イベントレポート
完全ワイヤレスやアナログ関連の新製品が続々登場!

CES2019のオーディオはワイヤレス、ノイズキャンセル、そしてアナログに注目!

CES 2019では、サウンド関連の出展も多数見られた。今年はソニーによる製品展示がなく予想外の展開だったが、今年も引き続き好調のヘッドホンを中心としたワイヤレスイヤホン・ヘッドホン、そしてスピーカー、アナログのテーマに分けて紹介していこう。なお、映像関連については、「CES 2019会場で見つけた8K、有機ELテレビなど映像関連製品をまとめてチェック!」をご覧いただきたい。

ソニーはCES2019で音楽配信向けの立体音響技術「360 Reality Audio」を出展するいっぽう、コンシューマー向けのオーディオ機器の展示はなかった

2019年は完全ワイヤレスも高音質、機能、価格と多様性の時代へ

CES 2019でホットだったサウンド関連の出展はやはりワイヤレスイヤホン・ヘッドホン。今年はソニーによるワイヤレスイヤホンの出展がなく本命不在だったが、日本のお馴染みのブランドではJBL、SkullCandy、AVIOTらが完全ワイヤレスイヤホンを出展。バッテリー強化、スポーツ仕様、デザイン、高音質化と機種それぞれの多様性こそが2019年のテーマになりそうだ。

JBLの新完全ワイヤレス「REFLECT FLOW」。ケース込みで30時間駆動と急速充電、IPX7に対応。149.95ドルで3月発売

「TUNE120TWS」は99.95ドルで発売される入門向け完全ワイヤレスの最新モデル。ホワイト/ブルー/ブラック/グリーン/イエロー/ピンクの6色展開。3月発売予定

SkullCandyの日本未発売完全ワイヤレス「PUSH」。米国では129.99ドルで発売中

SkullCandyの日本未発売完全ワイヤレス「PUSH」。米国では129.99ドルで発売中

日本から出展していたAVIOTによる新完全ワイヤレス「TE-D01d」。クアルコム「QCC3026」チップ搭載で本体のみで9時間、ケース込みで110時間という長時間駆動がウリ

世界初のハイブリッドドライバー搭載の完全ワイヤレスイヤホン「TE-BD21f」。ドライバー構成は2BA+ダイナミック

ワイヤレスイヤホン「WE-BD21d」。2BA+ダイナミックでaptX HDにも対応する

ワイヤレスイヤホン「WE-BD21d」。2BA+ダイナミックでaptX HDにも対応する

ワイヤレスヘッドホンの新製品の出展も豊富だ。特にCES 2019で出展が多かったモデルが定番ブランドによるワイヤレス&ノイズキャンセル対応ヘッドホンの投入。日本は通勤・通学でノイズキャンセルの需要も大きいだけに、さらなるノイズキャンセルヘッドホンブームの到来に期待大だ。

JBLのノイズキャンセルヘッドホン「LIVE 650BTNC」199.95ドル。JBLはワイヤレスヘッドホン”LIVEシリーズ”全5機種を発表している

JBLの「LIVE 600BTNC」は99.95ドルでワイヤレス・ノイズキャンセル対応と高コスパな注目モデルだ

JBLの「LIVE 600BTNC」は99.95ドルでワイヤレス・ノイズキャンセル対応と高コスパな注目モデルだ

Jabraのノイズキャンセルヘッドホン「Elite 85h」。ボタンを押さずウェイクワードでAIアシスタント操作が可能。299ドル

テクニクスブランドで発表されたノイズキャンセルヘッドホン「EAH-F70N」は450ドルで登場。ノイズキャンセルなしの「EAH-F50B」も400ドルで登場

ワイヤレススピーカーのスマート化は”サウンドバー”が本命

CES 2019のスピーカー関連の展示は、テレビなどと組み合わせて使うサウンドバーの出展が目立ち、定番のスピーカーによる音楽リスニングという点では、JBLがBluetoothスピーカーの新製品を出展していた程度だった。昨年オーディオはスマートスピーカー対応が一気にテーマとなったが、CES 2019はオーディオの“スマート化”はスピーカーより、テレビに接続するサウンドバーにビルトインする形の方がトレンドになりそうな予感だ。

JBLから定番Bluetoothスピーカーの後継「Flip 5」が登場

JBLから定番Bluetoothスピーカーの後継「Flip 5」が登場

JBLのユニークな子供向けBluetoothスピーカーが「JR POP」。本体が光りヒモでかけられるデザイン

JBLのユニークな子供向けBluetoothスピーカーが「JR POP」。本体が光りヒモでかけられるデザイン

LGエレクトロニクスのサウンドバー「SL9Y」。Dolby Atmos対応だけでなく、ハイレゾ再生、Googleアシスタントビルトイン対応と多機能

JBLのサウンドバー「CITATION BAR」。GoogleアシスタントだけでなくAndroidTVまで内蔵したSTB一体型バーと呼ぶべき存在

北米では人気のアナログターンテーブル

最後に北米のオーディオのトレンドを語る上では、“アナログ”のレコード再生ブームを外す訳にはいかないだろう。CES 2019ではテクニクスから待望のDJ向けターンテーブル「SL-1200MK7」、そして兄弟モデルでテクニクスのオーディオモデルの入門機「SL-1500C」が登場。「SL-1200MK7」は逆回転再生などDJ向けの機能もユニークで、現地での注目度が非常に高かった。他にもオーディオテクニカが北米向けモデルとしてDJ向けターンテーブル「AT-LP140XP」、Bluetooth搭載の「AT-LP60XBT」と、多様な機種を出展。北米のアナログ人気は健在だ。

テクニクスからDJ向けターンテーブル待望の新機種「SL-1200MK7」が登場。価格は10万円以下となるとのこと

テクニクスからDJ向けターンテーブル待望の新機種「SL-1200MK7」が登場。価格は10万円以下となるとのこと

テクニクスによるオーディオ向けターンテーブル「SL-1500C」。価格はSL-1200GRよりも低価格になる予定

テクニクスによるオーディオ向けターンテーブル「SL-1500C」。価格はSL-1200GRよりも低価格になる予定

オーディオテクニカのDJ向けターンテーブル「AT-LP140XP」

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オーディオテクニカのBluetooth搭載ターンテーブル入門モデル「AT-LP60XBT」

オーディオテクニカのBluetooth搭載ターンテーブル入門モデル「AT-LP60XBT」

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《2019年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証
《2019年》おすすめヘッドホン14選! 高音質が魅力の注目人気モデル
《2019年》おすすめイヤホン15選!人気の製品を6つのタイプ別に紹介

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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