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[PR]今こそ選びたい、高コスパサウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」

提供:デノン

テレビの音質を手軽に、しかも劇的に向上してくれるサウンドバー。比較的安価で質の高い製品が増えているものの、機能的にも、音質的にも、もう少し本格的なサウンドバーを求めている人も多いはず。そこで注目したいのが、「Denon Home Sound Bar 550」だ。デノンのサウンドバーと言えば、エントリーモデルでも“ピュア”な音質にこだわった「DHT-S217」が人気だが、「Denon Home Sound Bar 550」は、音質だけでなく高機能、高コストパフォーマンスも兼ね備えているのが特徴となっている。

知る人ぞ知る高コスパ機「Denon Home Sound Bar 550」

▼近年のサウンドバーマーケットを席巻するデノンが作った、最高峰サウンドバー

少しでもオーディオに興味のある人なら「デノン」(あるいは旧名称の“デンオン”)の名前は知っていることだろう。日本が誇るオーディオ機器ブランドとして、ホームオーディオ向けのプリメインアンプやAVアンプ、CDプレーヤー、レコードカートリッジを生産することで広く知られている。

そのデノンが近年力を入れているのがサウンドバーのカテゴリー。音楽・映画どちらの音響再生にも通じたデノンが手がける本格オーディオ機器由来の製品とあって、価格.com上でも人気を博している。

価格.com「ホームシアター スピーカー」カテゴリーの人気売れ筋ランキング1位の(2023年2月15日時点)「DHT-S217」と、「価格.comプロダクトアワード2022」で金賞を獲得した「DHT-S517」

価格.com「ホームシアター スピーカー」カテゴリーの人気売れ筋ランキング1位の(2023年2月15日時点)「DHT-S217」と、「価格.comプロダクトアワード2022」で金賞を獲得した「DHT-S517」

デノンの本気度合いが顕著なのが、「サウンドマスター」山内慎一氏のチューニングが施されているという点。「サウンドマスター」とは、デノンのオーディオ機器すべての音質の最終決定を行う、音質責任者のこと。サウンドバーも例外ではなく、最新モデルの「DHT-S217」「DHT-S517」およびここで紹介する最上位モデル「Denon Home Sound Bar 550」は、すべてのデノン製品(CDプレーヤーやAVアンプなど)と同じ基準で厳しく「サウンドマスター」にチェックされ、仕上げられている。

特にオーディオブランドとしての矜持を色濃く感じさせるのが、再生モードとして「Pureモード」を持っている点。これはサウンドバーに入った信号に手を加えずに、そのまま処理して出力するモードのこと。こう説明すると何のことはないようだが、実はサウンドバーにおいてはかなり珍しい。サウンドバーでは、入力された信号にサラウンド化の処理などを加えて空間の広がりを演出するのが一般的だからだ。

たとえばステレオ(2ch)の音楽にはサラウンド処理をかけない。それでも十分に音の広がりを担保できるし、ダイレクトに音のよさを感じられる、そういった基本的なハードウェア設計をしていますよ、というデノンからのメッセージというわけだ。実際に、サウンドバーの“音作り”はまずは2chで行い、その後にサラウンドの音を決めていくのだという。

もちろん、AVアンプを手がけるブランドとあって、サラウンドへの対応にも力を入れている。上記の3製品はDolby Atmos(ドルビーアトモス)の再生に対応しているうえ、特に「Denon Home Sound Bar 550」では「デノンが長年のAVアンプ開発で培ってきた技術を投入し、サウンドバーでも臨場感たっぷりの3Dサウンド体験を実現」するとしている。

デノンのオーディオ製品の音質責任者である「サウンドマスター」山内慎一氏

デノンのオーディオ製品の音質責任者である「サウンドマスター」山内慎一氏

▼今が買い時、「Denon Home Sound Bar 550」

ここで取り上げる「Denon Home Sound Bar 550」は、2021年4月に発売された製品であるが、この製品に今注目すべき大きな理由は、市場価格が下がって買いやすくなってきたから。2023年3月6日時点の価格.com最安価格は59,800円。発売時は8万円前後の販売価格であったが、この1年で価格が下がり、5万円台で買える下位モデル「DHT-S517」に近い価格で購入できるのだ。今こそ、デノンサウンドバーのハイエンドモデルを購入するチャンスと言える。

