キヤノンは2022年8月26日に、ミラーレスカメラ「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品2モデルを発売する。ひとつは、小型・軽量な広角・単焦点レンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」で、もうひとつは、超広角ズームレンズ「RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM」。いずれもスタンダードタイプ(普及型)のレンズで、価格と性能のバランスのとれた製品だ。本記事では、広角・単焦点レンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」をいち早くレビューしよう。
コンパクトでマクロに強い広角・単焦点レンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」(カメラボディは「EOS R5」)
「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」の主な特徴
・RFマウント用の広角・単焦点レンズ(フルサイズ対応)
・焦点距離24mm/開放絞り値F1.8
・約74.4(最大径)×63.1(全長)mm/約270gの小型・軽量設計
・最短撮影距離:0.14m、最大撮影倍率:0.5倍(ハーフマクロ撮影対応)
・9群11枚のレンズ構成(非球面レンズ1枚、UDレンズ1枚)
・絞り羽根枚数:9枚
・手ブレ補正効果:レンズ単体で約5.0段分、カメラ内手ブレ補正との協調制御で約6.5段分
・STM(ステッピングモーター)による快適なAF
・フォーカスリングとコントロールリングを搭載、フルタイムMFに対応
※2022年8月22日訂正 記事初出時に「フォーカスリング兼コントロールリングを搭載」と記載しておりましたが、正しくは別々の搭載になります。訂正してお詫び申し上げます。
・フィルター径:52mm
・別売オプションとしてフード「EW-65B」を用意
・価格.com最安価格87,120円(税込、2022年8月19日時点)
「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」は、キヤノンのレンズラインアップの中ではスタンダードタイプに位置付けられる、フルサイズ対応の広角・単焦点レンズ。キヤノンのレンズとしては高性能で堅牢性にすぐれるプロ/ハイアマチュア向けの「Lレンズ」が有名だが、スタンダードタイプのレンズは、性能はそこまでではないものの、実用的に十分な画質と機能を持ち、かつより手に入れやすい価格設定で、エントリー層を含めた幅広いユーザー層から支持を集めている。
「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」の特徴としては、まず、そのサイズ感があげられる。焦点距離24mmのワイドな画角と、開放絞り値F1.8の明るさを両立しながら、74.4(最大径)×63.1(長さ)mmで重量約270gという小型・軽量を実現。このサイズ感がどのくらいコンパクトなのかというと、全長約63.1mmは、2022年8月19日時点で価格.comに登録されている、フルサイズ対応の焦点距離24mm/開放F1.8レンズの中で最も短い。重量約270gは、24mm/F1.8レンズ全体としては2番目、カメラメーカーの純正品としては最も軽い。メーカー純正の24mm/F1.8レンズはいずれも全長が70mm以上で、重量も300〜400gを超えていることからも、全長約63.1mm/約270gの本レンズがメーカー純正品として際立った小型・軽量化を達成していることがわかるはずだ。
サイズは74.4(最大径)×63.1(全長)mmで、重量は約270g。焦点距離24mm/開放F1.8レンズとしてはクラス随一のコンパクトな設計だ
鏡筒左手側に、AF/MFを切り替えるフォーカスモードスイッチと手ブレ補正スイッチを搭載。フォーカスリングの先に、感度や露出補正などの設定を任意に割り当てられるコントロールリングが備わっている
機能面では、クラス最小・最軽量級ながら、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影に対応するのが大きな特徴。最短撮影距離は0.14mで、レンズ先端からは最短4.2cm程度の距離まで被写体に接近できる。主要な被写体に近づいて大きく写しつつ、ワイドな画角を生かして周りの景色を写し込む、パースペクティブ(遠近感)を強調した広角マクロ写真を撮影できるのが魅力だ。
前玉フォーカスを採用したうえ、絞りを前方に配置してフォーカスレンズのレンズ径を小さくすることで、ハーフマクロ撮影を実現。レンズ先端から最短4.2cm程度の距離まで被写体に近づける。なお、最短撮影距離時はレンズが1.3cmほど繰り出す
「RFレンズ」における、「ハーフマクロ撮影対応の小型・軽量な単焦点レンズ」としては、焦点距離35mmの「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」が有名だ。このレンズは、「EOS Rシステム」の誕生とともに2018年11月に発売になったもので、その写りのよさからユーザー評価がとても高い1本。2022年8月19日時点での価格.comユーザーレビューの満足度は「4.72」(レビュー投稿数43人)で、カテゴリー平均値の「4.59」を上回っている。今回紹介する「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」は、この「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」と同じコンセプトで商品化されており、サイズ感もかなり近しい。「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」の写りのよさを知っている人にとって、いやがうえにも期待が高まる1本と言えるだろう。
左が「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」で、右が「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」。両レンズの最大径は約74.4mmで共通。全長も「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」が約63.1mm、「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」が約62.8mmとほぼ同じだ
軽量化を重視したレンズではあるが、金属製マウントを採用するなどして堅牢性も確保している
