新製品レポート
50万円で買える8Kチューナー非搭載の60型モデルもラインアップ

チューナー内蔵のシャープ新「AQUOS 8K」登場!チューナー単体やサウンドバーなど8K全方位展開

シャープは2018年10月15日、フルハイビジョン(2K)の16倍、4Kの4倍の解像度を実現した8K放送に対応する「AQUOS 8K」の第2弾モデルとなる新製品群を一挙発表した。世界初の8Kチューナー内蔵モデルのほか、チューナー単体やサウンドバーなど8K放送に向けて対応製品を全方位展開する予定だ。

8K放送に対応した「AQUOS 8K」シリーズを一挙投入

8K放送に対応した「AQUOS 8K」シリーズを一挙投入

世界初となる8Kチューナー内蔵テレビ「AX1」シリーズ。液晶パネルも倍速駆動に進化

8K解像度の液晶パネルを搭載した液晶テレビ「AX1」シリーズは、世界で初めて新4K8K衛星放送の受信に対応した8Kチューナーを内蔵したのが特徴だ。昨年発表された第1弾モデルの「LC-70X500」は、パネルこそ8K解像度だったものの、8K放送を受信できるチューナーは非搭載だった。新モデルでは、右旋・左旋円偏波対応のアンテナ等の受信設備の用意さえあれば、別途8Kチューナーを用意しなくても8K放送を楽しめる。

世界初となる8Kチューナー内蔵テレビ「AQUOS 8K AX1」。写真は80型モデル「8T-C80AX1」

世界初となる8Kチューナー内蔵テレビ「AQUOS 8K AX1」。写真は80型モデル「8T-C80AX1」

また、倍速120Hzで表示する新開発の「8K倍速液晶」を搭載するなど、液晶パネル自体の性能も強化。特に最大サイズの80型モデル「8T-C80AX1」は、高い透過率を誇る最新のUV2AII液晶技術が用いられており、部分駆動に対応した直下型LEDによるバックライト制御等の組み合わせにより、第1弾モデルの「LC-70X500」比で最大4倍の明るさを実現できるという。

8K解像度に対応した倍速液晶パネルを搭載

8K解像度に対応した倍速液晶パネルを搭載

HDR性能や色域も大きく向上

HDR性能や色域も大きく向上

画像処理エンジンは、最新の「AQUOS 8K Smart Engine PRO」を搭載。解像度の低い映像でも信号を解析して元の被写体が本来持っている精細感を推測して復元させる「8K リアリティ復元アップコンバート」や、対象画素とその周辺情報を広範囲に分析し、アップコンバートの過程で損なわれやすい情報を復元する「8K リアリティ復元アップコンバート」といった高画質化技術により、地上デジタル放送なども高品位な8K映像にアップコンバートして楽しめるという。

スマートテレビ機能については、先行して発表された4Kチューナー内蔵の「AQUOS 4K」と同等の機能を搭載する。なお、Android TVのUIは4K相当のものをアップコンバートして表示する形となっている。現時点でテレビ単体で楽しめる8Kコンテンツは8K放送か静止画の8K表示のみで、Android TVのYouTube機能を使った8K動画再生などは非対応と対応コンテンツの少なさが気になるが、今後HDMI入力端子の一部をファームウェアアップデートにより8KコンテンツをHDMIケーブル1本で接続できるように機能拡張する予定があるそうなので、対応するパソコン等が登場してくればより多くのコンテンツが楽しめるようになりそうだ。

画面サイズは80型「8T-C80AX1」、70型「8T-C70AX1」、60型「8T-C60AX1」の3サイズをラインアップ。60型は8Kチューナーを省いてコストパフォーマンスを高めた「8T-C60AW1」も用意される。発売日はいずれも11月17日。市場想定価格は、「8T-C80AX1」が200万円前後、「8T-C70AX1」が100万円前後、「8T-C60AX1」が75万円前後、「8T-C60AW1」が50万円前後(いずれも税別)となっている。

画面サイズは80型、70型、60型の3サイズをラインアップ

画面サイズは80型、70型、60型の3サイズをラインアップ

「AQUOS 8K」をさらに便利にする周辺機器も多数発売

今回の発表では、「AQUOS 8K」に関連する機器もいくつか発表された。

まずひとつは「AQUOS 8K HDD 8R-C80A1」。こちらはその名の通り、「AQUOS 8K」に対応した容量8TBの外付けHDDで、ハイビットレートかつ大容量となる8Kコンテンツの録画にしっかりと対応できるように4TBのHDDを2基使用した分散処理を搭載したのが特徴だ。新4K8K衛星放送の8Kコンテンツであれば約170時間録画できるという。なお、現時点で「AQUOS 8K」と組み合わせて8K放送を録画できるのは同製品のみとのこと。発売日は「AQUOS 8K」と同じ11月17日で、市場想定価格は13万円前後(税別)だ。

8K放送の録画に対応した「AQUOS 8K」専用の外付けHDD

8K放送の録画に対応した「AQUOS 8K」専用の外付けHDD

「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」は、8K放送に用いられている22.2chの立体音響を楽しめるサウンドバーとサブウーハーのセット。広がりのある立体音響を実現するため、サウンドバーには水平方向と斜め20度に配置したイネーブルドスピーカーを搭載する。8K放送の22.2chのほか、2ch/5.1ch音声信号も周波数を分析し水平方向と鉛直方向の信号に分解するアップミックス信号処理に対応。地デジなどのコンテンツも立体的な音で楽しめるという。なお、「AQUOS 8K」とHDMIケーブル1本で接続する仕様で、テレビ側で22.2chを専用回路で最適にダウンミックスして送る形となっており、AVアンプ等と組み合わせて使用した際は、8K放送の22.2chには対応できないという。発売は2019年2月で、市場想定価格は10万円前後(税別)だ。

「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」のサウンドバー部分

「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」のサウンドバー部分

「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」のサブウーハー部

「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」のサブウーハー部

サウンドバー上部にはイネーブルドスピーカーを配置

サウンドバー上部にはイネーブルドスピーカーを配置

「AQUOS 8Kチューナー 8S-C00AW1」は、第1弾モデルの「LC-70X500」や、今回発表された「8T-C60AW1」など、8Kチューナー非搭載の「AQUOS 8K」で8K放送を楽しめるようにするための専用シューナーだ。「AQUOS 8K」との接続はHDMIケーブル4本で接続する形となる。同時発表の「AQUOS 8K」対応外付けHDDの接続にも対応しており、8K放送を録画して楽しむことができる。発売日は11月17日で、市場想定価格は25万円前後(税別)だ。

コンシューマー向けで世界初となる8K放送対応チューナー「AQUOS 8Kチューナー 8S-C00AW1」

コンシューマー向けで世界初となる8K放送対応チューナー「AQUOS 8Kチューナー 8S-C00AW1」

テレビとの接続にはHDMIケーブルを4本を使用する

テレビとの接続にはHDMIケーブルを4本を使用する

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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