さらに、「Denon Home Sound Bar 550」の発売後、追加購入でワイヤレスサラウンドシステムを実現できる「Denon Home」シリーズにサブウーハーが追加されたことで、4.1chシステムへの拡張に対応。そのほか、オリジナルのネットワークオーディオ機能「HEOS(ヒオス)」は逐次アップデートされていて、動作の安定性を増している。

▼全チャンネルが独立駆動される6ドライバー構成

「Denon Home Sound Bar 550」はミッドバス×4、ツイーター×2の6ドライバー構成。すべてのドライバーが独立したアンプで駆動される、スピーカーシステムとしてとても充実した内容だ。前面に2つ、背面に1つ見える四角いドライバーはパッシブラジエーターと呼ばれ、磁気回路を持っていない。サウンドバー内部の空気振動を受けて駆動され、低音再生を行う仕組みだ。

55mm径のミッドバス×4、19mm径のツイーター×2によるステレオ(2ch)システム。サウンドバーで採用例の多い楕円形ドライバーではなく、真円形ドライバーを使っていることがポイント。より低歪みな再生が可能だという

55mm径のミッドバス×4、19mm径のツイーター×2によるステレオ(2ch)システム。サウンドバーで採用例の多い楕円形ドライバーではなく、真円形ドライバーを使っていることがポイント。より低歪みな再生が可能だという

▼アップデートで充実度を増す、オリジナルネットワークオーディオ機能「HEOS」

上記のとおり、「HEOS(ヒオス)」とはデノンオリジナルのネットワークオーディオ機能のこと。サウンドバー/ワイヤレススピーカーの「Denon Home」シリーズのほか、AVアンプなどにも同じ機能が搭載されており、楽曲再生を手元で一元管理できる。

「HEOS」のファームウェアは常にアップデートされていて、動作の安定性を増しているだけでなく、Amazon Musicでユーザーが作成したカスタムプレイリストへの対応など、機能強化も実施されているので、「HEOS」アプリで再生するAmazon Musicはとても便利だ。Amazonプライム会員(Amazon Music Prime)ならば、それだけでAmazon Musicのプレイリストや人気ランキングは聞き放題。しかも「1億曲」の中から選ばれた楽曲とあって、ラインアップはかなり幅広い。

これだけでも十分に満足できそうだが、「Denon Home Sound Bar 550」では、Amazon Music Unlimitedに契約していれば「ULTRA HD」(ハイレゾ)楽曲も再生可能。好きな曲を自由に選べるだけでなく、よりよい音質を期待できるハイレゾの楽曲を簡単にストリーミング再生できるのだ。

「HEOS」ではSpotifyやAmazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスに対応。操作はiOS/Android端末の無料アプリで行う。各種サービスでの選曲だけでなく、スライドバーによるスムーズな音量調整、「Denon Home Subwoofer」を使う場合はサブウーハーの音量調整が独立して可能など、細かな配慮がなされている

「HEOS」ではSpotifyやAmazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスに対応。操作はiOS/Android端末の無料アプリで行う。各種サービスでの選曲だけでなく、スライドバーによるスムーズな音量調整、「Denon Home Subwoofer」を使う場合はサブウーハーの音量調整が独立して可能など、細かな配慮がなされている

リアルサラウンドスピーカーもサブウーハーも追加できる、「進化形」サウンドバー

先に「4.1chシステムへの拡張に対応」すると記したように、「Denon Home Sound Bar 550」は、サラウンド(リア)スピーカー、サブウーハーを買い足すことで“リアルサラウンド”システムへと進化できる。壁や天井からの反射音を利用してサラウンドを実現する方法はサウンドバーの定番だが、実際にリスナーの後ろ側にスピーカーを置いてサラウンド音声を再生すれば、格別の音場の広がりを得られる。

▼2台の「Denon Home 150」で後方に広がる音場を追加

サラウンド(リア)スピーカーを追加するには、ワイヤレススピーカーの「Denon Home 150」などを2台購入すればOK。「Denon Home 150」は比較的コンパクトなスピーカーだが、より大型の「Denon Home 250」や「Denon Home 350」を2台使う構成も可能だ。

Amazonプライム・ビデオやNetflixなど、人気の動画配信サービスでは多くの映画が配信されているが、5.1chやDolby Atmosなどのサラウンド音声で配信されている作品はとても多い。それらを臨場感たっぷりに楽しみたい、と考える人はまず「Denon Home 150」を2台追加した4.0chサラウンドを検討するとよいだろう。

