いよいよ今年も残すところあと4日となりました。読者のみなさまにとって2018年はどんな年だったでしょうか?
さて、価格.comでは毎年恒例の「価格.comプロダクトアワード 2018」の公開を記念して、「#買ってよかったアワード2018」というキャンペーンを実施中です。TwitterまたはInstagramにて、今年買ってよかったものの写真や動画にコメントを添えて投稿していただいた方の中から抽選で10名様に今年のプロダクトアワード受賞製品をプレゼント。気になるプレゼントや詳しい応募方法はキャンペーンサイトをご覧ください。
【関連情報】
・価格.comプロダクトアワード 2018
・#買ってよかったアワード2018
今回は価格.comマガジンの編集部員にも“今年買ってよかったもの”を聞いてみました。日ごろから最新のガジェットや家電をチェックしている編集部員たちは今年どんなものを買ったのでしょうか。
買った人:鎌田剛(編集長)
毎年買う買う言ってた割に、なかなか買わなかった4Kテレビ。でも今年はやっと買いました! しかも有機ELテレビですよ、最新モデルですよ、サイコーですよ!
有機ELテレビなら昨年でもよかったじゃないかというご意見もあるでしょう。ごもっともです。でも今年まで待っててよかったことがいくつか。実を言えば、昨年ソニーの「BRAVIA KJ-55A1」をかなり本気で買おうと狙っていたんですが、キックスタンド式である点がややひっかかっていました。画面が斜め上を向いてしまうと、照明が映り込みやすくなってしまうからです。かっこいいんですけどね。できれば正面を向いたスタンドタイプのもののほうがいいなあと思っていたら、出ましたよ、今年、待望のスタンド型が。それが、この「BRAVIA KJ-55A8F」だったわけです。基本性能は昨年の「KJ-55A1」とほぼ同じで、OSである「Android TV」はバージョンアップしており、さらに「Googleアシスタント」も利用可能となれば、もう迷う必要はありません。しかも、ちょうど5月くらいに我が家のテレビが壊れまして、本機が発売になる6月までなんとか小型テレビでしのいでいたんですが、価格が下がってきた頃合いを見て7月に購入いたしました。
感想ですが、やっぱり有機ELはイイ! 黒の沈み方、階調、もちろん知ってはいましたけど、こうして家でじっくり見てみるとですね、実にいいわけですよ。じわじわとそのよさを感じますね。有機ELテレビは価格が高いのがネックですが、本機は直近でも価格.comの最安価格で25万円台くらいまで価格が下がってますから、全然買いどきです。その昔のプラズマテレビなんかいくら払ったと……(遠い目)。
画質ももちろんですが、音質もさすがソニー。本機は画面全体がスピーカーとして機能する「アコースティックサーフェス」機能を搭載しているのも特徴ですが、音声は本当によく聞こえます。低音も結構鳴ります。入力機器によってはうるさいくらいです。本機はAndroid TV搭載で、ネット配信の動画サービスとの相性も非常にいいわけですが、YouTubeとかの映像を大画面と迫力サウンドで再生するのが、本当に楽しいんです。4Kへのアップコンバートもキレイですし、不満はありません。
とにかく今年の買ってよかった、一押しとさせていただきます!
【関連記事】
・ソニーの有機EL/液晶BRAVIAの2018年モデルファーストインプレッション
買った人:山野徹
テレビ好きの40歳! ドラマはもちろん、ニュース、バラエティなど、なんでも見るテレビっ子。3年ほど前に購入したパナソニックのブルーレイレコーダーを買い替えようと思い、せっかくならと複数のチャンネルを丸ごと(1〜2週間)録画できる、全録レコーダーをターゲットに!
