今週発売の注目製品ピックアップ

【今週発売の注目製品】キヤノンから、初心者向けAPS-Cミラーレス「EOS R50」が登場

今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、キヤノンのAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R50」や、パナソニックのLマウント用交換レンズ「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO S-R1428」、UQ mobileの5Gスマートフォン「BASIO active」(シャープ製)を紹介する。

キヤノン「EOS R50」

2023年3月17日(金)発売

キヤノンから、RFマウントを採用した初心者向けAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R50」が登場。ボディカラーは、ブラックとホワイトの2色で、それぞれに、ボディ単体、RF-S18-45 IS STM レンズキット、ダブルズームキットを用意する。

「EOS R」シリーズ最小・最軽量(2023年2月8日時点)となる小型・軽量ボディを実現したミラーレスカメラ。撮像素子には、APS-Cサイズで有効最大約2420万画素のCMOSセンサーを搭載する。

また、映像エンジン「DIGIC X」を採用。静止画撮影時に常用で最高ISO32000の高感度撮影が可能。オートフォーカスには「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用し、広範囲で追従性にすぐれた高速・高精度なAFを実現する。

さらに、ディープラーニング技術を活用したアルゴリズム「EOS iTR AF X」により、すぐれた被写体検出性能とトラッキング性能を実現。上位機種「EOS R10」の被写体検出技術を継承し、人物の瞳・顔・頭部・胴体、動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の全体・スポット検出に対応する。

機能面では、初心者でも簡単にシーンに適した撮影ができる全自動モード「シーンインテリジェントオート」を搭載。スマートフォンのような操作性で自分好みの画づくりができる「クリエイティブアシスト」に加え、新たに「アドバンス A+」「クリエイティブブラケット」をサポートする。

連写性能は、電子シャッターのAF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子先幕のAF/AE追従で最高約12コマ/秒を実現。動画撮影では、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K/30Pや、クロップなしのフルHD/120ハイフレームレートに対応する。

バッテリー寿命は、静止画のファインダー撮影で約320枚、静止画のモニター撮影で約450枚、4K動画撮影で約1時間、フルHD動画撮影で約2時間(いずれも常温23度の場合)。

このほか、約236万ドットのOLEDカラー電子ビューファインダー(EVF)を採用。背面モニターは、3型バリアングル液晶(約162万画素)を搭載。記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)となる。

本体サイズは116.3(幅)×85.5(高さ)×68.8(奥行)mm。重量は、ブラックが約375g、ホワイトが約376g(いずれもバッテリーパック+カード含む)。

パナソニック「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO S-R1428」

2023年3月16日(木)発売

パナソニックから、Lマウント用交換レンズ「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO S-R1428」が発売される。

最広角14mmを実現した超広角ズームレンズ。超広角ながらもフィルター装着が可能で、風景などのフィルターワークを生かした撮影、ダイナミックな遠近感を生かしたスナップ撮影、被写体との距離が十分にとれない室内や狭いスペースでの撮影など、幅広いシーンでの撮影が可能とのこと。

最短撮影距離15cmの近接撮影により、超広角のワイド端14mmにおいてはボケ味とともに奥行き感のある演出、テレ端28mmにおいても最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能。また、光学設計と鏡筒内部構造の最適化により、ピント位置変化時のブリージング現象を抑制し、高品位な映像表現も楽しめるという。

さらに、動画性能では、絞りマイクロステップ制御により、輝度変化の大きいシーンでも絞り値を細かく制御し、なめらかな露出変化を実現。MF時のリニア・ノンリニアの切り替え、リニア時はフォーカスリングの回転角度制御が可能だ。

このほか、防塵・防滴・耐低温仕様、フッ素コーティングに対応。ただし、防塵・防滴仕様について、同社は「パナソニック製防塵・防滴対応フルサイズミラーレス一眼ボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっているが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではない」とアナウンスしている。

主な仕様は、レンズ構成が10群14枚(非球面EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)、画角がW端114度(f=14mm)〜T端75度(f=28mm)、焦点距離が14〜28mm、開放絞りがF4〜5.6、最小絞りがF22、絞り形式が7枚羽根(円形虹彩絞り)、撮影可能範囲が0.15m〜∞(撮像面から)、最大撮影倍率が0.5倍、フィルター径が77mm。

本体サイズは84(最大径)×89.8(長さ)mm(レンズ先端より、レンズマウント基準面まで)、重量は約345g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)。

シャープ「BASIO active」(UQ mobile)

2023年3月17日(金)発売

UQ mobileから、5G対応スマートフォン「BASIO active」(シャープ製)が発売される。

「BASIO active」は、表示部に、約5.7型HD+(1520×720ドット)液晶ディスプレイを搭載したモデル。IPX5/IPX8準拠の防水性能、IP6X準拠の防塵性能、「MIL-STD-810H」準拠の耐衝撃性能を備える。本体下部には、大きくて押しやすいという「電話」や「メール」の専用ボタンを配置した。

このほか、プロセッサーが「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB、バッテリー容量が4000mAh。カメラ機能は、有効約1200万画素のアウトカメラ、有効約800万画素のインカメラを採用。OSは「Android 12」をプリインストールする。

本体サイズは約71(幅)×158(高さ)×9.4〜10.2(奥行)mm、重量は約174g。ボディカラーはシルバー、ネイビー、レッド。

山野 徹(編集部)

山野 徹(編集部)

新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。

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