「Denon Home Sound Bar 550」を拡張するならば、まず試したいのが「Denon Home 150」を2台追加する4.0ch構成。「Denon Home 150」は1台でも音楽を楽しめる「ネットワークスピーカー」なので、普段は別の部屋で音楽を聞くために「Denon Home 150」を使い、映画などを見る場合には写真のように「Denon Home Sound Bar 550」と組み合わせる、という使い方も可能だ。ワイヤレスで接続できるので、スピーカーケーブルをつなぐことなく、とても簡単に本格的なサラウンド体験を味わえる

「Denon Home Sound Bar 550」を拡張するならば、まず試したいのが「Denon Home 150」を2台追加する4.0ch構成。「Denon Home 150」は1台でも音楽を楽しめる「ネットワークスピーカー」なので、普段は別の部屋で音楽を聞くために「Denon Home 150」を使い、映画などを見る場合には写真のように「Denon Home Sound Bar 550」と組み合わせる、という使い方も可能だ。ワイヤレスで接続できるので、スピーカーケーブルをつなぐことなく、とても簡単に本格的なサラウンド体験を味わえる

▼「Denon Home Subwoofer」で重低音を追加

特に映画再生で、体に響くような重低音が欲しいという人はサブウーハー「Denon Home Subwoofer」を追加するとよいだろう。こちらもワイヤレス接続で簡単に連携できる。「Denon Home Sound Bar 550」と組み合わせて2.1chとしてもよいし、さらに「Denon Home 150」2台と組み合わせた4.1chとしてもよい。

どうしてもサラウンド(リア)スピーカーを置く場所がない、という場合など、「Denon Home Sound Bar 550」と「Denon Home Subwoofer」の2.1chシステムはとても有効だろう。最小限の構成でも、映画などの臨場感を高めてくれる

どうしてもサラウンド(リア)スピーカーを置く場所がない、という場合など、「Denon Home Sound Bar 550」と「Denon Home Subwoofer」の2.1chシステムはとても有効だろう。最小限の構成でも、映画などの臨場感を高めてくれる

「Denon Home Sound Bar 550」を聞いてみた

「Denon Home Sound Bar 550」に「Denon Home 150」2台を加えた4.0chシステムのイメージ。サラウンド(リア)スピーカーとして使う「Denon Home 150」は試聴場所の後ろに置くのが基本

「Denon Home Sound Bar 550」に「Denon Home 150」2台を加えた4.0chシステムのイメージ。サラウンド(リア)スピーカーとして使う「Denon Home 150」は試聴場所の後ろに置くのが基本

▼「Denon Home Sound Bar 550」のコスパは「DHT-S517」以上!

さて、ここからは実際に「Denon Home Sound Bar 550」の音を聞いてみよう。さすがデノンサウンドバーのハイエンド製品と言うべきか、「Denon Home Sound Bar 550」でAmazon Musicの音楽を再生してみると、中低域の充実した本格的なオーディオのバランスで聞かせる。真ん中にしっかりとボーカルが浮かび上がるので、スピーカー2本で実現する“ステレオ”を聞いている感覚に近い。

650mmという横幅の狭いコンパクトな本体だけに、ステレオの広がりは弱めなのではないだろうか、と思っていたが、そこは心配はいらない。150cmも離れればコンパクトな本体から発せられる音が左右だけでなく上方向にもうまく拡散され、音楽にも映画の音響にもフィットする音場が再現されていた。

また、中低域が充実しているというのは、単に帯域バランスの取り方の問題ではなく、根本的にオーディオ製品としてのクオリティが高いということ。弟機にあたる「DHT-S517」は音を上に放射する「イネーブルドスピーカー」を内蔵しているうえ、サブウーハーも付属する。こうした完結型のパッケージ製品も魅力的ではあるが、「音がよい」という絶対的なアドバンテージは「Denon Home Sound Bar 550」にある。

しかも冒頭のとおり、「Denon Home Sound Bar 550」の販売価格は現在とても下がっている。価格に対する音質という本来の意味どおりに考えるコストパフォーマンスは、「DHT-S517」以上に高いと感じた。

▼「Denon Home 150」2台の追加で、音が“降ってくる”まるで別世界のサラウンドに!

