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RFレンズにはお手ごろ価格の小型・軽量標準ズームレンズが仲間入り

キヤノンが「EOS Kiss X10i」を発表! 全画像自動転送の新サービス「image.canon」も

キヤノンは2020年2月13日、デジタル一眼レフカメラの新モデルとして、「EOS Kiss X10i」を4月下旬に発売すると発表した。2017年に発売されたエントリー向けの「EOS Kiss X9i」の後継モデルで、市場想定価格はボディ単体が105,000円前後、ダブルズームキットが145,000円前後(いずれも税別)。新クラウドプラットフォーム「image.canon」やRFレンズの標準ズームレンズも発表されたので詳しく紹介しよう。

「DIGIC 8」を搭載。動画は4K24pの撮影が可能に

EOS Kiss X10i

EOS Kiss X10i

EOS Kiss X10iは、ミラーレスカメラが主流になりつつある中、光学ファインダーのよさを感じているユーザーに向けたエントリー向けのデジタル一眼レフカメラ。撮像素子は有効約2410万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)を搭載し、映像エンジンには「DIGIC 8」を採用する。常用感度ISO100〜25600に対応(拡張設定で51200相当に対応)。連続撮影はファインダー撮影時AF固定/追従が最高約7.0コマ/秒、ライブビュー撮影時AF固定が最高約7.5コマにアップしている(EOS Kiss X9iはどちらも約6.0コマ/秒)。

従来モデルと同じ「デュアルピクセルCMOS AF」を採用するが、映像表示範囲が最大約80×80%から最大約88×100%に広がったほか、AFエリア分割数も最大49から最大143となり、追従性が向上。エントリー向けモデルながら、中級機に迫る高速・高精度なAFが可能となっている。

また、オールクロス45点AFセンサーと約22万画素のRGBプラスIR測光センサーにより、高精度AEを実現。ファインダー撮影でも顔認識が可能で、顔検出後は粘り強くAF追尾するという。

エントリー向けのEOS Kissシリーズとしては初めてAF ONボタンとサブ電子ダイヤルを搭載。初心者だけでなく、幅広いユーザー層に操作しやすいように改良されている。動画撮影は4K(23.98p/25p)記録に対応。また、後述するクラウドプラットフォーム「image.canon」にも対応する。

AF ONボタンとサブ電子ダイヤルを搭載し、中級機のような操作もできる

AF ONボタンとサブ電子ダイヤルを搭載し、中級機のような操作もできる

本体サイズは従来モデルと同じ約131.0(幅)×102.6(高さ)×76.2(奥行)mm。重量は17g軽い約515g(バッテリー、SDメモリーカード含む)。

全画像をオリジナルサイズでカメラから自動転送する「image.canon」

現在提供中の「オンラインフォトアルバム」に変わる新サービスも発表された。カメラから自動で写真や動画がクラウドに転送されるimage.canonというクラウドプラットフォームで、2020年4月上旬からサービスを開始する予定だ。

image.canonでは、RAW画像、4K動画(リサイズなし)など全画像をオリジナルサイズでカメラから自動転送され、30日間保管する。設定すれば、image.canonからPCへ自動ダウンロードしたり、FlickrやGoogle Driveなどほかのクラウドサービスへ自動転送したりできる。10GBの容量が付与されるので、10GBまでは長期間の保存が可能。転送や長期保存しなかった写真に関しては、300万画素相当に縮小化されいつでも閲覧したり、SNSへアップしたりできる。1年間アクセスがない場合はすべてのデータが削除される仕様はオンラインフォトアルバムと変わらない。

image.canonの概要

image.canonの概要

これまではカメラからスマホやPC、クラウドに都度接続して、画像を転送したりアップしたりしてから、SNSにシェアしたり、共有していたが、image.canonでは、クラウドに自動転送されるので、スマホとPCとの画像のやり取りがシンプルになりそうだ。

今回発表されたEOS Kiss X10iはimage.canonに対応する。なお、現在提供しているオンラインフォトアルバムは2020年3月中旬でサービスを終了する。ユーザーには昨年12月に告知しているというが、アップされている画像データはすべて後継のimage.canonに受け継がれるという。ただし、タグ情報など一部の機能は利用できなくなるという。

EOS RPとベストマッチな小型・軽量標準ズームレンズ

小型・軽量ボディの「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」。装着しているボディは「EOS RP」

小型・軽量ボディの「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」。装着しているボディは「EOS RP」

RFレンズの新モデルとして、「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」が発表された。24-105mmの使いやすい焦点距離の標準ズームレンズで、携帯しやすい小型・軽量ボディが特徴だ。市場想定価格は6万円前後(税別)で、発売は4月の予定。「EOS RP」と組み合わせた「EOS RP・RF24-105レンズキット」も4月に発売する予定で、市場想定価格は18万円前後(税別)の見込み。

一番の特徴は小型・軽量ボディ。全長は約88.8mm(最小時)、重量は約395gとコンパクトや設計で、EOS RPと合わせても重量は約880gと1kgを切る。RFレンズの特徴であるコントロールリングも搭載(フォーカスリングと兼用)。手ごろな価格でありながら、金属マウントを採用している点も見逃せない。

レンズ後群でピント合わせを行うリアフォーカス方式を採用。リードスクリュータイプSTM駆動とアクチュエーター制御の最適化により、RFレンズシリーズの中でトップレベルのAFスピードを達成しているという。静粛性にもすぐれており、静かなシーンでの撮影や動画撮影にも向いているという。手ぶれ補正はCIPA基準5.0段の効果を発揮する。

最短撮影距離はワイド端が0.2m(最大撮影倍率0.21倍)、テレ端が0.34m(最大撮影倍率0.40倍)とマクロ撮影も楽しめる。また、「センターフォーカスマクロ」という面白い機能も搭載。最短撮影距離0.13m(最大撮影倍率0.50倍)で、レンズ先端から約2.5cmまで被写体に近づいて、周辺を大きくぼかした印象的な写真が撮れる。

小型・軽量ボディのEOS RPとマッチするコンパクトなサイズが特徴

小型・軽量ボディのEOS RPとマッチするコンパクトなサイズが特徴

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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