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WMポートを廃止してUSB Type-C端子を新たに採用

【IFA2019】ウォークマンAとZXがAndroid回帰。40周年記念の限定デザインモデルにも注目!

ソニーは2019年9月5日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2019の会場にて新ウォークマンのAシリーズ「NW-A105」とZXシリーズ「NW-ZX507」を発表した。

AndroidベースになったウォークマンAシリーズ「NW-A105」

AndroidベースになったウォークマンAシリーズ「NW-A105」

2019年の新ウォークマンに共通する最大の革新点は、音楽プレイヤーのプラットフォームにAndroid 9.0を採用したことだ。ソニーは2011年からAndroid対応ウォークマンを発売していたが、2015年の「NW-ZX100」より独自ソフトウェアに切り替えていた。

しかし、今回IFA 2019で披露された2019年の新ウォークマンのAシリーズとZXシリーズで4年ぶりにAndroidへと復帰する。ポイントは“パソコンからの解放”で、従来コンテンツ入手にパソコンが必須になっていたことに対して、現在ではmoraを始めとするハイレゾ配信、Spotify、YouTubeと直接ダウンロードやストリーミングが増えたことが、Androidへの復帰を後押しした形だ。

取材に協力いただいた商品企画の露木亮吾氏

取材に協力いただいた商品企画の露木亮吾氏

さっそく、新ウォークマンの詳細をチェックしていこう。

新AシリーズはAndroid搭載にUSB Type-C端子、WMポートは廃止

ハイレゾウォークマンAシリーズ「NW-A105」は、従来と同じくソニーのフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載したハイレゾ対応ウォークマンのスタンダードモデルだ。192kHz/24bitのPCM音源のほか、DSD(11.2MHz、リニアPCMへの変換再生)の再生にも対応。MP3やCD音源をハイレゾアップスケーリングする「DSEE HX」も継承している。欧州モデルである「NW-A105」の内蔵メモリーは16GBでmicroSDメモリーカードスロットも搭載する。連続再生時間は最大20時間だ。

新ウォークマンAシリーズ。外見は変わっても中身はやはりウォークマンだ

新ウォークマンAシリーズ。外見は変わっても中身はやはりウォークマンだ

高音質設計部分は、アルミ削り出しシャーシ、高音質はんだリフロー、デジタル/アナログブロックを分けた基盤レイアウト、Fild VIa/Low DK基材基盤、低抵抗ケーブルを採用したバッテリーなど、先代の「NW-A50」シリーズで培った5つのポイントを継承。加えてZXシリーズで採用してきた、音質チューニングフィルムコンデンサーや音質チューニングチップ抵抗による高音質化も進められている。

Androidベースになったことで画面サイズも3.6インチの1280×720ドットと大型化。Google Playも標準で搭載されているので、自分で好みのアプリをインストールすることもできる。ちなみに、音楽プレイヤーは新アプリ「W.ミュージック」が提供されるが、音質設定は音楽プレイヤーから独立して動作する形となっており、音楽ストリーミングサービスやYouTube、映像配信、ゲームアプリなどでもウォークマンの高音質を有効にしてリスニングできる。さらに音楽再生については、「W.ミュージックアプリを使って再生すると、Android側の音楽回路をパスして高音質再生できる設計」(露木氏)とのことだ。

Androidベースなのでホーム画面にも戻れる

Androidベースなのでホーム画面にも戻れる

外部接続端子には新たにUSB Type-C端子を採用。ウォークマン専用だったWMポートが廃止されたことも“ウォークマン”の名前を冠するモデルとして初だ(昨年12月に発売したデジタルオーディオプレーヤーDMP-Z1では既に採用済み)。Bluetoothによる音楽再生はハイレゾ級高音質のLDACコーデック、またAACコーデックにも対応する。

なお、旧WMポートの接続性については「ドッグなどの周辺機器は非対応。現在はBluetoothなどの代替手段が増えてきたので次のステップに進んだ。USBでデジタル出力する機器は接続可能」(露木氏)とのことだ。

WMポートを廃止してUSB Type-C端子を採用したのもビッグニュース

WMポートを廃止してUSB Type-C端子を採用したのもビッグニュース

なお、カラーバリエーションについてはIFAの会場で同時に発表されたイヤホン・ヘッドホンのh.earシリーズ(第3世代)と共通となるレッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色を展開する。

新ウォークマンAシリーズは、Androidベースになっても高音質、ノイズキャンセル、LDAC対応まで出し惜しみナシ。しかもUSB Type-C端子搭載と、より選びやすくなり、ハイレゾDAPの新スタンダードモデルと呼べそうだ。欧州での発売は11月で350ユーロを予定している。日本での発売は未定。

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