今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、ニコンのVlog撮影向けAPS-Cミラーレスカメラ「Z 30」や、ライソンの「おひとり網焼肉グリル KDGC-008B」、ピクセラのSIMフリーホームルーター「PIX-RT100」を紹介する。
2022年8月5日(金)発売
ニコンからは、「Z マウント」を採用したAPS-Cサイズ/DXフォーマットミラーレスカメラ「Z 30」が登場。ラインアップとして、ボディ単体、「Z 30 16-50 VR レンズキット」(「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」付属)、「Z 30 ダブルズームキット」(「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」付属)を展開する。
「Z 30」は、「ニコン Z シリーズで最小・最軽量」をうたうボディに、Vlog撮影をはじめ、動画撮影に適した機能を備えたのが特徴。具体的には、握りやすさを考慮した深いグリップを採用し、長時間の持ち歩きや撮影に対応するほか、大きな動画撮影ボタンや、ウィンドマフを装着しやすい大型マイク、撮影中であることがひと目でわかる「RECランプ」などを装備する。
動画撮影は、3840×2160/30pの4K UHD動画記録が可能。また、「AUTO」モードのままでも調整可能な露出補正や、全20種類の「Creative Picture Control」での効果の選択などを利用できる。さらに、1回の撮影で最大125分まで可能な長時間動画記録をサポートした(フルHD 24p/25p設定時、常温25度の場合。そのほかの条件ではバッテリー寿命やカメラの内部温度によって、125分に達しない場合がある。4K UHD時の撮影時間目安は約35分)。
このほか主な仕様は、撮像素子が有効2088万画素の23.5×15.7mmサイズCMOSセンサー(APS-Cサイズ/DXフォーマット)を装備。加えて、「Z 7」「Z 6」と同様の画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載する。背面モニターは、バリアングル式の3型タッチパネル液晶(約104万ドット)を搭載。記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードをサポートする(SDHC/SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)。
バッテリーは「EN-EL25」を使用。バッテリー寿命は、静止画モード(撮影可能コマ数)が約330コマ、動画モード(動画撮影可能時間)が約75分。本体サイズは128(幅)×73.5(高さ)×59.5(奥行)mm、重量は約405g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディキャップを除く)、約350g(本体のみ)。
2022年8月5日(金)発売
ライソンから「おひとり網焼肉グリル KDGC-008B」が発売される。市場想定価格は3,025円。
卓上に置きやすい、コンパクトサイズを採用したグリル調理器。従来モデルから、水受けトレイを深さ約3.5cmに改良した点が特徴。水がたっぷり入るようになったことで、食材から落ちた油で煙が立ちにくく、ヒーターの熱がテーブルに伝わりにくくなったという。
本体サイズは約31.5(幅)×10.5(高さ)×10.5(奥行)cm、重量は約680g(焼き網、水受けトレイを含む)。焼き網のサイズは約20(幅)×7(奥行)cm(取っ手を含まず)。本体の電源コードの長さは約1.4m。
2022年8月5日(金)発売
ピクセラから、4G/LTE対応のSIMフリーホームルーター「PIX-RT100」が発売される。
工事不要でSIMを挿入し、コンセントに挿すだけで、無線LAN環境を実現する4G/LTEに対応したSIMフリーホームルーター。インターネット光回線を敷設できない住居や、単身世帯や引っ越しが多い世帯、光回線の敷設が難しいイベント会場、建設・工事現場の事務所など、コンセントがある部屋ならどこでもインターネット環境が構築できる。
また、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの主要4キャリアに対応するほか、ピクセラモバイルやMVNOの格安SIMの利用も可能。各キャリアのプラチナバンドもカバーしている。
4G/LTEのデータ通信速度は、受信が最大150Mbps、送信が最大50Mbps。
無線LANは、Wi-Fi 5(5GHz)に対応し、2.4GHz/5GHzと同時利用が可能。ギガビットLAN×4ポートを搭載し、無線LANと有線LANの両方をサポート。このほか、SIMカード形状は標準SIMに対応する。
本体サイズは39(幅)×14(高さ)×93(奥行)mm(突起部除く)。重量は約42g。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。