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リコー、待望のタッチパネルモニター搭載360°カメラ「THETA X」 5月発売

リコーは2022年3月30日、360°(全天球)カメラの新モデル「THETA X」を5月中旬に発売すると発表した。すでに海外では発表・発売していたモデルで、いよいよ日本でも発売される。価格はオープンで、市場想定価格は11万円前後(税込)の見込み。

2.25型タッチパネルモニターを搭載するTHETA X

2.25型タッチパネルモニターを搭載するTHETA X

不動産や建築現場で存在感

同社は2013年に当時世界初となる360°カメラ「THETA」を発売。気軽に360°画像・映像を記録できる画期的なモデルだった。その後、ハードウェアだけでなく、「RICOH 360 Tours/Projects」といったクラウドサービスやAIによるコンテンツ生成など、360°カメラに関するさまざまな取り組みを行ってきた。

直近では不動産物件や自動車販売の事前のリモート閲覧や、建築・建設現場での記録撮影・進捗管理に用いられることが多く、360°のコンテンツがこれらの業種の営業活動の促進や業務効率向上に重要な役割を果たしているという。

建築現場では情報共有や進捗管理のツールとしてTHETAと各種サービスが使われているという

建築現場では情報共有や進捗管理のツールとしてTHETAと各種サービスが使われているという

歴代のTHETA

歴代のTHETA

待望のタッチパネルモニターを搭載

8モデル目となるTHETA Xは、コンパクトボディはそのままに、2.25型の大型タッチパネルモニターを搭載。撮影前のプレビュー表示や撮影設定、撮影画像の閲覧などが本体のみで行えるようになった。これまでのTHETAはスマートフォンと接続し、閲覧や設定をしていたが、THETA Xではスマートフォンを介す必要がなくなり、撮影効率が大幅に向上している。

タッチパネルモニターを搭載し、撮影前のプレビューや撮影画像の確認などが、スマートフォンなしで行えるようになった

タッチパネルモニターを搭載し、撮影前のプレビューや撮影画像の確認などが、スマートフォンなしで行えるようになった

スマートフォンいらずという点では、GPS機能を内蔵し、本体のみで位置情報を取得できるようにもった。

画質面ではCMOSイメージセンサー、メインプロセッサー、レンズ設計のすべてを一新。約4800万画素相当の新センサーにより、最大約6000万画素相当の静止画の撮影ができるようになった。11Kと5Kの2種類の画像サイズが選択でき、シーンや用途に応じて使い分けられる。動画に関しては、手ぶれ補正を強化。5.7K(5760×2880)で30fpsの360°動画を撮影できるという。

さらにユーザーから要望の多かったという、バッテリーとメモリーカード(microSDCXメモリーカード)の交換に対応。予備バッテリーとして「充電式バッテリーDB-110」を別売で用意する。これで長時間の撮影も安心して行えるという。

三脚や一脚にも固定可能。本体カラーはメタリックグレー

三脚や一脚にも固定可能。本体カラーはメタリックグレー

スマートフォンとの連携ももちろん可能。Bluetooth接続することで、SSIDを入力することなく無線LANと接続でき、MIMOにより静止画や動画をスマートフォンに高速に転送できるようになった。

本体サイズは51.7(幅)×136.2(高さ)×21.5〜29.0(奥行)mm、重量は約170g(バッテリー、microSDXCカード含む)。外部インターフェイスはUSB 3.2 Type-C。電源は充電式バッテリーの「DB-110」(容量は1350mAh)。「THETA Z1」と同様、AndroidベースのOSを採用しているので、サードパーティーがアプリケーションを開発して公開することもできる。

THETA Xが加わり、現行THETAのラインアップは3モデル。THETA Xはアドバンストモデルとしては、ちょうど中間に位置付けられる

THETA Xが加わり、現行THETAのラインアップは3モデル。THETA Xはアドバンストモデルとしては、ちょうど中間に位置付けられる

不動産や建設現場でのニーズに応えるTHETA Xだが、もちろん個人で楽しむのもありだ。タッチパネルモニターやバッテリー・メモリーカードの交換対応は個人ユーザーにもうれしい機能強化と言える。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!

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