新製品レポート
スピーカーケーブル不要!電源ケーブルだけで設置できる

KEFのハイレゾ対応フルワイヤレススピーカー「LSX」はスピーカーっぽくないデザインが魅力的!

2019年2月13日、KEFから世界初のハイレゾ再生対応フルワイヤレススピーカーをうたうWi-FiとBluetoothに対応したアクティブスピーカー「LSX」が発表された。発売は4月下旬で、市場想定価格はペアで148,000円前後(税別)から。

KEF「LSX」。市場想定価格は、グロスホワイトが148,000円前後、マルーンレッド/ブラック/デニムブルーが168,000円前後、オリーブが198,000円前後(いずれも税別)

同社は「LS50」をベースにしたWi-FiとBluetoothの両方に対応したアクティブスピーカー「LS50 Wireless」をラインアップしているが、新製品の「LSX」は左右のスピーカー接続にワイヤレスを新たに採用。Wi-FiやBluetoothで接続できるオーディオ環境があれば、「LS50 Wireless」のように左右のスピーカーをケーブルでつながなくても電源供給用のケーブルをつなげれば使用できるため、設置自由度が格段に向上したのがポイントとなっている。リビングや書斎のデスクトップはもちろん、配線の関係でこれまでスピーカーの設置が難しかったキッチンや寝室といった、生活空間のあらゆる場所に手軽に持ち運んで設置できるようになったわけだ。

KEF「LFX」設置イメージ(グロスホワイト) KEF「LFX」設置イメージ(オリーブ) KEF「LFX」設置イメージ(ブラック) KEF「LFX」設置イメージ(デニムブルー) KEF「LFX」設置イメージ(マルーンレッド)

もちろん、生活空間のあらゆる場所に持ち運んで使えるようにするために、本体サイズも「LS50 Wireless」より一回りほど小型化している。デザイナーのマイケル・ヤング氏が手がけたデザインも特徴的で、スピーカーライクな光沢仕上げのエンクロージャーを採用したグロスホワイトのほか、ブックシェルフスタイルのスピーカーではあまり見られないファブリック素材をエンクロージャーに使用したマルーンレッド、オリーブ、デニムブルー、ブラックの全5色のカラーバリエーションをラインアップ。ライフスタイルや好みに合わせて選べるようになっているのも他社のスピーカーにはないユニークなポイントとなっている。

「LS50 Wireless」(左)と「LSX」(右)の比較。「LSX」がだいぶコンパクトになっているのがお分かりいただけるだろう

グロスホワイト以外の4色は、エンクロージャー側面にKcadrat社のファブリック素材を採用

グロスホワイト以外の4色は、エンクロージャー側面にKcadrat社のファブリック素材を採用

本体背面も、カラーバリエーションにあわせてダクトのカラーを変えたり、ユーザーからネジが見えないようにするなどかなりこだわっている

ちなみに、オリーブカラーはデザイナーのマイケル・ヤング氏の限定シグネチャーモデルという位置付けで、フロント部分にマイケル・ヤング氏のサインをデザインしたほか、底面パーツも他のカラーとは異なるレッドを採用。市場想定価格も198,000円前後(税別)と、他のカラーより若干高めに設定されている。

オリーブはマイケル・ヤング氏の限定シグネチャーモデルという位置付け

オリーブはマイケル・ヤング氏の限定シグネチャーモデルという位置付け

本体底面部分もその他のカラーとは異なる仕上がりだ

本体底面部分もその他のカラーとは異なる仕上がりだ

ドライバーユニットについては、同社スピーカーでおなじみのUni-Qドライバーを採用。コストの関係で、昨年発表された「Rシリーズ」に搭載されている最新の12世代Uni-Qドライバーではなく11世代相当のものとなっているが、マグネシウムとアルミニウム合金を使用した115mmサイズのウーハーと、19mmサイズのベンテッドアルミニウムドームを使用したツイーターを組み合わせた本機専用開発のものを使用したという。

ドライバーユニットには、「LSX」専用に開発されたUni-Qドライバーを採用

ドライバーユニットには、「LSX」専用に開発されたUni-Qドライバーを採用

ネットワークはIEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN(2.4GHz/5GHz)と有線LAN(有線LANは左右スピーカー有線接続利用と排他)サポートしており、SpotifyやRoon、AirPlay 2、TIDAL、DLNAなどを利用可能。AirPlay 2は、マルチルーム再生にも対応している。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBCのほかaptXもサポート。ハイレゾ再生は最大192kHz/24bitまでの入力に対応しており、左右スピーカーのワイヤレス接続時は48kHz/24bit、左右スピーカー有線接続時は96kHz/24bitへのダウンコンバード再生となる。

 サポートするネットワーク機能もなかなか豊富だ

サポートするネットワーク機能もなかなか豊富だ

スピーカーマスター側の背面には、有線LAN×1のほかにも、3.5mmアナログ入力、光デジタル入力(角型)、RCAサブウーハー出力、5V/2Aまで対応したUSB電源出力も用意。USB電源出力を活用することで、Amazon Echo Dotなどのスマートスピーカーに電源を供給し、アナログで音楽ストリーミングサービスの音声を入力して楽しむといった使い方ができるという。

マスター側の背面インターフェイス

マスター側の背面インターフェイス

スマートフォン/タブレット向けのアプリは、「LS50 Wireless」同様、「KEF Control」と「KEF Stream」の2種類をサポート。「KEF Control」では、スピーカーのセッティングやイコライザー調整などはもちろん、RCAサブウーハー出力のフィルター特性などもカスタマイズできるということだ。

対応アプリは「LS50 Wireless」と同じものとなっている

対応アプリは「LS50 Wireless」と同じものとなっている

KEFから久々に登場したアクティブスピーカー「LSX」は、KEFらしい本格的なサウンドと機能はもちろん、ライフスタイルに合わせた豊富なカラーリングとコンパクトなサイズ、電源ケーブルだけで設置できる手軽さから、男性ユーザーだけではなく、女性ユーザーからも支持されそうなモデルに仕上がっていた。春の新生活向けに本格的なスピーカー購入を検討している人はぜひ検討してみてはいかがだろうか。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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