「Denon Home Sound Bar 550」単体でのコストパフォーマンスの高さが確認できたところだが、そこに「Denon Home 150」を2台追加。4.0chシステムに「進化」させて使うと、さらに別世界のサラウンド表現が待っていた。

「イネーブルドスピーカー」のように天井からの反射音を利用してサラウンドを実現する方法は、現在のサウンドバーの主流だが、試聴場所の後ろに音源を置く、この正統派スタイルのサラウンド表現にはまだまだ及ばないのだなと感じさせられる。

Dolby Atmos音声で配信されている映画「トップガン マーヴェリック」を再生してみると、シンプルに音に包まれる心地よさがあるだけでなく、サラウンド(リア)スピーカーと「Denon Home Sound Bar 550」の間に自在に音が動き回り、左右や後ろだけでなく、上方向の空間表現もグンと拡張される。この効果はサラウンド(リア)スピーカーを高めの位置にした場合に顕著だった。後ろ側にスピーカーを足しただけなのに、音が上から“降ってくる”ようになる。「Denon Home Sound Bar 550」を導入するならば、ぜひ一度試していただきたいセッティングだ。

▼低音を足すだけでなく、音質を底上げする「Denon Home Subwoofer」

低音だけを再生するサブウーハーは「0.1」とカウントされる。「Denon Home Sound Bar 550」との組み合わせでは「2.1」ch、そこに2台の「Denon Home 150」を加えた場合は「4.1」chとなる

低音だけを再生するサブウーハーは「0.1」とカウントされる。「Denon Home Sound Bar 550」との組み合わせでは「2.1」ch、そこに2台の「Denon Home 150」を加えた場合は「4.1」chとなる

もうひとつの進化の方向が、サブウーハー「Denon Home Subwoofer」を加える2.1chや4.1chシステムの構築だ。まずは「Denon Home Sound Bar 550」と「Denon Home Subwoofer」による2.1chシステムを試してみると、それぞれの受け持つ帯域が自動で最適化される。つまり、2ch音源を「Pureモード」で再生する場合も、常にサブウーハーが動くシステムとなる。

この最適化が絶妙だ。かなり低い帯域だけを「Denon Home Subwoofer」に受け持たせ、帯域を分割する違和感を抑えつつ、周波数レンジを大幅に広げることに成功している。しかも低域をサブウーハーに任せることは「Denon Home Sound Bar 550」の負担が減ることにもなる。すると周波数レンジが広がるだけでない、トータルの音質向上につながるのだ。

この2.1chシステムならば、BTSの「Butter」のような低音のビートがきいた現代ポップスも難なく再生するうえ、ボーカルはあくまでクリア。2chの音楽再生能力を重視する人にも、この2.1chシステムは有効だ。

そして、そこに「Denon Home 150」を2台加えた4.1chが「進化」の最終形となる。左右だけでなく上方向にも広がる音場、最新の映画音響に含まれる強力な低音をしっかり再生できる立派な本格ホームシアターシステムとなった。こうした「進化」のために必要な作業は電源の確保と「HEOS」アプリでのドラッグ&ドロップくらい。ややこしい接続作業がないこともこのシステムの大きなメリットだろう。

【まとめ】価格がこなれてきた、今が購入のチャンス!「Denon Home Sound Bar 550」

ここまでのように、「Denon Home Sound Bar 550」はさすがデノンのハイエンドと言うべき音のよさが何よりの魅力。最新のサラウンド規格Dolby Atmos、DTS:Xにも対応し、リアルサラウンド(リア)スピーカーを追加すれば、音が後ろに回るだけでなく上から“降ってくる”ような体験もできる。

製品の発売からしばらく経ち、コストパフォーマンスの高さは今が過去最高だ。もし予算の都合で初めから諦めている人がいるとすれば、これはまたとないチャンス。まずは「Denon Home Sound Bar 550」を購入しておけば、後はそのときの予算と環境に合わせて、「Denon Home 150」「Denon Home Subwoofer」を買い足していけば、より本格的なホームシアターが完成する。少しずつ自分のオーディオシステムの音がよくなっていくのはうれしいもの。これはオーディオ趣味の王道的楽しみでもある。

基本的な音質がすぐれているだけでなく、2.1chや4.1chシステムに少しずつ「進化」できる、デノンのハイエンドサウンドバーの魅力を再発見していただきたい。

価格.comマガジン編集部

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