全録レコーダーは、パナソニックと東芝から発売されており、予算の関係で候補になったのは、パナソニック「おうちクラウドディーガ 全自動モデル DMR-BRX2050」と、東芝「REGZAタイムシフトマシン DBR-M2008」。どちらも、7チューナー/2TB HDDを搭載し、価格も同程度でした。
結局、東芝「REGZAタイムシフトマシン DBR-M2008」を購入。決め手になったのは、「時短」機能の「らく見」で、CM部分だけを自動で早送りしながら再生してくれます。1時間ドラマなら、本編45分のみの再生で、約15分の時短が可能です。
全録レコーダーを購入してからというもの、録画予約の手間がかからないのは非常に快適。ネットで話題になった番組も、「予約していなかった」という悔しい思いをすることもなくなりました。動作がもっさりしていたり、ややノイズが多かったりと気になる点もありますが、全録の快適さを一度味わうと普通のレコーダーには戻れません。もっと早く買えばよかった!!
【関連記事】
・時短をさらに進化!東芝全録レコーダー“レグザタイムシフトマシン”はマニアック路線への回帰か
買った人:桜庭智之
以前、「価格.comマガジン編集部員『ボーナスでコレ買う!』2018夏」でコレ買う! と言っていた「おうちクラウドディーガ」を、半年遅れでようやく購入しました。
実は、数年前まで古いレコーダーを使っていたのですが、故障してから買い替えていなかったんです。そして毎年、年末になるとレコーダーを持っていないがゆえの悩みがやってきます。
それは、「31日の夜に紅白とガキ使、どっちを見よう」と言う問題です。ガキ使はすぐにダイジェストで再放送されるのですが、やはりカットなしのフルで見たいという気持ちがあります。今年も年末に差し掛かり、もれなくこの問題が勃発しそうだったので、レコーダーを購入しました。
購入したのは、価格.comアワードのブルーレイ・DVDレコーダー部門で銀賞を受賞し、いま価格.comでもっとも売れているブルーレイレコーダー、パナソニック「おうちクラウドディーガ DMR-BRW1050」。価格は、最安値で35,000円程度と非常に手ごろ!さらに、この価格で1TBのHDDに2チューナーが内蔵されており、数年前では考えられないほどお得に購入できました。
さっそくフル稼働しているのですが、番組表の表示や録画設定など、基本機能の動作はとてもすばやく快適です。また、おうちクラウドディーガでは撮った番組をスマホから見ることができるので、撮りためた番組を通勤時間や休憩中などの隙間時間を活用して楽しむことができるというのがいいですね!さらにスマホから録画予約ができるので、予約忘れも防げたり、スマホの動画や写真をおうちクラウドディーガにコピーできたりと、スマホと相互連携ができるのが快適すぎ!
ただ、あまりに調子にのってバンバン録画したので、わずか3日で録画時間が40時間を超えることに……。このままでは、がんばって見ても年末年始までにはHDDがいっぱいになりそうな勢いなので、早くも外付けのUSB HDDを漁り始めています。
【関連記事】
・パナソニックの最新レコーダー「おうちクラウドDIGA」はスマホ連動全力の「Creative!」で登場!
買った人:牧野裕幸
「満員電車」と「イヤホン」――。
私は怖いんです。何が怖いって、電車を降りる人のバッグなどに自分のイヤホンのケーブルがひっかかり、“耳からイヤホンが吹き飛ぶ現象”のことです。音楽を聴いていたら、急に現実に引き戻されてビックリ! そのままイヤホンを誘拐されるのではという恐怖もムダにドキドキ感をあおります。ケーブル、怖い!
何が言いたいかというと、もうね、スマホからのびるイヤホンのケーブルがわずらわしいわけですよ。こいつのせいで、満員電車の中ではゆっくり音楽も聴けやしない!そこで、ネックバンド型のBluetoothイヤホン「BeatsXイヤフォン」を購入しました。
購入したのは、同ブランド10周年記念の「The Beats Decade Collection」。ブランドカラーの赤をアクセントとした「レジスタンス・ブラックレッド」カラーがかっこいい!
