「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
GoProは、2022年2月3日に開催した決算説明会にて、現行のアクションカム「HERO」シリーズなどとは異なる新しいカメラ2機種をラインアップに加える予定であることを明かしました。
GoProがアクションカム以外のビデオカメラ市場に進出!?
GoProは、アクションカム「HERO」シリーズ、360°カメラ「Max」シリーズを手がけており、特にアクションカム「HERO」シリーズにおいては、ビデオカメラのユーザー以外にも認知されるほど高い人気を誇ります。
2月3日に開催された決算説明会では、GoProで培った技術を活用し、より専門的なカメラを2機種、製品ラインアップに加えることが明かされました。GoProの創業者兼CEOのニック・ウッドマンは「以前のモデルは、同じような購買層にアピールするカメラを何機種も開発していた。新しい計画では、まったく異なるユーザー層にアピールする」とコメントをしており、これまでとは異なるカメラの登場に期待がかかります。
加えて、ニック・ウッドマンは「GoProは誰にでも使えるスイスアーミーナイフを作りたいわけはありません。HEROやMaxが提供できる以上のものを必要とする人々に焦点を当て、特定のユースケースに適合するプレミアムソリューションを作りたいと考えています」ともコメント。これまでより、専門性が高いプロフェッショナル市場を狙っていくとのことです。
ソース:GoPro
2022年1月28日にパブリックベータ版が発表され、まもなくリリース予定の「iOS 15.4」。本アップデートで最も注目されているのは、マスクの着用時でも顔認証のFace IDが利用できる点です。
マスク着用に対応したFace IDは、目の周囲のデータを認識して認証を行います。そのため、もう一度Face IDに顔を登録する必要があります。また、目の周囲だけを認証に利用するため、顔全体で認証する際に比べて、精度が落ちる可能性があるとのことです。
2017年に発売された「iPhone X」に初めてFace IDが搭載され、それ以降は一部機種を除いて指紋認証のTouch IDは姿を消しました。しかし、コロナ渦においては、外出先でマスクを外してFace IDを使用するのが難しいため、Touch IDの復活を望む声も多くありました。
そんな中でようやくリリースされるマスク着用に対応のFace IDは、多くのユーザーが待ち望んだ機能と言えるでしょう。
ソース:アップル
マイクロソフトによる買収で注目されるActivision Blizzardが、2021年第4四半期、および通期の業績を公式サイトで公開。その中で、同社の人気MMORPG「ウォークラフト」のモバイル向け完全新作を2022年内にリリースすることを明かしました。
収益については、2021年第4四半期において、PC、コンソール部門はそれぞれ31%、12%減少。しかし、モバイル部門は収益が18%増加。また、通期の収益は88億ドルとなり、前年比で増収を記録しています。
今後の予定としては、2005年のリリース以来、17年間もMMORPGの人気作品として支えられている「ウォークラフト」の完全新作が2022年に登場予定。また、すでにモバイルとPC向けに展開されている「ハースストーン」の“新たなゲーム体験”を提供するとのことです。
Activision Blizzardは、好調なモバイル部門の業績を受けて、今後もモバイル向けタイトルの開発に注力する可能性があります。
最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。