イベントレポート
東京・銀座のソニービルで開催中

ノーベル文学賞受賞で話題のボブ・ディランを、ハイレゾ音声&200型大スクリーンで楽しんできた

2016年のノーベル文学賞を受賞したことで話題の人物、ボブ・ディランの楽曲映像を、200型巨大スクリーンとハイレゾ音声で体験できるイベント「ハイレゾでもっとリアルに! ボブ・ディラン スペシャルイベント」が、東京・銀座のソニービルで開催中だ。期間は11月11日(金)〜11月25日(金)まで。入場は無料。

ディランの音楽をハイレゾで「リアルに」体験するイベント

ディランの音楽をハイレゾで「リアルに」体験するイベント

200型スクリーンとハイレゾでよみがえる60年代のボブ・ディラン

200型スクリーンとハイレゾでよみがえる60年代のボブ・ディラン

「ノーベル文学賞受賞は適切なのか?」と世間で大きな話題を集めたディランのその音楽と歌詞を、CD以上のハイクオリティな音声で、しかも誰でも無料で楽しめるということで参加してきたので、現場の雰囲気をお伝えしたい。

会場は銀座ソニービル

会場は銀座ソニービル

エレベーターに乗ると、すでにディランの楽曲が流れている

エレベーターに乗ると、すでにディランの楽曲が流れている

8F OPUSに着いてエレベーターを降りると、上映プログラムとディランのポスターがお出迎え

8F OPUSに着いてエレベーターを降りると、上映プログラムとディランのポスターがお出迎え

イベント会場ロビーの様子。Xperiaタブレットを使って来場者アンケートを行っている

イベント会場ロビーの様子。Xperiaタブレットを使って来場者アンケートを行っている

今回のイベントは、11月23日(水)にリリースされるディランのアルバム『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』の発売を記念したもの。1966年に英国ロイヤル・アルバート・ホールで行われたライブの模様を収録した1枚だ。

会場ロビーにも『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』のCD現物が置かれている

会場ロビーにも『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』のCD現物が置かれている

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ソニーの高品位オーディオで、誰でも自由にディランの名曲映像6曲を楽しめる

上映会場に入ると、さっそく200型の大型スクリーンが目に飛び込んでくる。音楽再生環境はソニーのオーディオ製品で構成されており、スピーカーの最上位機種であるリファレンスモデル“R”シリーズ「SS-AR1」に、ステレオプリメインアンプ「TA-A1ES」が組み合わされている。

上映会場の様子。まず200型スクリーンが目に飛び込んでくる

上映会場の様子。まず200型スクリーンが目に飛び込んでくる

ゆったりした空間でリラックスして音楽と映像を楽しめるようになっている。入退出も自由で、気楽に立ち寄ることができる

イベントで使用しているプリメインアンプ「TA-A1ES」は、会場内にも展示中

イベントで使用しているプリメインアンプ「TA-A1ES」は、会場内にも展示中

上映されているディランの楽曲映像は、全部で6曲。初期の代表曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」「風に吹かれて」にくわえ、1992年開催の『ボブ・ディラン30周年コンサート』から「マイ・バック・ペイジズ」「天国への扉」、そして近年作から「ノット・ダーク・イェット」「デューケイン・ホイッスル」もフィーチャーされている。60年代から現代まで続くディラン曲の変遷を、かなりおおざっぱにだがなぞれる構成で、初心者でもとっつきやすいプログラムだろう。なお、6曲とも、ハイレゾのスペックに関しては96kHz/24bitのPCM音声が使用されている。

楽曲映像プログラムは6曲あわせてトータル約40分。イベント期間中は、これが繰り返し上映されている。上映中も入退出は自由なので、誰でも気軽に立ち寄りやすい環境になっていてうれしい。

レア映像&音声も楽しめる!ディランの音楽をハイレゾで楽しんできた

せっかくなので、現地でディランのハイレゾを体験してみた感想を簡単にご紹介したい。ハイレゾ音声と高品位な再生環境により、ディランの高い声やバックバンドの楽器の響きなど、それぞれの音の分離がよくくっきりしているところは今回のイベントの聞きどころのひとつだ。特にライブ音源に関しては空間性の高さも相まって、ギターのピッキングやドラムのアタック感による音の臨場感はもちろん、観客から大きな拍手や歓声が起こると、自分も一緒にそのライブの客席にいるかのように感じられる瞬間があった。

音の分離がよく、1つひとつの音が聞き取りやすい

音の分離がよく、1つひとつの音が聞き取りやすい

観客の歓声と拍手が沸き起こる場面では、自分もその場にいるかのような気分になる

観客の歓声と拍手が沸き起こる場面では、自分もその場にいるかのような気分になる

それに、200型の大画面による視覚的な没入感の高さも、感動に大きく影響する。大画面映像で楽しむエンタメというと、スタンダードなものでは映画やスポーツ中継があがるが、こういった音楽ライブもぴったりだ。聞いたところによると、映像の投影に関してもソニー製の業務用4K SXRDプロジェクターを使用しているそうなので、映像も音声もまるごとソニーのシステムで楽しめるかたちだ。自宅でただCD盤を聞くのとは異なる体験ができる。

ちなみに、今回のイベントで上映されている「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、11月23日にリリースされる新譜『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』に収録されたものと同じ音源のハイレゾ版が使われている。また、「風に吹かれて」に関しては、60年代当時のテレビ番組で歌われた際の映像と音声が使われているが、その音声をわざわざ当時のアナログテープからハイレゾ化して再び映像に合わせていることにも注目したい。先ほど、初心者でもとっつきやすいプログラムと言ったが、こういった部分は往年のファンでも楽しめるポイントではないだろうか。

「風に吹かれて」は、60年代当時のテレビ番組で放映された際の収録内容を元に、音声をハイレゾ化している

「風に吹かれて」は、60年代当時のテレビ番組で放映された際の収録内容を元に、音声をハイレゾ化している

今年10月、ディランがノーベル文学賞を受賞したという一報が入ってきたとき、Twitter上では「How does it feel?」とディラン本人に呼びかけるツイートがあふれて多くの人が話題にしていた(「How does it feel?」はディランの楽曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞の一節)。その後は「むしろノーベル平和賞のほうがふさわしいのではないか?」「ノーベル文化賞でも作ればよいのでは?」など受賞そのものが適切かどうかについての考察や、「ディラン好きとしてはうれしいニュース」「正直ディランがこういう賞を受けるのが意外」といった音楽ファンの声など、さまざまな意見が飛び交っている。

そんなちょっとした議論を生んだディランの音楽と歌詞に、今回のイベントで200型スクリーンとハイレゾ音声によるプレミアムな環境で改めて触れてみるのもよいのではないだろうか。「風に吹かれて」などの有名曲もあって初心者でも聞きやすいだろうし、ノーベル文学賞受賞・賛成派の方でも反対派の方でもきっと楽しめるはずだ。

OPUS公式Twitterをフォローし、応募のハッシュタグをつけた感想などをツイートすると、イベント限定の壁紙がプレゼントされるキャンペーンも実施中

<イベント情報>
■新譜『リアル・ロイヤル・アルバート・ホール』発売記念
 ハイレゾでもっとリアルに! ボブ・ディラン スペシャルイベント
・開催期間:2016年11月11日(金)〜11月25日(金)※11月12日(土)を除く
・開催時間:11:00〜19:00 ※入場無料
・開催場所:東京・銀座 ソニービル8F コミュニケーションゾーン OPUS
(東京都中央区銀座5-3-1 )
・イベントの詳細:http://www.sonybuilding.jp/eventspace/opus/bobdylan/

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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