特別企画

10万円以下で買える「NIKKOR Zレンズ」で“ドラフト会議”をしてみた!

使いたいレンズを選択し合う「レンズドラフト会議」を行う上田家の2人

使いたいレンズを選択し合う「レンズドラフト会議」を行う上田家の2人

こんにちは! カメラや写真が好きな人が集まるお店「MONO GRAPHY」の中嶋です。今回は「MONO GRAPHY」を運営する上田家(上田晃司とコムロミホ)の2人が、「海辺(漁港と岬)で作品を撮る」というテーマで、使用するレンズを選んで撮影を行いましたので、その様子をレポートします。

ただ好きなレンズを選んで撮影するのでは面白くないので、今回は、日本のプロ野球でおなじみの「ドラフト会議(※)」の形式で「レンズドラフト会議」を実施してみました。具体的には、10万円以下で購入できる、ニコン純正のZマウントレンズ(NIKKOR Zレンズ)を8本用意して、お互いが単焦点レンズ1本、ズームレンズ1本の計2本を選択し合うという企画です。

※プロスポーツにおける、新人選手の入団交渉権を獲得する会議のこと。各チームが将来有望な選手を指名して入団交渉権の獲得を争います。

レンズドラフト会議の様子は、YouTubeチャンネル「写真家夫婦 上田家」でも公開していますので、ぜひチェックしてみてください。

候補選手(レンズ)一覧

2022年12月22日時点での価格.com最安価格が10万円以下の「NIKKOR Zレンズ」の中から8本を候補に選びました

2022年12月22日時点での価格.com最安価格が10万円以下の「NIKKOR Zレンズ」の中から8本を候補に選びました

まずは、今回のドラフト会議における候補選手(レンズ)を紹介しましょう。

単焦点レンズ4本
・NIKKOR Z 28mm f/2.8  32,670円
・NIKKOR Z 40mm f/2  32,610円
・NIKKOR Z 50mm f/1.8 S  71,800円
・NIKKOR Z MC 50mm f/2.8  76,230円
※価格は2022年12月22日時点での価格.com最安価格

「NIKKOR Z 28mm f/2.8」と「NIKKOR Z 40mm f/2」は、いずれも価格.com最安価格(2022年12月22日時点)が3万円台と、今回ピックアップした単焦点レンズ4本の中で特にお買い求めやすいモデルです。どちらも小型・軽量なので、「Z fc」や「Z 30」といったコンパクトなAPS-C機との相性もバッチリです。

「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」は、今回の候補レンズの中で唯一「S-Line」に属する標準レンズ。「S-Line」とは「NIKKOR Z レンズ」の中でも高い基準を満たすモデルに付けられるグレードです。

「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」は、小型・軽量な標準マイクロレンズです。小さな花など被写体に寄って撮影をしたい場合に最適なレンズですね。

ズームレンズ4本
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR  36,630円
・NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR  45,540円
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR  69,800円
・NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  47,480円
※価格は2022年12月22日時点での価格.com最安価格

「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」は、DXフォーマット用に作られたレンズです(※DXフォーマット用レンズをフルサイズ機で使用する場合、撮影範囲がDXサイズにクロップされます)。「Z 50」や「Z 30」などAPS-C機のキットレンズとしても用意されています。どちらも、小型・軽量なことに加えて、VR(手ぶれ補正)を搭載しているのがポイントです。

「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」も、DXフォーマット用に作られた高倍率ズームレンズです。旅行や登山での撮影など、1本でいろいろな被写体を撮りたい場合に便利な1本です。

「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」は、フルサイズミラーレスの下位機種「Z 5」のキットレンズとして発売されたモデル。フルサイズ対応ながら重量約195gと小型・軽量なため、スナップ撮影などに気軽に持っていけるレンズです。

何を選ぶ!? 注目の「第一巡選択希望レンズ」(単焦点レンズ)

まずは、「第一巡選択希望レンズ」として単焦点レンズの中から1本を選択します。海辺(漁港と岬)で撮影することを念頭に置いて吟味した結果、上田家の2人は何を“ドラ1”(ドラフト会議で第1位に指名される選手のこと)に選んだのでしょうか?