使い始めて2か月経ちましたが、ダメな部分が見つかりません! とにかく使い勝手がよくて、iPhoneユーザーであれば、「Apple W1」チップにより、ワンステップで簡単に「iPhone」とBluetooth接続できるし、ハウジング同士がマグネットでくっつくので、聴いていないときでも胸元でブラブラしません。音質面では、この価格では文句のない「くっきりとした高音とひずみのない低音」で、どんな音楽も自然なトーンで再生してくれます。
ただ首にかけているだけで、“こなれ感”も演出できます
あと何と言ってもうれしいのは、急速充電機能。Lightningケーブル(同梱!)を使用して、5分充電で2時間の再生、45分充電で最大8時間の再生が可能なこと! 夜の間に充電を忘れていても、朝、歯を磨いている時間に充電しておけば、通勤中は使用できます。「もうなんで充電忘れたんだ……。もうこのダメ男、バカ、無能!」と、朝から自己嫌悪に陥ることもなくなりました。
「BeatsXイヤフォン」はあらゆる面でバランスがいいので、ネックバンド型Bluetoothイヤホンを初めて購入することを検討している人にはピッタリですよ!
買った人:遠山俊介
欲しいときが買いどきがモットーの私。今年もイヤホン、ヘッドホン、プロジェクター、AVアンプと、本当にさまざまなデジタルガジェットに散財しました。デジモノを取り扱う仕事柄、自分が欲しいものは納得のいくまで徹底的に調べてから買うことにしているため、今回のテーマである“買ってよかったもの”は、買ったものほぼすべてに当てはまるのでかなり悩みましたが、今回は2018年買った数ある製品の中から「Nature Remo」を選ばせていただきました。
「Nature Remo」はスマートフォンアプリで家電を遠隔操作したり、「Google Home」といったスマートスピーカーと連携して家電を音声で操作できるスマートリモコンと呼ばれるジャンルの製品で、私は自室の照明やテレビ、エアコンの赤外線リモコンを学習させて使っています。
7月に製品を購入したのですが、今年の夏はスマートフォンのGPS位置情報を使って家電を操作する機能を活用して、自宅に近づくとエアコンを自動でONにするという使い方をしたのですが、これが本当に大活躍してくれました。冬もスマートスピーカーと連携させた音声操作で、寒くてベッドから出たくないときに音声操作だけでエアコンやテレビを操作するのに日々活躍してくれています。
位置情報を使って、自宅に近づくとエアコンを自動でONにできるのが便利!
【関連記事】
・アンダー1万円で買える多機能スマートリモコン「Nature Remo mini」はここがスゴイ!
・スマートスピーカーとスマートリモコンで自宅のIoT化に挑戦!
買った人:大泉瑠梨
「ポケトークW」を持って、2回海外旅行に行きました! とりあえず、本体代金分の元は取ってやったと思っています。というのも、私はとにかく英語に自信がないので、これまで、海外旅行中にちょっと遠出したいときや、ビーチアクティビティを楽しみたいというときは、割高だとは思いつつ、オプショナルツアーを利用していました。が、「ポケトークW」を手に入れてからは、極力現地で自力交渉し、レジャー費がかなり安く、おそらく半額以下で済むようになったのです。タクシーを貸し切っていろいろな場所を回ってもらったり、シュノーケリング用の船を安く出してもらったり、安上がりなうえ、ちょっとした冒険感も相まって、海外旅行の楽しさ倍増です。もちろん、事前に下調べをしっかりして、危ない場所には絶対に近づきません。現地で、「これ言いたいな〜」と思った言葉をサッと「ポケトークW」で訳して、自分の口から伝えてみるのも楽しいです。
「日本語→英語」で使用している様子。入力言語(日本語)、出力言語(英語)ともに、大きなディスプレイに文字で表示されるので安心!
