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独自有機ELパネルと最新パネル制御技術でますます高画質に

パナソニック4K有機ELビエラ最上位モデル「HZ2000」発表! 明暗部の階調がさらになめらかに

4K有機ELビエラ最上位モデル「HZ2000」シリーズ

2020年9月30日、パナソニックは4K有機ELテレビのフラッグシップモデル「ビエラHZ2000」シリーズを発表した。サイズ展開は65V型と55V型で、発売日は同時発表された「4Kディーガ」の2020年秋モデルと同じ10月16日。市場想定価格は、65V型「TH-65HZ2000」が49万円前後、55V型「TH-55HZ2000」が35万円前後(いずれも税別)だ。

独自のDot Contrast パネルコントローラーProが第二世代に進化。明部の階調表現がさらにアップ

有機ELパネルの発光性能を向上させるために自社で開発・組み立てを行った独自の「Dynamicハイコントラス有機ELディスプレイ」を搭載し、有機ELテレビとは思えない力強い煌めきと高コントラストで描き出す圧倒的な映像美が大きな話題となった2019年モデルの「GZ2000」シリーズ。後継モデルとして今回登場した「HZ2000」シリーズは、「GZ2000」シリーズの独自有機ELパネルの特徴はそのままに、独自のパネル制御技術「Dot Contrast パネルコントローラーPro」を第二世代モデルへと強化したのが画質面での大きな特徴となっている。

特殊素材の放熱プレートと貼り付けシートで放熱性能を上げ、発光性能を引き上げた独自有機ELパネルを引き続き採用

特殊素材の放熱プレートと貼り付けシートで放熱性能を上げ、発光性能を引き上げた独自有機ELパネルを引き続き採用

「GZ2000」シリーズで搭載された「Dot Contrast パネルコントローラーPro」では、2019年の下位モデルに搭載されていた「Dot Contrast パネルコントローラー」をベースに、独自有機ELパネルの高輝度表現に対応したものとなっていた。対して、「HZ2000」シリーズに搭載されている「Dot Contrast パネルコントローラーPro」では、他の2020年モデルの搭載されている暗部の表現力を向上させた第二世代の「Dot Contrast パネルコントローラー」をベースに、独自有機ELパネルの高輝度表現を最大限に生かすため、明部の階調表現を引き上げたものとなっている。

第二世代の「Dot Contrast パネルコントローラーPro」では、明暗部の階調表現がさらになめらかになったという

第二世代の「Dot Contrast パネルコントローラーPro」では、明暗部の階調表現がさらになめらかになったという

実際に「HZ2000」シリーズと「GZ2000」シリーズで同じ映像を見比べてみたが、「GZ2000」シリーズでは若干白飛びしている昼間の雲や、黒がつぶれやすい岩肌の影などの階調表現が「HZ2000」シリーズではしっかりと表現できていた。特に明部の階調表現はパネル性能と相まってかなり余裕があるイメージで、夕焼けのグラデーションもかなり滑らかになっていたのが印象的だった。

なお、4K有機ELビエラ独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブプラス」や、地上デジタル放送やネット動画などの映像を部分ごとに解析して高画質化する「素材解像度検出 4Kファインリマスターエンジン」、背景とオブジェクトを分離して倍速処理を実施する「オブジェクト検出 倍速処理」、Dolby Vision IQのサポートといった部分は、先行して発売されている4K有機ビエラ2020年モデル「HZ1800」シリーズや「HZ1000」シリーズと共通。「AI HDRリマスター」についても、HLGの映像信号に含まれる明るさ情報をシーンごとにリアルタイムに解析して4K放送の画面が暗いという問題にしっかりと対応を果たした最新版が搭載されている。

先行して発売された「HZ1800」シリーズや「HZ1000」シリーズ同様に、Dolby Vision IQにも新たに対応した

先行して発売された「HZ1800」シリーズや「HZ1000」シリーズ同様に、Dolby Vision IQにも新たに対応した

Dolby Atmos対応スピーカーに自動チューニング機能「Space Tune Auto」が追加。最上モデルもついに転倒防止スタンドを導入

「HZ2000」シリーズは2019年モデルの「GZ2000」シリーズ同様、テレビ背面上部の20W+20Wイネーブルドスピーカーを含む最大出力140Wの「DYNAMIC SOUND SYSTEM」を搭載。もちろん、立体音響技術のDolby Atmosにもしっかりと対応を果たしている。

最大出力140Wの「DYNAMIC SOUND SYSTEM」は「GZ2000」シリーズと同じ

最大出力140Wの「DYNAMIC SOUND SYSTEM」は「GZ2000」シリーズと同じ

イネーブルドスピーカーによる天井反射を活用し、まるで会場にいるような臨場感のあるサウンドを楽しめる

イネーブルドスピーカーによる天井反射を活用し、まるで会場にいるような臨場感のあるサウンドを楽しめる

いっぽうで、2019年モデルの「GZ2000」シリーズと最新の「HZ2000」シリーズで差分となっているのが、自動チューニング機能「Space Tune Auto」が搭載されたことだ。「GZ2000」シリーズでは、テレビの設置方法や壁からの距離、天井からの距離、目線の位置といった設置環境を手動で入力するプリセット調整となっていたが、「HZ2000」シリーズでは、スピーカーから流したテスト音源を付属のリモコンに内蔵されているマイクを使って計測するだけで、設置環境に合わせたチューニングを自動で行ってくれるようになった。

スピーカーの自動チューニング機能「Space Tune Auto」には、リモコンの内蔵マイクを使用

スピーカーの自動チューニング機能「Space Tune Auto」には、リモコンの内蔵マイクを使用

スピーカーから流したテスト音源を測定し、設置環境に合わせて最適にチューニングする。AVアンプのようにスピーカーごとにテスト音源を流すなかなか本格的な作りになっている

スピーカーから流したテスト音源を測定し、設置環境に合わせて最適にチューニングする。AVアンプのようにスピーカーごとにテスト音源を流すなかなか本格的な作りになっている

使い勝手の面では、スタンドが改良された点も注目だ。デザインこそ「GZ2000」シリーズをほぼ踏襲しているが、「HZ2000」シリーズでは新たに「HZ1800」シリーズなどにも採用されている転倒防止スタント機能と、左右15度のスイーベル機能が追加されている。このほか、ホーム画面も改良が加えられており、各サービスのおすすめ動画などをサムネイルで表示し、コンテンツをより探しやすく進化している。

転倒防止スタント機能と左右15度のスイーベル機能が追加された「HZ2000」シリーズのスタンド

転倒防止スタント機能と左右15度のスイーベル機能が追加された「HZ2000」シリーズのスタンド

ホーム画面も改良。コンテンツを視聴したまま、各サービスのおすすめ動画が確認できるようになるなど、コンテンツがさらに探しやすくなった

ホーム画面も改良。コンテンツを視聴したまま、各サービスのおすすめ動画が確認できるようになるなど、コンテンツがさらに探しやすくなった

先行して発売された「HZ1800」シリーズや「HZ1000」シリーズで好評だった機能や技術をチューンアップし、2020年モデルのフラッグシップモデルにふさわしい画質・音質・機能性を兼ね備えた「HZ2000」シリーズ。「GZ2000」シリーズも大変人気のあるモデルだったが、より完成度を高めた「HZ2000」シリーズも大いに人気を集めそうだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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