヘッドホンとして世界で初めてスマートトラッカー「Tile」を搭載したのもポイント。スマートフォンとBluetooth接続し、「Tile」の専用アプリであらかじめセッティングしておくことで、単体の「Tile」で提供されている機能同様に、「アプリからヘッドホンを鳴らす」、「最後に検知した場所を地図で示す」、「Tileコミュニティーでヘッドホンを探す」といった機能が利用できる。

スマートトラッカー「Tile」をヘッドホンとして初めて搭載

スマートトラッカー「Tile」をヘッドホンとして初めて搭載

スマートトラッカー「Tile」とまったく同じ機能を利用できる

スマートトラッカー「Tile」とまったく同じ機能を利用できる

このほか、音楽を再生せずにノイズキャンセリングだけを利用できる機能や、ワンタッチで外音を取り込むことができる「モニターモード」、GoogleアシスタントやSiriといったスマートフォンの音声アシスタント機能を利用できる「アクティベートアシスタント」といった機能も用意。音楽を再生せずにノイズキャンセリングだけを利用できる機能については、本体充電中も利用可能となっており、長時間のフライト時にもバッテリーを気にすることなく利用できる。

ハウジング部に設けられたコントロールボタン。音楽を再生していない場合でも、左側のANCボタンを押すだけでアクティブノイズキャンセリング機能を利用できる。なお、同機能は内蔵バッテリーからの電源を供給する形となっており、バッテリー残量がない場合は利用できない

本体カラーは「VICE/GRAY/CRIMSON」と「BLACK/ BLACK/ BLACK」の2色をラインアップ。イヤーパッドは本体と同色で、長時間の利用でも快適に利用できる形状記憶クッションを採用する。

本体カラーは2色ラインアップ

本体カラーは2色ラインアップ

専用のキャリングポーチも付属

専用のキャリングポーチも付属

内蔵バッテリーの性能は、Bluetooth接続&ノイズキャンセリング機能時で最大24時間、ノイズキャンセリング機能のみの利用で最大約40時間。10分の充電で約5時間使用できる急速充電にも対応する。Bluetoothの対応コーデックはSBCのみ。価格は19,800円(税別)だ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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