コムロ:漁港での撮影なので古めかしいものがあったり、広い海が広がっていたりするのでレンズ選びも迷いますね。

2人が選んだ単焦点レンズは……

2人が「第一巡選択希望レンズ」として指名したのは、そろって標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」でした。重複指名です。このレンズは、今回の候補レンズの中で唯一、高性能な「S-Line」に属するモデル。絞り開放でもピント面はシャープで、やわらかく美しいボケを表現してくれる優秀な1本です。

“ドラ1”は「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」で重複

“ドラ1”は「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」で重複

コムロ:この4本の単焦点レンズの中で最も明るいレンズは「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」なんですよね。ボケ感を生かしながら撮影するのにベストなレンズです。


上田:「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」は万能だよね。背景をボカそうと思ったときに必要なのは、開放F1.8の明るいレンズなんですよね。絞れば深い被写界深度が得られますし、万能です。明るいレンズは正義ですね。

指名が重複したためジャンケンをしました(笑)

使いたいレンズが重複指名になった場合は、「ジャンケンで勝ったほうが使用できる」というルールを設けていたので、2人でジャンケンをしました。

ジャンケンで勝ったのは上田! 上田が「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の指名権を獲得しました!(ドラフト会議の実況中継風に) 惜しくもジャンケンに負けたコムロは小型・軽量な焦点距離40mmレンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」を選択しています

ジャンケンで勝ったのは上田! 上田が「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の指名権を獲得しました!(ドラフト会議の実況中継風に) 惜しくもジャンケンに負けたコムロは小型・軽量な焦点距離40mmレンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」を選択しています

コムロ:「NIKKOR Z 40mm f/2」はFXフォーマットのカメラにつければ標準画角のレンズとして使えます。DXフォーマットのカメラにつければ35mm判換算で60mm相当の画角になるので、中望遠としての役割も果たしてくれます。FXでもDXでも万能に使える1本ですね。

撮影の幅を広げるのに重要な「第二巡選択希望レンズ」(ズームレンズ)

次に、4本のズームレンズの中から「第二巡選択希望レンズ」を選んでいきます。今回ピックアップした4本は、それぞれ個性が異なっているので、どれを獲得するかによって撮影できる写真もガラッと変わってきます。2人が希望したズームレンズは一体どれでしょうか?

“ドラ2”はお互いの指名が割れました

“ドラ2”はお互いの指名が割れました

「第二巡選択希望レンズ」として、上田は高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を、コムロは標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」を選択しました。今回は重複しなかったので、それぞれが希望したレンズを使用できます

上田:高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を選びました。広角を使え、なおかつ、遠くを航送する船も撮影できます。万能なズームレンズです。


コムロ:私は、35mm判換算で焦点距離24mmから使える「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」を選びました。単焦点レンズで選択した「NIKKOR Z 40mm f/2」をDXフォーマット機で使用すれば中望遠もカバーできるので、ズームレンズは広角に強いものがよいと思いました。私はどちらのレンズも「Z fc」で使用したいと思います。

上田が選択した「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」は、35mm判換算で焦点距離210mmまで伸びるので、確かに、遠くの船を大きく撮影できて何かと便利に使えそうです。

コムロが選んだ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は、沈胴式のズームレンズのため、カバンの中に入れても収まりがよさそう。また、35mm判換算で焦点距離24mm相当に対応しているため、広い画角を生かしてダイナミックな写真が撮影できると思います。

2人が獲得したレンズをまとめて見てみましょう

上田は単焦点レンズから「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」を、ズームレンズから「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を獲得しました。カメラは「Z 6II」と「Z 50」を使用します

上田は単焦点レンズから「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」を、ズームレンズから「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を獲得しました。カメラは「Z 6II」と「Z 50」を使用します

コムロは単焦点レンズから「NIKKOR Z 40mm f/2」を、ズームレンズから「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」を獲得。どちらのレンズも使用するカメラは「Z fc」です

コムロは単焦点レンズから「NIKKOR Z 40mm f/2」を、ズームレンズから「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」を獲得。どちらのレンズも使用するカメラは「Z fc」です

獲得したレンズを持って3枚の組写真を撮影!

