新製品レポート
初代NSXをほうふつとさせるオレンジカラーも追加

佐藤琢磨選手も絶賛!走りがさらに鍛えられたホンダ「NSX」2019年モデルが発売

ホンダは、2シータースポーツカー「NSX」の改良モデルを発表した。2018年10月25日から予約受付を開始しており、来年2019年5月の発売を予定している。

ホンダ 新型「NSX」2019年モデル。新型NSXは、走りを中心とした改良が施されている。

ホンダ 新型「NSX」2019年モデル。新型NSXは、走りを中心とした改良が施されている。

■ホンダ 新型NSX 2019年モデルの価格
23,700,000円(税込)

■ホンダ 新型NSX 2019年モデルの主なスペック
車名・型式:ホンダオブアメリカ・CAA-NC1
全長×全幅×全高:4,490×1,940×1,215mm
ホイールベース:2,630mm
最低地上高:110mm
車両重量:1,800kg
乗車定員:2名
エンジン:3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン
最高出力(エンジン):373kW [507ps]/6,500-7,500rpm
最大トルク(エンジン):550N・m [56.1kgf・m]/2,000-6,000rpm
システム最高出力(エンジン+モーター):427kW [581ps]
システム最大トルク(エンジン+モーター):646N・m [65.9kgf・m]
トランスミッション:9速オートマチック+パドルシフト
燃費(JC08モード):12.4km/L
最小回転半径:5.9m

1990年に登場したホンダ「NSX」(初代)。オールアルミで軽量な車体、MRレイアウトによる軽快なハンドリングのほか、当時はスーパーカーでありながら乗員の快適性を追求したことなども評価された

現在のNSXは、2016年に発売された2代目だ。初代NSXは、1990年に登場。量産車で世界初の「オールアルミモノコックボディ」を採用し、「3リッターV型6気筒 VTECエンジン」をミッドシップに搭載するMRレイアウトで登場した。初代NSXは、1990年の登場から2005年の生産終了まで、一度もフルモデルチェンジされることはなく、当時の日本円で800〜1300万円という高価格ながら、販売終了までにおよそ1万8千台を販売する人気車となった。

2016年にハイブリッドスポーツカーとして復活したホンダ「NSX」(2代目)。エンジンとモーターの融合によって、リニアな加速感を実現している

そして、初代の販売終了からおよそ10年の月日が流れた2016年、NSXは復活を遂げる。2代目NSXは「3.5リッターV6ツインターボエンジン」に、3モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載したハイブリッドスポーツカーとして登場。エンジンとモーターの融合によって、2代目NSXのシステム最高出力は427kW(581ps)、システム最大トルクは646N・m(65.9kgf・m)を実現。モーターによる強烈な瞬発力と、エンジンによるパワフルな加速力が融合し、官能的な加速フィールを手に入れている。

ホンダ 新型「NSX」2019年モデル。2016年モデルと外観の変更こそ少ないものの、走りにはさらなる磨きがかけられている

ホンダ 新型「NSX」2019年モデルで新開発されたタイヤ、コンチネンタル「スポーツコンタクト6」。佐藤琢磨選手も「サーキットを走ったときのバランスがすごくいい」と高評価だ

そして、今回の新型NSX 2019年モデルでは、走りを中心とした改良が施されている。タイヤは、新たに開発された新型NSX専用のコンチネンタル「スポーツコンタクト6」が装着されている。この専用タイヤは、通常のスポーツコンタクト6と比べてタイヤパターンの改良によりブロック剛性がアップしており、コンパウンド変更による最大横力の向上、さらにタイヤ内部の構造もNSX専用にチューニングすることで、グリップを向上させている。

また、今回の改良ではコーナーリング時のロールに着目し、前後スタビライザーの剛性をアップ。リアのコントロールアームブッシュやハブも見直されるなど、剛性がアップしている。

さらに、SH-AWDやアクティブダンパーシステム、VSA、ESPなどの制御パラメーターを見直すことによって、人間の操作に対して一体感を持たせるように細かなチューニングを突き詰め、熟成させたという。

新型NSX 開発責任者の水上聡氏と、ホンダ 新型「NSX」2019年モデル

新型NSX 開発責任者の水上聡氏と、ホンダ 新型「NSX」2019年モデル

新型NSX 開発責任者の水上さんは、「実際に(新型NSXに)乗ってみると、走り出しからクルマがフラットで、かつダンピングがきいている。すっきりとした乗り味になっている。日常からサーキットまで、意のままのコントロールのしやすさが味わっていただけると思います」と語った。

また、ホンダ公式ホームページには、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手による新型NSXのサーキット試乗動画が掲載されている。自身も2016年に発売された2代目NSXを所有している佐藤琢磨選手は、新型NSX 2019年モデルを初めて試乗して、「フィーリングがすごくいい」「クルマの動きが、いままで以上に手に取るようにわかる」と絶賛。そんな佐藤琢磨選手の動画は、以下のURLにてご覧いただきたい。

https://www.honda.co.jp/NSX/

エクステリアは、フロントグリルがシルバーからボディと同色へ変更されたほか、フロントとリアのメッシュパーツやカーボンパーツ(カーボンファイバー エクステリアスポーツパッケージ装着時)などが、艶のあるグロス仕上げへと変更されている。

ホンダ 新型「NSX」2019年モデル。画像の新色「サーマルオレンジ・パール」は、初代NSXのプレミアムカラー「イモラオレンジ・パール」にインスピレーションを浮けたNSX開発陣によって復活を遂げた

また、新ボディカラーとして「サーマルオレンジ・パール」が追加された。これは、初代NSXのプレミアムカラー「イモラオレンジ・パール」を2代目NSXで復活させたいという開発側の声により実現したという。

ドライバーとクルマの一体感やリニアな感覚がさらに高められた新型NSX 2019年モデル。水上氏は、「NSXの使命は“操る喜び”をきちんと進化させていき、クルマの楽しさをフラッグシップとして担っていくことだと思っています。人間中心のスーパースポーツであるNSXを追求していくことで、さらなる進化を続けていきたいと思っています」と語った。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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