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8Kモデルと4Kモデルをラインアップ

ミニLED+量子ドットを組み合わせたLGの“新基準”液晶テレビ「QNED」

LGエレクトロニクス・ジャパン(以下、LG)から、液晶テレビの2021年ラインアップとして、6シリーズ18機種が発表された。ラインアップは以下の通りで、2021年5月下旬より順次発売開始となる。

・“QNED99”シリーズ(8K/LG QNED MiniLEDパネル搭載)
「86QNED99JPA」(86インチ)想定実売価格1,210,000円前後(税込)/2021年8月発売

・“QNED90”シリーズ(4K/LG QNED MiniLEDパネル搭載)
「86QNED90JPA」(86インチ)想定実売価格720,000円前後(税込)/2021年8月発売
「75QNED90JPA」(75インチ)想定実売価格550,000円前後(税込)/2021年6月中旬発売
「65QNED90JPA」(65インチ)想定実売価格440,000円前後(税込)/2021年9月発売

・“NANO90”シリーズ(4K/LG NanoCelパネル搭載)
「86NANO90JPA」(86インチ)想定実売価格500,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「75NANO90JPA」(75インチ)想定実売価格350,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「65NANO90JPA」(65インチ)想定実売価格270,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「55NANO90JPA」(55インチ)想定実売価格210,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売

・“NANO85”シリーズ(4K/LG NanoCelパネル搭載)
「50NANO85JPA」(50インチ)想定実売価格170,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売

・“NANO76”シリーズ(4K/LG NanoCelパネル搭載)
「75NANO76JPA」(75インチ)想定実売価格260,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「65NANO76JPA」(65インチ)想定実売価格190,000円前後(税込)/2021年6月中旬発売
「55NANO76JPA」(55インチ)想定実売価格160,000円前後(税込)/2021年7月上旬発売
「50NANO76JPA」(50インチ)想定実売価格140,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「43NANO76JPA」(43インチ)想定実売価格130,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売

・“UP8000”シリーズ(4K/LG UHD TVパネル搭載)
「65UP8000PJB」(65インチ)想定実売価格180,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「55UP8000PJB」(55インチ)想定実売価格150,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「50UP8000PJB」(50インチ)想定実売価格140,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売
「43UP8000PJB」(43インチ)想定実売価格110,000円前後(税込)/2021年5月下旬発売

なかでも注目なのは、上位グレードの「QNED99」(8K対応モデル)と「QNED90」(4K対応モデル)。いずれもLGが「液晶テレビの新基準」とアピールしており、ミニLEDと量子ドット技術による新設計パネルを搭載しつつ、ネット動画視聴やゲームプレイに適した機能性も持ち合わせているのが特徴となる。本記事では、この「LG QNED MiniLED」シリーズを中心に紹介する。

8KモデルのQNED99

8KモデルのQNED99

4KモデルのQNED90

4KモデルのQNED90

LG液晶テレビの「新基準」

QNED99は8K/7,680×4,320ドット、QNED90は4K/3,840×2,160ドットの解像度を持つ液晶パネルを搭載。いずれもミニLEDバックライトと同社独自の「量子ドットナノセルカラーテクノロジー」を組み合わせた新開発のQNEDパネルとなっている。

ミニLEDバックライトでは、従来のLEDライトと反射板を使ったバックライトではなく、極小のLEDを敷き詰めて調光エリアを細分化し、高精細なエリア駆動を行う。これにより、液晶パネルではありながら、輝度とコントラストを大きく向上した。さらにそこに、粒子径による波長変化で純度の高い色変換を行う量子ドット素材のフィルターを組み合わせて色純度を高めている。

ミニLEDや量子ドット技術を採用したテレビ製品は他社でも先行品があるが、LG独自の調光技術や新開発の量子ドットフィルターにより、明るいシーンから深い黒の表現まで、豊かで鮮やかな色の再現性を高めたのがQNEDシリーズの特徴となる。

量子ドット(Quantum Dots)+NanoCell+MiniLEDで「QNED」という名称に

量子ドット(Quantum Dots)+NanoCell+MiniLEDで「QNED」という名称に

従来のLG製液晶テレビと比べて、輝度・コントラスト・色の再現性が向上

従来のLG製液晶テレビと比べて、輝度・コントラスト・色の再現性が向上

2020年モデル「NANO91」シリーズ比で、QNED90はLED数が32倍、輝度が2倍、調光エリアが16倍になっている

2020年モデル「NANO91」シリーズ比で、QNED90はLED数が32倍、輝度が2倍、調光エリアが16倍になっている

また、内部の映像エンジンも新世代に。特に8KモデルのQNED99は、人工知能を統合した第四世代のAIプロセッサー「α9 Gen4 AI Processor 8K」を搭載しており、地上波の番組やネット動画など、それぞれのコンテンツに合わせて最適な映像処理を行う「AI映像プロ」に対応している。視聴中の映像ジャンルをシネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダードの4つに分類し、さらにシーンも夜景・町並み・自然・スタンダードの4つに分けて自動認識。それぞれに合った画質設定を自動で適用する。

