レビュー
スマホを置くだけで自動でホールド!さらにワイヤレス充電もできちゃう

“電動”っていいかも!カロッツェリア初の車載用スマートフォンホルダー「SDA-SC500」

「スマートフォンをがっちりとホールドしてくれるけれど、セットするのが手間」、「マグネットなのでスマートフォンのセットは簡単だけど、ホールド力はいまいち」。

これまでの車載スマートフォンホルダーは、「ホールド力」か「取り外しのしやすさ」かのどちらを重視するかを選ばなくてはならず、「これならいい!」と満足できるものがなかったように思える。そこへ登場したのが、パイオニアのカーエレクトロニクス専門ブランド「カロッツェリア」初の車載用スマートフォンホルダー「SDA-SC500」である。

SDA-SC500の最大の特徴は、「電動オートホールド機能」が搭載されていることだ。スマートフォンを置くだけで、光学センサーが反応してスマートフォンを電動でホールドしてくれ、ホルダー上部にある「静電タッチセンサー」に触れるだけで、電動でホールドを解除してくれる。これまでの「ホールド力か? 取り外しのしやすさか?」といった二律背反を、SDA-SC500は電動機構によって両立したのだ。

赤で囲った部分が、SDA-SC500の「静電タッチセンサー」。触れることで、左右のホールドが電動で開く

赤で囲った部分が、SDA-SC500の「静電タッチセンサー」。触れることで、左右のホールドが電動で開く

筆者はこれまで、取り外しの手間が面倒なことからマグネットタイプのスマートフォンホルダーを使っていたが、操作中に落としてしまうことがよくあった。ところが、SDA-SC500を使ってみると、取り外しの手間とスマートフォンが落下する心配の両方が解消され、スマートフォンホルダーにまつわる煩わしさから一気に解放された。

SDA-SC500は、電動でホルダーが開閉できたりQiでワイヤレス充電できることはうれしいが、ホルダー下からケーブルが伸びてしまうのが少しわずらわしく感じる

さらに、SDA-SC500はスマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電「Qi」規格に対応しているので、Qi対応のスマートフォンであればそのまま充電もできる。ケーブルをスマートフォンに接続することなく充電できるのは、とても便利でうれしい機能だが、SDA-SC500にUSBケーブルを常に接続しておかなければいけないのは、あまりスマートではないように思えた。たとえば、ソーラー充電ができるようになるなどでSDA-SC500そのものがケーブルレスになれば、使い勝手はさらによくなるはずだ。

SDA-SC500の同梱内容一式。オンダッシュ取付アタッチメント(右上)とエアコン吹き出し口取付アタッチメント(左)が付属しているので、さまざまなタイプのクルマに設置することができる

スマートフォンホルダーの装着は、ダッシュボードに取り付けるための「オンダッシュ取付アタッチメント」と、エアコン吹き出し口に取り付ける「エアコン吹き出し口取付アタッチメント」の2種類が同梱されていて、車種に応じて使い分けることができるのも便利な点のひとつだ。

アームによって、手前へ最大で5cm動かすことができる(左画像)ので、たとえばスマートフォンでナビアプリを使うような際にも、見やすい位置に移動させることができる

オンダッシュ取付アタッチメントは、アームによって上下に大きく動かせるほか、前後方向にも伸び縮みさせることができるので、自分の見やすい位置にスマートフォンを置くことができる。

自宅のデスクでも、試しにオンダッシュ取付アタッチメントを使ってみたが、これはこれでなかなか便利だ

自宅のデスクでも、試しにオンダッシュ取付アタッチメントを使ってみたが、これはこれでなかなか便利だ

また、試しにオンダッシュ取付アタッチメントを自宅のデスクに持ち込んで使ってみたところ、スマートフォンを探したり充電を忘れたりすることがなくなって、意外と便利に使うことができた。

これまで1日クルマに乗っていると、乗り降りのたびにスマートフォンのケーブルを抜き差ししなければならなかったり、冒頭で述べたように落下する心配があったが、それがなくなったことはかなり大きく、SDA-SC500が手放せなくなったのは間違いない。

「SDA-SC500」の、価格.comでの実勢価格は5,000円ほど(2019年3月6日時点)。一般的なスマートフォンホルダーよりも2,000〜3,000円程度高いのだが、前述した機能やカロッツェリアというブランドをどうとらえるかによって、この製品の評価が変わってくるだろう。だが、この価格差で「カロッツェリア」のロゴが入るハイテクギアが手に入るのならば、試してみたくなる方もおられるのではないだろうか。

木谷宗義

木谷宗義

車メディアとSNSの編集者。編集者として企業メディアやSNSのコンテンツ制作を手がける他、自身もライターとして年間約100本の記事を執筆する。自動車の歴史から機能解説、ドライブデートまでその幅は広いが、その主軸はひとりの自動車ユーザーとして「役に立つこと」。1981年、神奈川県生まれ。

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