組写真を意識して海辺で撮影を行う2人

組写真を意識して海辺で撮影を行う2人

海辺に移動した上田家の2人は、獲得したレンズ2本を場所によって使い分けながら、漁港と岬の2か所で撮影を行いました。今回は、全体を通して3枚の組写真としてまとめること意識しながら作品に仕上げています。

まず、漁港で撮影を行いました。

上田:漁港では高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を使用したいと思います。遠くの船などを撮影するなど幅広い焦点距離が必要になりそうなので、広角から望遠まで対応できるこのレンズを選択しました。


コムロ:私は単焦点レンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」を使って撮影します。漁港は距離の近い被写体が多いので、自分の足で寄って撮影できるかなと思い、このレンズを選びました。

「クリエイティブピクチャーコントロール」を使って絵作りを統一

青が映える、海辺の景色。より印象的な写真に仕上げるために2人が選んだ設定は?

青が映える、海辺の景色。より印象的な写真に仕上げるために2人が選んだ設定は?

今回は3枚の組写真を作るため、2人とも「クリエイティブピクチャーコントロール」を活用して絵作りを統一しています。

上田:「クリエイティブピクチャーコントロール」の「ドラマ」を使って撮影しています。適用度は100%だと強いと感じたので、80%にしました。また明瞭度やシャープネスは少し下げています。「ドラマ」は彩度が下がり、コントラストが強い設定なので、かっこいい印象に仕上がります。


コムロ:私は「クリエイティブピクチャーコントロール」の「トイ」を選びました。適用度は70%で撮影しています。「トイ」は空や海の青の深みをしっかりと表現することができます。

「クリエイティブピクチャーコントロール」の「ドラマ」は、彩度が下がることによって、明暗差を表現しやすいのが特徴です。漁港の撮影では、光が当たっているハイライト部分が強調され、印象的な写真に仕上がりそうです。

また、コムロが選択した「クリエイティブピクチャーコントロール」の「トイ」は、青が藍色に表現されるので、今回は空や海の青が印象的に表現できそうですね。

撮影者:上田晃司
使用したクリエイティブピクチャーコントロール:ドラマ

Z 50、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR、25.5mm、F3.8、1/2500秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:ドラマ撮影写真(5568×3712、8.17MB)

Z 50、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR、25.5mm、F3.8、1/2500秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:ドラマ
撮影写真(5568×3712、8.17MB)

印象的な空と3隻の船をローポジションでフレーミングしつつ、手前にあるロープを前ボケにして立体感のある写真を撮影する上田

印象的な空と3隻の船をローポジションでフレーミングしつつ、手前にあるロープを前ボケにして立体感のある写真を撮影する上田

上田:海沿いなど、近寄ったり引いたりができないシーンではズームレンズによる画角調整が便利です。「Z 50」のモニターは上下方向に角度を調整できるチルト液晶なので、ローポジションでも楽に撮影ができますね。

撮影者:コムロミホ
使用したクリエイティブピクチャーコントロール:トイ

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2、F4.5、1/2500秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:トイ撮影写真(5568×3712、7.45MB)

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2、F4.5、1/2500秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:トイ
撮影写真(5568×3712、7.45MB)

「クリエイティブピクチャーコントロール」の「トイ」で空の青さを表現しつつ、船と奥に見える赤い塔を撮影するコムロ

「クリエイティブピクチャーコントロール」の「トイ」で空の青さを表現しつつ、船と奥に見える赤い塔を撮影するコムロ

コムロ:使用しているレンズの焦点距離が40mmで、「Z fc」で使うと60mm相当の中望遠になるので圧縮効果が得られます。奥に見える赤い塔を引き寄せて撮影することができます。