さらに、サウンド機能も進化した。視聴コンテンツのジャンルやシーンをリアルタイムでAIが分析して、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類し、それぞれに最適なバーチャル5.1.2chサウンドに変換して鳴らす「AIサウンドプロ」に対応する。「AIサウンドプロ」は、地上波放送のほか、ネット動画やYouTubeのコンテンツにも適用できる。

なお4KモデルのQNED90は、映像ジャンルの自動認識まで可能な「AI映像」(シーン認識には非対応)と、バーチャル5.1ch再生までを行う「AIサウンド」(5.1.2chは非対応)に対応している。

ネット動画視聴機能も強化!「Dolby Vision IQ」「Dolby Atmos」対応

LGならではのスマートテレビ機能については、同時発表された有機ELテレビ「OLED G1」シリーズ等と共通で強化されている。OSは「webOS 6.0」を採用しており、UIは洗練された印象に。人気のネット動画を快適に視聴できるよう、新しいマジックリモコンとUIで操作性を向上している。「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」などさまざまな動画配信サービスに対応しており、「weverse」「V LIVE」などの人気サービスも新たに追加された。

マジックリモコンを使ってテレビに向けて上下左右に振ることで行えるカーソル&スクロール操作は従来から継承しているほか、リモコンを介して「Googleアシスタント」「Amazon Alexa」の音声操作にも対応する。なお、このマジックリモコンも新しくなっており、「Googleアシスタント」と「Amazon Alexa」のボタンがそれぞれ独立して搭載され、より音声操作での操作がしやすくなっている。

独立した「Googleアシスタント」「Alexa」ボタンのほか、VODでは「Netflix」「Amazon Prime Video」に加え、「Disney+」と「U-NEXT」のボタンも新しく追加された

独立した「Googleアシスタント」「Alexa」ボタンのほか、VODでは「Netflix」「Amazon Prime Video」に加え、「Disney+」と「U-NEXT」のボタンも新しく追加された。

映像関連機能としては、「Dolby Vision IQ」と「Dolby Atmos」の両方に対応する。前者は、「Dolby Vision」対応コンテンツの再生時に、室内の明るさに合わせて映像を自動最適化する機能。後者は、バーチャルで「Dolby Atmos」のサウンドを再生する。LGでは、映像とサウンドの両面から高い没入感を得られるテレビとしてアピールする。

Dolby Vision IQとDolby Atmosの両方に対応するテレビとなる。そのほか、動画配信アプリや地上波の放送を見ているときそれぞれで、一貫した音声レベルを維持する「オートボリュームレベリング」にも対応

Dolby Vision IQとDolby Atmosの両方に対応するテレビとなる。そのほか、動画配信アプリや地上波の放送を見ているときそれぞれで、一貫した音声レベルを維持する「オートボリュームレベリング」にも対応

映像関連では「FILMMAKER MODE」も搭載。これは映画視聴に最適化したモードで、あえてフレーム補間なし&ノイズリダクションをオフにすることで、テレビながら映画制作者の意図どおりの映像表現を再現するというもの

映像関連では「FILMMAKER MODE」も搭載。これは映画視聴に最適化したモードで、あえてフレーム補間なし&ノイズリダクションをオフにすることで、テレビながら映画制作者の意図どおりの映像表現を再現するというもの

HDMI 2.1対応。ゲーム関連仕様も強化

また、ゲーム関連の仕様もしっかり進化している。HDMI 2.1をサポートし、8KモデルのQNED99は8K/60p、4K/120p、ALLM/eARCに準拠。4KモデルのQNED90は4K/120p、VRR/ALLM/eARCをサポートする。

こちらも同時発表された有機ELテレビ「OLED G1」シリーズ等と共通で、ゲーム用の設定画面「ゲームオプティマイザ」にアクセスしやすいメニューに強化されており、ゲームジャンル設定によって映像を最適化するなど、画質モードを自由に選択できるようになっているのが特徴。

ゲームシーンによって発生する白飛びや黒つぶれを抑え、HDRのゲーム世界を美しく再現するテレビとして、HDRゲームの普及団体HGiGのガイドラインに準拠している

ゲームシーンによって発生する白飛びや黒つぶれを抑え、HDRのゲーム世界を美しく再現するテレビとして、HDRゲームの普及団体HGiGのガイドラインに準拠している

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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