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小さくなってハイブリッドノイキャン化! ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」

小さくなってハイブリッドノイキャン化! ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」

ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンの最新フラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 3」がついに発表された。先代の「MOMENTUM True Wireless 2」からイヤホン本体のデザインを刷新し、アクティブノイズキャンセリング機能をハイブリッド方式に強化するなど、さまざまな進化を遂げた大注目の機種だ。カラーは、ブラックとホワイトの2色展開。ブラックが5月20日に先行して発売、ホワイトは夏以降の発売となる。市場想定価格は39,930円だ。

ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」。カラーは、ブラックとホワイトの2色展開

ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」。カラーは、ブラックとホワイトの2色展開

独自チップによるハイブリッドノイキャン搭載。「IE 600」ゆずりのドライバーユニットにも注目

「MOMENTUM True Wireless 3」で今回大きく進化したのが、アクティブノイズキャンセリング機能だ。先代の「MOMENTUM True Wireless 2」では、音質を最優先するためにあえてフィードフォワード方式のものをチョイスしていたが、今回の「MOMENTUM True Wireless 3」では、音楽リスニングをじゃまするノイズをさらに低減させるため、フィードフォワード方式とフィードバック方式を組み合わせたハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能へとアップデートした。

これまで一貫して音質最優先のノイキャンをアピールしていたのに方針転換?と思う人もいるだろうが、実はそうではない。今回、同社はノイズキャンセリング機能を周囲の状況にあわせてダイナミックにコントロールする独自の「アダプティブノイズキャンセリング」を開発。「MOMENTUM True Wireless 3」では、クアルコム社のBluetooth通信用のチップとは別に、ノイズキャンセリング制御とDAC機能を融合した独自チップを搭載することで、音質を最優先しながら音楽リスニングをじゃまするノイズを自動で最適に低減することを実現したというわけだ。ちなみに、Bluetooth通信用のチップとは別のチップを搭載したのは、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンとしては「MOMENTUM True Wireless 3」が初だという。

ハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能に独自の「アダプティブノイズキャンセリング」を組み合わせることで、音質とノイズ低減の両立を実現

ハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能に独自の「アダプティブノイズキャンセリング」を組み合わせることで、音質とノイズ低減の両立を実現

さらに、この高性能なハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能を実現するために搭載した片耳3基、両耳合計6基のマイクをフル活用し、外側のビームフォーミングマイクでの声を正確に収音するとともに、ノズル内のマイクで耳管や骨を通じてからの中で響く音を収音して自分の発する声だけに焦点を当てることで、通話性能も大きく向上。外音取り込み機能「トランスペアレントヒアリング」についても、新たに周囲の音を取り込むレベルをユーザーが好みに合わせてアプリから無段階で調節できるようにするなど、使い勝手も大きくアップデートされている。

合計6つのマイクを搭載した「MOMENTUM True Wireless 3」。これらをフル活用することで、通話性能も大きく向上したという

合計6つのマイクを搭載した「MOMENTUM True Wireless 3」。これらをフル活用することで、通話性能も大きく向上したという

このように、ノイズキャンセリング機能やマイク性能などが大きく向上した「MOMENTUM True Wireless 3」だが、もちろんゼンハイザーらしく音質にも徹底的にこだわっている。イヤホンの核であるドライバーユニットは、歴代の「MOMENTUM True Wireless」シリーズで採用されている、自社開発の「TrueResponse(トゥルーレスポンス)トランスデューサー」と呼ばれる7mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。3月に発売された「IE 600」と同じバックボリューム機構を導入し、ゼンハイザーらしい上質な音質と高性能なノイズキャンセリング機能の両立を実現したという。

自社開発の「TrueResponse(トゥルーレスポンス)トランスデューサー」は、「IE 600」と同じバックボリューム機構を導入

自社開発の「TrueResponse(トゥルーレスポンス)トランスデューサー」は、「IE 600」と同じバックボリューム機構を導入

また、「MOMENTUM True Wireless」シリーズで初めてaptX Adaptiveコーデックに対応したのもトピックだ。対応デバイスとの組み合わせが必要となるものの、最大96kHz/24bitのハイレゾ相当のワイヤレスリスニングを楽しめるようになっている。

そして、「MOMENTUM True Wireless 3」がすごいのは、これだけの機能アップデートがあるのにも関わらず、イヤホン本体が先代の「MOMENTUM True Wireless 2」から16%もコンパクトになったということ。イヤホン本体のデザインも、これまでの「MOMENTUM True Wireless」シリーズで採用していた丸形のデザインから、「CX True Wireless」ライクなデザインに生まれ変わり、見た目の部分でも大きな進化を感じる1台となっている。

イヤホン本体はIPX4の防滴性能を確保。シリコン製のイヤフィンも新たに取り付けられるようになり、普段使いはもちろん、ジョギングやワークアウトなどのアクティブなシーンにも対応できるようになった。長時間通話などで便利な片耳使いにも対応する

イヤホン本体はIPX4の防滴性能を確保。シリコン製のイヤフィンも新たに取り付けられるようになり、普段使いはもちろん、ジョギングやワークアウトなどのアクティブなシーンにも対応できるようになった。長時間通話などで便利な片耳使いにも対応する

バッテリー性能については、イヤホン単体で最大7時間(iPhoneボリュームmid/ANC OFF/トランスペアレントヒアリングOFF)、ケース併用で最大28時間。10分の充電で約1時間使える急速充電機能も備える。専用ケースはファブリック素材を採用。ワイヤレス充電規格のQiにも対応する。通信性能はBluetooth 5 2 Class 1 出力対応、True Wireless Mirroringにも対応する。対応コーデックは、SBC、AAC、aptX 、aptX Adaptive。

専用ケースはワイヤレス充電規格のQiにも対応している

専用ケースはワイヤレス充電規格のQiにも対応している

なお、ゼンハイザーによれば、「MOMENTUM True Wireless 3」は発売後もファームウェアアップデートにより進化し続けるという。現時点でどんな機能を実装するかなどの具体的なアナウンスはできないそうだが、この機能が欲しかったとユーザーが思えるようなものを予定しているそうなので、今後の展開にも注目していきたいところだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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