光学設計は、球面収差や歪曲収差を抑えるのに有効な「プラスチックモールド非球面レンズ」と、低屈折・低分散特性によって色にじみを抑える「UDレンズ」をそれぞれ1枚含めた9群11枚。画質劣化の原因となる諸収差を低減し、高画質を実現しているという。
このほか、手ブレ補正の効果はレンズ単体で約5.0段分。ボディ内手ブレ補正を搭載する「EOS Rシリーズ」のカメラに装着時は、協調制御によって約6.5段分の効果を発揮する。
なお、本レンズは、超広角・単焦点レンズ「RF16mm F2.8 STM」などと同様、カメラ側での電子的な補正を前提にした設計を採用している。カメラにレンズを装着すると歪曲収差補正が自動的にオンになり、カメラ内RAW現像時を含めてユーザーが補正のオン・オフを選択することはできない。キヤノン純正のRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4」でも、歪曲収差補正は自動的に(補正をオフにした状態でも強制的に)適用される。また、ほかの電子補正前提のレンズと同じく、本レンズも「EOS R5/R6/R/Ra/RP」での多重露出撮影には非対応だ(※「EOS R3」は対応)。
本レンズ装着時の「レンズ光学補正」機能の設定画面。歪曲収差補正が自動的に適用される仕様だ
以下に掲載する作例は、「EOS R5」に「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」を組み合わせてJPEG形式の最高画質で撮影したもの(JPEG撮って出し)になる。すべての作例で、周辺光量補正:する、歪曲収差補正:する(自動)、デジタルレンズオプティマイザ:する(標準)、に設定している。
※サムネイル画像をクリックすると、撮影写真を長辺900ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行っていない撮影写真は、サムネイル画像下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F1.8、1/50秒、ISO200、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:しない、JPEG
撮影写真(8192×5464、6.9MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F1.8、1/500秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、9.7MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F1.8、1/50秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、9.2MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F1.8、1/20秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、9.1MB)
「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」を使ってみて「期待以上」と感じたのは解像力の高さ。上に掲載した作例は、レンズにとって厳しい条件になる、絞り開放の近接で撮影しているが、いずれの写真も、ピント位置前後での軸上色収差が比較的よく抑えられており、とてもシャープな画質に仕上がっている。さすがに、ボケの輪郭には色付きが残ることがあるものの、サイズ感を考慮すると解像力にすぐれたレンズと言えよう。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F2.8、1/640秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、9.3MB)
本レンズは、焦点距離24mmの広角ながら、開放F1.8と明るい設計なうえ、最短撮影距離0.14mでのハーフマクロ撮影に対応しており、絞り開放で被写体に近づくと背景が大きくボケる。背景を完全に溶かしたい場合は開放でもよいが、雰囲気を残したい場合や、玉ボケを生かしたい場合は、少し絞って撮るとよいだろう。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F8、1/20秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、12.2MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F11、1/40秒、ISO200、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、11.4MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F8、1/400秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、18.5MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F1.8、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、9.7MB)
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F11、1/80秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、19.6MB)
単焦点レンズの魅力は、ズームレンズでは得られないような、高コントラストでクリアな画質が得られること。本レンズは、小型・軽量設計ながら、単焦点レンズらしい高コントラストな描写を実現しており、レンズキットに付属する標準ズームレンズにはない写りを求めて本レンズを選択しても、納得のいく買い物になるはずだ。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F4、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、19.3MB)
カメラの周辺光量補正をオンにすると、絞り開放でも、周辺光量落ちは大幅に改善する。ただ、この作例のように青空が画面に入る場合などは、周辺光量補正を使っても光量落ちが気になる時がある。状況にもよるが、F2.8〜F4くらいまで絞り値を大きくすると、周辺にかけて自然な形で落ちていく感じになる。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F4、1/20秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(5464×8192、15.5MB)
