新製品レポート
自撮りディスプレイ搭載。11m防水で海川の撮影がはかどるアクションカメラ

DJI「Osmo Action」ハンズオン&GoPro「HERO7 Black」を速攻比較!

民生用ドローンメーカーの最大手、DJIがアクションカメラ「Osmo Action」(オズモ アクション)を発表しました。発表会会場で試した実機と発表の様子をレポートしつつ、ライバル機のGoPro「HERO7 Black」との比較をしてきました。

「Osmo Action」は前面に自撮り用ディスプレイを搭載し、水深11mの防水性能などを備える、DJI初のアクションカメラです。公式サイトでの直販価格は44,800円(税込)で、2019年5月17日に発売予定となっています。

「Osmo Action」を実機ハンズオン動画でチェック! (GoPro「HERO7 Black」との比較も少しアリ)

「Osmo Action」の特徴を紹介

「Osmo Pocket」の大きな特徴は、前面に搭載された自撮り向けディスプレイ、撮影モードを切り替えられる「クイックスイッチボタン」、4K HDR撮影対応、電子式手ブレ補正「Rock Steady」、8倍スローモーションなどがあります。詳細スペックは以下をご確認ください。

重量:124g
本体サイズ:65(幅)×35(奥行き)×43(高さ)mm
有効画素数:1200万画素(センサー 2.3インチ)
レンズ:F2.8/視野角145度
防水性能:水深11m
ディスプレイ:前面1.4インチ、背面2.25インチ
バッテリー駆動時間:約135分(1080p/30fps、電子ブレ補正オフ時)
動画:最大4K/60fps(1080/240fps、タイムラプスなどにも対応)

前面に自撮り用ディスプレイを搭載。Vlog(ビデオブログ)などで多用される自撮りスタイルで撮影する際にとても便利。画面サイズが小さいため、詳細の確認はできないものの、構図をチェックするには十分なサイズです

側面には「クイックスイッチボタン」があり、撮影モードを切り替え可能。ボタンは大きめでプチッというしっかりとした押し心地なので、グローブなどをはめていても操作しやすいでしょう

標準キットでレンズ保護カバーが付属。別売りのDJI純正NDフィルターも装着可能です

標準キットでレンズ保護カバーが付属。別売りのDJI純正NDフィルターも装着可能です

前面レンズ下には放熱用のスリットを備えています。直射日光の下で使うことがおおいにあり得るアクションカメラとしては理にかなった設計ですが、短時間のテストでは効果のほどはわかりませんでした

DJI「Osmo Action」とGoPro「HERO7 Black」の超速攻比較

「Osmo Action」の購入を検討する際にまっさきに対抗馬として考えられるのが、アクションカメラの老舗GoProの「HERO7 Black」(直販価格税込53,460円)。そこで、今回は発表会場のハンズオンコーナーでその両機を比較してみました。なお、イベント中の限られた時間でのテストであったため、精密かつ厳密な比較ではないことはご了承ください。

「Osmo Action」(左)のほうが背は低く、横幅は広い

「Osmo Action」(左)のほうが背は低く、横幅は広い

奥行きは両者ほぼ同じ。公称スペックで比べると、「Osmo Action」(左)が35mmで、「HERO7 Black」(右)が33mmです

電池とカバーを一体化させるという工夫がなされた「Osmo Action」(左)。ディテールにこだわった小型化はDJIのエンジニアリング力が光るところでしょう

背面のディスプレイは「HERO7 Black」(右)のほうがベゼルは細め。なお、画面の明るさは輝度設定の違いによるものです

LEDライトが2個あるのみの薄暗い部屋に「Osmo Action」と「HERO7 Black」を持ち込んで比較。HDRをオンにした「Osmo Action」は黒が持ち上がっていますが、ノイズが少し気になります。

薄暗い場所で撮影した映像を並べて比較すると「Osmo Action」のほうが明るくシャープですが、ノイズが強く出ています。いっぽう、「HERO7 Black」は、ややボヤッとした映像になるもののノイズは少なめでした

「Osmo Action」発表会をレポート

最後になりましたが、ガジェットやテック系メディアが集まった会場の様子は以下の通り。アクションカメラそのものは今や珍しくない中で、DJIがGoProに直接対決を挑む製品とあって注目度は高めでした。ちなみに、GoProは過去に「Karma」というドローンでDJIに対決を挑んだものの不具合でリコールとなり、なかば自滅した格好となった過去もあり、今度はDJIが“追う側”として挑む今回の勝負が市場をどう動かすかはおおいに注目されるところです。

「Osmo Action」を発表するDJI JAPANの川中良之さんは「DJIがつくったカメラです。妥協はありません」と力強く宣言

ゲストとして登壇したマウンテンバイク・プロフェッショナル・ライダーの永田隼也さんは「振動が激しい自転車のハンドルに取り付けても、ブレが少なく撮影できるのがすばらしい」と力説

自転車のハンドルに「Osmo Action」を撮りつけた様子。よく見ると上下の揺れを軽減するマウントを使用しているので、永田選手の撮影環境がこれと同じだったとすれば、手ブレ補正の効果はカメラのみのものではなかったかもしれません

「Osmo Action」速攻ハンズオンの感想

イベントでの限られた時間でしたが、「Osmo Action」に触れてみた感想は好印象でした。サイズ感や操作感は一般的なアクションカメラの使い勝手から逸脱していませんし、ボタンとタッチ操作のいずれもこのアクションカメラとしてはストレスなく操作できる仕上がりになっていました。

撮影画質に関しては、より時間をかけてテストしないと結論は出せませんが、今回撮った限りではライバル機でありアクションカメラのド定番と言えるGoPro「HERO7 Black」と同等という感触。また、暗い場所での撮影では「Osmo Action」のほうが明るい映像が撮れました。なお、手ブレ補正については、会場では結論を出すのに十分なデータが得られなかったので、詳細は今後のレビューで改めてチェックする予定です。

「Osmo Action」の直販価格は44,800円(税込)、GoPro「HERO7 Black」の直販価格が53,460円(税込)であることを考えると、「Osmo Action」はかなり魅力的な選択肢になりそうです。

価格.comマガジンでは、より詳細な両機のレビュー記事も予定していますので「読んでみたい!」という人は、ぜひSNSで「レビュー希望!」というようなコメントを添えてこちらの記事のシェアをお願いします!

Mr.TATE(Masahira TATE)

Mr.TATE(Masahira TATE)

世界50カ国以上を旅したバックパッカー。週間アスキー編集部などを経て、AppBankに入社。「バイヤーたてさん」として仕入れとYouTubeを活用したコンテンツコマースに取り組み、上場時は広報として企業PRを担当。現在はフリーランスで活動中。

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