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ワイヤレスサブウーハーによるリッチなサウンド

Alexaスピーカーにもなる迫力の2ユニット型サウンドバー「ヤマハ YAS-209」

ヤマハは、「Amazon Alexa」対応のスマートスピーカーとしても使える2ユニット型のサウンドバー「YAS-209」を発表した。新開発のスピーカーを搭載し、迫力のあるサウンド再現を図っているのが特徴だ。2019年8月下旬に発売予定で、40,000円前後での販売を見込んでいる。詳細を紹介していこう。

2年ぶりに進化したヤマハの2ユニット型サウンドバー

YAS-209は、サウンドバー本体と別筐体のサブウーハー部で構成される2ユニット型で、2017年に登場した「YAS-207」の後継機となる。YAS-207は発売から長い時間が経過しているが、いまだに価格.comの「ホームシアター スピーカー」カテゴリーの売れ筋ランキングでトップ10内に入っているロングセラーモデルだ。今回、その後継機が2年ぶりに登場したことになる。

▼サウンドバー部

まずはサウンドバー部から見ていこう。本体の高さはわずか62mmで、薄型テレビの前に設置しても画面をさえぎらないうえ、壁かけ設置にも対応する。HDMI端子は入力/出力を1系統ずつ装備し、いずれも4K/60p(4:4:4)映像信号のパススルーおよびHDCP 2.3やHDR規格(HDR10、HLG)をサポートする。

内部には、新開発の5.5cmコーン型フルレンジ、2.5cmドーム型ツイーターを搭載し50+50Wの出力を確保。これは、本機に先立って発表されたワンボディ型のサウンドバー「YAS-109」(→詳細はこちら)に採用されたのと同じスピーカーユニットで、音質向上をめざしてチューニングを全面刷新したのが特徴となる。

というわけで、こちらが「YAS-209」のサウンドバー部。天面にファブリック素材を配置した高品位なデザイン性も魅力

本体サイズは930(幅)×62(高さ)×109(奥行)mm、重量は2.7kg。40インチ以上のサイズの薄型テレビとマッチする

本体底面に入出力端子を搭載。入力端子はHDMI/光デジタル/LAN、出力端子はHDMI(ARC対応)とサブウーハー出力を備える

▼サブウーハー部

別ユニットのサブウーハー部は、内部に16cmのユニットを搭載するバスレフ型で、100W出力に対応する。サウンドバー本体とワイヤレス接続するタイプなので、設置時の自由度が高いのも魅力だ。さらにサブウーハーにもファブリック素材が使用され、サウンドバー本体と合わせたデザインコーディネートになっている。

サブウーハー部の本体サイズは191(幅)×420(高さ)×406(奥行)mmで、重量は7.9kg

サブウーハー部の本体サイズは191(幅)×420(高さ)×406(奥行)mmで、重量は7.9kg

テレビシアターからBluetooth音楽再生まで機能満載

機能面では、従来モデルYAS-207の便利仕様を引き継いでいるのが特徴。以下より、そのポイントを紹介しよう。

▼「DTS Virtual:X」に対応

サウンドバー機能としては、コンテンツの種類に合わせて選べる「映画」「音楽」「ゲーム」「スポーツ」「TV番組」という5種類のサウンドモードを搭載する。従来モデルではアップデート対応だったバーチャルの3Dサウンド創出技術「DTS Virtual:X」にも、最初から対応。100W出力を誇るワイヤレスサブウーハーにより、迫力のテレビシアターを楽しめるのが強みだ。

バーチャルサウンド機能は従来の仕様を踏襲。5種類のサウンドモードに、DTS Virtual:Xをかけあわせた再生も行える

▼Bluetoothスピーカーにもなる

本機はBluetooth経由での音声入力にも対応しており、スマートフォンなどの音声を再生するBluetoothスピーカーとしても使用できる。Bluetooth関連では、「Bluetoothスタンバイ機能」や、圧縮音源を補間する独自技術「ミュージックエンハンサー」などを搭載する。また、人の声を聴きやすくする「クリアボイス」や、不足しがちな低音を増強する「バスエクステンション」など、ヤマハ製サウンドバーで好評を博す便利機能もしっかり継承しているのがうれしい。

ネットワーク機能も新搭載! Alexaスピーカーとして使える

注目したい新機能は、先立って発表されたワンボディ型のYAS-109と同じく、有線LANおよびWi-Fi機能(IEEE802.11 b/g/n、2.4GHz帯)を内蔵し、各種ネットワーク機能・サービスに対応したことだ。本体には音声操作用のマイクを搭載し「Amazon Alexa」に対応しており、いわゆる「スマートスピーカー」としても使えるようになっている。YAS-209に話しかけることで入力切替や音量調整などの操作が行えるうえ、天気や交通情報をチェックするといったように、通常のAlexaスピーカーとして使うこともできる。

また、ネットワーク経由での音楽再生にも対応しており、NASなどに保存してある音楽ファイルをワイヤレス再生して楽しむことが可能。最大192kHz/24bitのWAV/FLAC、96kHz/24bitのALACをサポートする(※192kHz/24bit WAVは48kHzへダウンサンプリングして再生)。さらに、「Spotify Connect」「Amazon Music」などの音楽ストリーミングサービスの再生も可能となる。

つまりYAS-209は、サウンドバーでありBluetoothスピーカーでありスマートスピーカーであり、さらにネットワークオーディオ対応のスピーカーとしても利用できるというわけだ。しかもこれらの機能は、スマホ用のアプリ「Sound Bar Controller」で操作可能。YAS-209のサウンド設定だけではなく、「Amazon Music」や「Spotify」の再生操作も含めてアプリからスムーズにコントロールできる。

ネットワークオーディオ対応のワイヤレススピーカーとして、専用アプリからシームレスな操作が可能

YAS-209の魅力は2ユニット型ならではのリッチなサウンド

さて、今期ヤマハからは、先に発表されたワンボディ型の「YAS-109」と、今回発表された2ユニット型の「YAS-209」、2種類のサウンドバーが登場した。このタイミングで購入を検討されている方は、どちらを選ぶべきかと思うかもしれない。最後にこのあたりを少し考えてみよう。

ワンボディ型のYAS-109と、2ユニット型のYAS-209、選ぶならどっち?

ワンボディ型のYAS-109と、2ユニット型のYAS-209、選ぶならどっち?

サウンド機能やスマートスピーカー機能などは2機種ともほぼ共通なので、あとはテレビと組み合わせる際の「設置性」と「サウンド」のバランスで選ぶことになる。

設置性を最優先にするなら、やはりサウンドバー本体だけで完結するYAS-109が適しているだろう。いっぽう今回発表されたYAS-209は、サウンドバー本体とは別にワイヤレスサブウーハーを備える2ユニット構成ならではの、迫力のシアターサウンドが何よりも特徴。YAS-109の空間再現能力も単体サウンドバーとしてはかなり高いレベルに感じたが、YAS-209のほうがやはり低音の迫力が高いのはもちろん、微細な音までしっかり表現されている。サブウーハーの設置スペースを取ることが苦にならず、音質最優先にしたいなら、YAS-209を選べば満足度アップにつながりそうだ。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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