電子補正が前提のレンズのため、歪曲収差はカメラ側の補正によって抑えるようになっている。補正し切るのではなく、少し収差を残すことで写真として自然な印象になるように設計されているようだ。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F14、1/100秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、12.3MB)
逆光にはそれほど強くなく、太陽など強い光源が画面にあるとゴースト・フレアが発生する。この作例では、光線を切るような構図で撮ることでゴースト・フレアを抑えるように工夫したが、中央下部あたりにわずかに緑のゴーストが出ている。
EOS R5、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、F2.8、1/4秒、ISO250、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダード、オートライティングオプティマイザ:標準、JPEG
撮影写真(8192×5464、14.3MB)
本レンズは、「EOS R5」との組み合わせ時に、協調制御によって約6.5段分の手ブレ補正効果を発揮する。この夜景作例は手持ちで撮っているが、1/4秒の遅いシャッタースピードでも周辺部を含めて手ブレを抑えることができた。
AFは、「EOS R5」との組み合わせではスピーディーな動作だった。ギアタイプのSTM(ステッピングモーター)を採用しているため、駆動音はそれなりに出るし、フォーカスブリージング(フォーカシングによる画角変化)も発生するものの、静止画撮影では十分なAF性能だと感じた。なお、AFの駆動音については、レンズが動き出す際に少し音が出る程度で、「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」よりも小さく抑えられているようだ。
周辺光量落ちと周辺画質をチェックするために撮影した写真のサムネイル。画像左下の黄色枠が周辺画質チェック用の切り出し部。切り出し部は、撮影写真を1800×1200ピクセルで切り出し、1/2に縮小したものを掲載している。撮影は、絞り値別に露出値が一定になるようにシャッタースピードを調整して行った。ピントは中央左側の建物(横浜ランドマークタワー)の中段付近に合わせている
この比較作例は、ほかの作例と同様、カメラの周辺光量補正をオンにして撮影したものになる。周辺光量落ちが目立ちやすい夜景ということもあって、さすがに絞り開放だと周辺にかけて大きな減光が発生しているが、F2.8まで絞ると気にならない程度になり、F4で大きく解消する。F5.6では画面全域でより均一な明るさが得られている。
絞り開放だと、さすがに非点収差(周辺部の点像が、鳥が羽根を広げたような形になる収差)の影響が見られる。点光源の大きさにもよるが、この比較作例においては、F2.8では完全には抑えられず、F4でほぼ解消している。周辺まで高画質な星景写真を撮影するには、少し絞って使う必要があるだろう。
最後に、「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」単体での収差具合がわかる比較画像を掲載する。各画像の左は、電子的な補正(歪曲収差補正+周辺光量補正)が入ったJPEG撮って出しの写真で、右は、「Adobe Photoshop」の「Camera Raw」プラグインを使用して、補正のない(レンズプロファイル未適用の)RAWデータをそのまま現像したものになる。
絞り値F1.8の比較画像。左は電子補正あり(JPEG撮影)、右は電子補正なし(レンズプロファイル未適用)
絞り値F6.3の比較画像。左は電子補正あり(JPEG撮影)、右は電子補正なし(レンズプロファイル未適用)
上の画像を見ると、レンズ単体では、大きな歪曲収差が発生することがわかる。四隅がケラレることがある超広角・単焦点レンズ「RF16mm F2.8 STM」ほどではないものの、大幅な補正が必要なレベルだ。また、レンズ単体では周辺光量落ちも目立つ。このレベルの歪曲収差と周辺光量落ちを手動で適切に処理するのはなかなか難しいだろう。サードパーティー製ソフトでRAW現像を行う場合は、本レンズ用のレンズプロファイルが用意されるものを選びたいところだ。
なお、2022年8月25日時点で試した限り、「Adobe Photoshop」の「Camera Raw」プラグイン(バージョン14.5.0.1177)には、本レンズ用のレンズプロファイルと、「RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM」用のレンズプロファイルがいち早く用意されていた(2022年8月26日追記)。
キヤノンは、プロ/ハイアマチュア向けの高性能な「Lレンズ」と、より汎用的なスタンダードタイプの2ラインで「RFレンズ」を展開している。画質や使い勝手の細かいところまでこだわるなら「Lレンズ」を選びたいが、実用的に十分な性能でよいのなら、スタンダードタイプはコストパフォーマンスの高い選択となる。
今回紹介した「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」は、そんな「RFレンズ」のスタンダードタイプのよさが詰まった広角・単焦点レンズ。全長63.1mm/重量約270gの小型・軽量ながら、マクロ撮影時を含めて解像力が高く、単焦点レンズらしい写りを軽快に楽しむことができる。「一眼カメラでいろいろな写真を撮ってみたい」という人にとっては、マクロレンズ的な使い方ができる点に魅力を感じることだろう。基本的にはスナップや風景の撮影で使いやすい画角だが、被写体との距離が短い状況でもピントを合わせられるので、アクセサリーや料理、スイーツなどを被写体にしたテーブルフォトで使いやすいのも押さえておきたいポイントだ。
2022年8月19日時点での「RFレンズ」の超広角/広角レンズのラインアップを見ると、「Lレンズ」の単焦点レンズはまだ用意されていない。そのため、「RFレンズの明るい広角・単焦点レンズが欲しい」というハイアマチュアユーザーにとっても、本レンズは気になる存在なはずだ。
発売前の情報にはなるが、本レンズの価格は価格.com最安価格で87,120円(税込、2022年8月19日時点)。同じコンセプトの準広角・単焦点レンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」と比べると価格設定が20,000円程度高いが、焦点距離24mmでハーフマクロ撮影ができるという、ほかにはない特徴を考慮すると、この価格差も納得できる。
フィルム一眼レフから始まったカメラ歴は、はや約30年。価格.comのスタッフとして300製品以上のカメラ・レンズをレビューしてきたカメラ専門家で、特にデジタル一眼カメラに深い造詣を持つ。フォトグラファーとしても活動中。