続いて、場所を岬に移動して撮影を開始。

この場所では、コムロはレンズを標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」 に変えました。カメラは引き続き「Z fc」を使用しています。

コムロはレンズを「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」に交換して撮影

コムロはレンズを「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」に交換して撮影

撮影者:コムロミホ
使用したクリエイティブピクチャーコントロール:トイ

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、16mm(35mm判換算24mm相当)、F5、1/3200秒、 ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:トイ撮影写真(5568×3712、7.69MB)

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、16mm(35mm判換算24mm相当)、F5、1/3200秒、 ISO100、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーコントロール:トイ
撮影写真(5568×3712、7.69MB)

コムロ:私は広角の16mm(35mm換算24mm相当)を使いたかったので、岬の撮影では、このレンズを選びました。釣りをしている人に声をかけてシルエットであれば撮影してよいとのことだったので、海の広がりや太陽のグラデーションを表現しつつ、釣り人の風景を広角側で撮影してみたいと思います。

いっぽうの上田は、レンズを標準レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」に変えて撮影しました。カメラもレンズに合わせてフルサイズの「Z 6II」に変えています。

上田は「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」と「Z 6II」の組み合わせで撮影

上田は「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」と「Z 6II」の組み合わせで撮影

撮影者:上田晃司
使用したクリエイティブピクチャーコントロール:ドラマ

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、F1.8、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天, , ピクチャーコントロール:ドラマ撮影写真(6048×4024、12.8MB)

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、F1.8、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:晴天, , ピクチャーコントロール:ドラマ
撮影写真(6048×4024、12.8MB)

上田:ここでは「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」を使用して撮影します。開放F1.8のレンズなので手前にある柵や網を前ボケにして海を撮影してみようと思います。できるだけ網に寄ってボケを大きくして撮影してみます。

3枚の組写真とまとめ

コムロミホが撮影した組写真

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2

Z fc、NIKKOR Z 40mm f/2

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

コムロ:10万円以下の価格の単焦点レンズとズームレンズでここまで楽しめるのはうれしいですね。「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」ではほとんど広角端(16mm)で撮影しましたが、風景などを撮影する際にズームできるのが大変便利です。

上田晃司が撮影した組写真

Z 50、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

Z 50、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

上田:ズームレンズが1本あると安心ですね。ズームレンズと単焦点レンズの組み合わせはとてもよかったです。私はズームレンズに「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を使いました。高倍率ズームレンズなので、いろいろな焦点距離で撮影ができるのがうれしいですね。

まとめ ズームレンズ+単焦点レンズなら、より多彩な表現を楽しめる

上田家の2人が言うように、広角から中望遠・望遠まで幅広い焦点距離をカバーするズームレンズはとても便利です。ズームレンズを使いながら、背景をボカしたい場面は単焦点レンズで撮影する、という使い分けをすると、より多彩な表現の写真が撮れると思います。

中嶋がこのドラフト会議に参加するなら、単焦点レンズに「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」を選んでいたと思います。F2.8の明るさに加えて、マイクロレンズにしか表現できない描写で、漁港や港を撮影したら面白そうだと思いました。「初めての単焦点レンズ」がマイクロレンズという選択もありなのではないでしょうか。

ニコンに限らず、どのメーカーも10万円以下で購入できるレンズを豊富に揃えています。この価格帯の単焦点レンズは小型・軽量で持ち運びやすいものが多いので、初心者の人でも安心して選べると思います。「いつもキットレンズを使って撮影している」という人に、ぜひ、単焦点レンズを手に取ってお試しいただきたいです。

中嶋柊太

中嶋柊太

某カメラメーカーのショールームで約3年間従事したのち、MONO GRAPHYに入社。写真、動画撮影をしながら、MONO GRAPHYではディレクターとしてコンテンツ制作にも携わる。週に1、2回はお店のスタッフとしても勤務中。

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