ただ、自動翻訳機全般に言えることなのですが、自動翻訳機自体の認知度がまだまだ低いのが悩みどころ。自分が話すときは自分のペースで使用できるのですが、相手に話してもらうときは、呼吸を合わせるのが難しいというか、自動翻訳機がなんたるかを十分理解していない中で使ってもらうので、いまいちスムーズにいきません。「ポケトークW」の実力、絶対半分も発揮できてない! 認知度が高まれば、きっともっと便利なのになぁ。
【関連記事】
・翻訳機「ポケトーク」が早くも進化! eSIM搭載だから世界105の国と地域ですぐ使える
買った人:鈴木ゆり子
思えば社会人になってから新品の冷蔵庫を買ったことがありませんでした。そこそこちゃんと自炊するほうではあるのですが、特別家電にこだわるタイプではなく、引っ越しのたびに大きさも機能も最低限のものを適当なリサイクルショップで適当に買って使ってまして……。
結婚してちょっと広め部屋に引っ越したので、調子にのってホームパーティ的な催しを何度かしてみたのですが、来てくれた友人が口を揃えて言うんです。「冷蔵庫小っさ!!!」って。料理が入りきらずベランダの一角を冷蔵庫代わりにしたりして、ちょっと恥ずかしい思いをしました。
さらに、旦那さんと2人分の食材を毎日スーパーで買うと結構な量になる、いう発見もあり。生まれて初めて思いました。「大きい冷蔵庫が、ほしい」と。願わくば、冷凍庫がたっぷり広くて、ゆでた野菜や作り置きした餃子を冷凍しておけると、平日の夕食作りが格段にラクになるはず。
こうして2人暮らし向けの冷蔵庫を探し始めたのですが、意外にも適したサイズの冷蔵庫って少ないんですね。せっかく買うなら大きめのゆとりある最新モデルにしたかったのですが、残念ながら家の冷蔵後置き場が狭くて、横幅60cmくらいまでしか物理的に入らないんです。ある程度新しいモデルで、冷凍庫が広くて、幅60cm以下、この条件を叶えるのは一択でシャープの「SJ-PD27D」(容量271L)しかありませんでした。
消去法でやってきた我が家の冷蔵庫ですが、これがまあ"ちょうどいい”。もちろん、真空チルドや製氷機などの便利機能はついてませんが、冷蔵庫169Lで冷凍庫102Lってまあまあ十分。生もの保存に適した「フレッシュケース」と野菜のみずみずしさを守る「野菜ケース」もあり、心なしか野菜が長持ちしている気がします。また、プラズマクラスター効果なのか、冷蔵庫の嫌なニオイもしません。
コンパクトながらちゃんと役割を果たしてくれて、主張しすぎないところがいい奴すぎます。あまり期待してなかったですが、買ってよかったです。
買った人:杉浦みな子
半年前、「2018年夏のボーナスで買いたいもの企画」で選出させていただいたパナソニックの衣類スチーマー「NI-FS540」を、その後すぐ本当に買いました(有言実行)。もうこれが誇張なしに最高です。「買ってよかったー!」と腹の底から叫びたい気分です。
服をハンガーにかけたまま、シワが取れる!!
本製品の最大の特徴は、服をハンガーにかけたままでシワ取りができるところです。わかってはいましたが、使ってみてその便利さを実感! しかも、ただのスチーマーだけではなく、コンパクトなアイロンにもなるのがイイですね。「ここのシワはがっつりアイロンで取りたいな」というときには、アイロン機能に切り替えられるので、非常に重宝しています。
まさに「こんな家電が欲しかった」と言える1台。価格.comのアイロンカテゴリーでも、売れ筋ランキング首位を長期間キープしているわけですが、それも納得です。
また、全く趣の異なる2色のカラバリがあるのもいいな〜と思います。私は、自宅の生活空間になじむように明るい色のピンクゴールド調を選びましたが、スタイリッシュで落ち着いたダークブルーも人気なようですね。好みにあわせて選べるのもちょっとしたポイントかと。