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ノイキャンONでも最大50時間! 電池持ち抜群のワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM Wireless」

ゼンハイザーから、「MOMENTUM Wireless」シリーズとは異なる新ラインのノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM Wireless(アクセンタム ワイヤレス)」が発表されました。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、ブラックは2023年11月上旬、ホワイトは2023-24年冬発売予定。市場想定価格は29,920円前後(税込)です。

ゼンハイザーのノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホン最新モデル「ACCENTUM Wireless」

ゼンハイザーのノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホン最新モデル「ACCENTUM Wireless」

ノイズキャンセリングONでも最大50時間! 電池切れを気にせず使える実用性重視の1台

「ACCENTUM Wireless」を端的に表現するなら、フラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」譲りのロングバッテリーを確保しつつ、一部スペックを抑えてコスパと実用性を重視したバランス型のミドルレンジモデルといったところでしょうか。

同ブランドには、「MOMENTUM 4 Wireless」と「HD 450BT」という2つのノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホンがすでにラインアップされていますが、新モデルの「ACCENTUM Wireless」は、価格的にもスペック的にもちょうど2モデルの間を補完する形になっています。

たとえば、ノイズキャンセリング機能は「MOMENTUM 4 Wireless」や「HD 450BT」と共通するフィードフォワードとフィードバックの両方を採用したハイブリッド方式ですが、ノイズキャンセリング機能をONにした状態で最大50時間(iPhoneと接続、ボリュームmid設定)というバッテリー性能は、「HD 450BT」の最大30時間を上回る数値で、「MOMENTUM 4 Wireless」の最大60時間に近いスペックです。

ノイズキャンセリング機能はフィードフォワードとフィードバックの両方を採用したハイブリッド方式で、マイクの数は全部で5基

ノイズキャンセリング機能はフィードフォワードとフィードバックの両方を採用したハイブリッド方式で、マイクの数は全部で5基

いっぽうで、マイクの数は「HD 450BT」と同じ全5基(「MOMENTUM 4 Wireless」は全8基)。周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングを自動で調整するアダプティブ機能や、アプリからのノイズキャンセリング調整機能など、「MOMENTUM 4 Wireless」にあった一部機能は省かれており、このあたりのスペックは「HD 450BT」に近いものに仕上がっています。

外音取り込み機能に関しても、「HD 450BT」には搭載されていませんでしたが、「ACCENTUM Wireless」では「MOMENTUM 4 Wireless」ほど高機能ではないものの搭載されました。Bluetoothの対応コーデックも「ACCENTUM Wireless」ではSBC、AAC、aptX、aptX HDとなっており、「MOMENTUM 4 Wireless」のaptX Adaptive対応よりは若干スペックが抑えられているものの、「HD 450BT」のaptx Low Latencyよりは高音質で楽しめるという絶妙なスペックです。

「ACCENTUM Wireless」のBluetooth対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD。最大48kHz/24bitまで伝送できます

「ACCENTUM Wireless」のBluetooth対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD。最大48kHz/24bitまで伝送できます

ドライバーユニットには自社開発の口径37mmダイナミック型ドライバーを採用し、ゼンハイザーらしい高音質もしっかりと担保したそう。「MOMENTUM 4 Wireless」や「HD 450BT」よりも軽い222gという軽量ボディや4つの物理ボタンによるシンプルな操作性、最大2台まで同時接続できるマルチポイント対応なども日常使いに便利そうです。

ドライバーユニットには自社開発の口径37mmダイナミック型ドライバーを採用

ドライバーユニットには自社開発の口径37mmダイナミック型ドライバーを採用

222gの軽量ボディを採用。各種操作は4つの物理ボタンで行う形です

222gの軽量ボディを採用。各種操作は4つの物理ボタンで行う形です

アプリ「SmartSmart Control」にもしっかりと対応。イコライザー機能のほかにも、場所に応じて自動でサウンド設定を呼び出す「Sound Zones」や、サンプル音源を聴いて好みのサウンドに調整できる「Sound Check」といった機能も利用できます

アプリ「SmartSmart Control」にもしっかりと対応。イコライザー機能のほかにも、場所に応じて自動でサウンド設定を呼び出す「Sound Zones」や、サンプル音源を聴いて好みのサウンドに調整できる「Sound Check」といった機能も利用できます

市場想定価格も29,920円前後(税込)と、フラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」と比べるとお求めやすい価格です。ゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンは高音質だけど価格はお高めというイメージがありましたが、「ACCENTUM Wireless」の価格なら十分手が届きそうですし、「HD 450BT」だとスペックや機能が物足りなかったという人でも「ACCENTUM Wireless」であれば1台でいろんなシーンをしっかりカバーしてくれそうですね。

最新モデル「ACCENTUM Wireless」とフラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」の機能比較1

最新モデル「ACCENTUM Wireless」とフラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」の機能比較1

最新モデル「ACCENTUM Wireless」とフラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」の機能比較2

最新モデル「ACCENTUM Wireless」とフラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」の機能比較2

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

AV家電とガジェット系をメインに担当。ポータブルオーディオ沼にどっぷりと浸かっており、家のイヤホン・ヘッドホンコレクションは100を超えました。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットも増えてます。家電製品総合アドバイザー資格所有。

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