レビュー
商品名は、ソフト99「レインドロップ」

ボディもガラスもこれ1本。話題の「バズーカ洗車」の効力はいかほどか?

梅雨から夏の時期は、なにかとクルマが汚れやすい季節です。梅雨の間はもちろん、梅雨が明けても夏はゲリラ豪雨や夕立の頻度が高まります。さらに、虫や鳥の活動も活発化するので、これからの季節はクルマが汚れる要因だらけ。

なるべく簡単に、かつ効率よく愛車のボディケアをしたいところですが、今回はクルマ好きの間で話題となっている「バズーカ洗車」というのを試してみました。

それがこちらの「レインドロップ」という商品。カー用品の老舗「ソフト99」から発売されているボディ&ガラスはっ水コーティング剤です。

なるべく簡単、かつお金をかけずにボディコーティングを施したいという要望に応えてくれる「レインドロップ」。噴出口は、まさにバズーカのようなデザインで、液剤の噴出時の操作性が良好です

ボディがぬれたまま吹きかける!

バズーカのようにパワフルに発射されるコーティング剤により、クルマ全体を簡単にコーティング仕上げできるというもの。

手順としては、

・普通に水洗い、またはシャンプー洗車で汚れを洗い流す
 ↓
・拭き取りをせず、ボディがぬれたままの状態で「レインドロップ」を吹きかける
 ↓
・乾いたきれいな布で拭き取る

という流れで、いたって簡単。一般的なワックスやコーティング剤は、洗車後に水を拭き取って乾燥させてから塗りますが、「レインドロップ」は作業がひと手間省けるのが大きな魅力です。

また、一般的なコーティング剤は、ボディ用とガラス用とで分けて別々に使うものですが、「レインドロップ」はボディとガラス両方に使えるのもポイント。作業の効率化が図れそうですね。

まずは普通に洗車。ぬれたままでも作業できるとはいえ、シャンプー成分はしっかり洗い流しましょう

まずは普通に洗車。ぬれたままでも作業できるとはいえ、シャンプー成分はしっかり洗い流しましょう

洗車が終わったら、ボディがぬれた状態から「レインドロップ」を吹きかけます。使用前に缶をしっかり振っておきましょう

缶をよく振ったら、そのまま広範囲に吹き付けます。ボンネットなら1枚分を一気に、という感じ

缶をよく振ったら、そのまま広範囲に吹き付けます。ボンネットなら1枚分を一気に、という感じ

ボンネット、フロントガラス、屋根、ドアと窓を含めたサイド、前後バンパーまわり、という感じで、クルマ全体を5〜6か所ぐらいに分けて作業するとよいでしょう。液剤の伸びも悪くありません

液剤を吹きかけたら、乾いた布で直ちに拭き取ります。ぬれたボディから作業するため、布はすぐに水分でいっぱいになるので、乾いた布は2〜3枚用意しておくとよいでしょう。

液剤の射程距離が長いので、フロントガラスも一気に吹き付けられます

液剤の射程距離が長いので、フロントガラスも一気に吹き付けられます

拭き取り用の布は、ボディもガラスも一緒に使ってかまいません

拭き取り用の布は、ボディもガラスも一緒に使ってかまいません

はっ水/光沢被膜を均一に形成させる新技術

使ってみると、期待どおり、愛車の手入れが劇的に効率化できました。

やはり、ぬれたままでも使えるというメリットはとても大きいと実感。感覚としては、いつもの普通の洗車をしただけで、ガラス面も含めたクルマ全身のコーティングが完了するという印象です。

自分がイメージしていた「バズーカ」というほどには、その勢いが強力ではないと感じましたが(バズーカのイメージには個人差があります)、従来のワックス剤やコーティング剤よりも噴射される勢いが強いのは確かで、ぬれたボディに大胆に吹きかけるにはちょうどいい勢いだと感じました。

一般的なワックスやコーティング剤の場合は、小範囲ごとに溶剤を塗布しながら拭き取っていくのが基本ですが、「レインドロップ」ならボンネット全体やフロントガラス全面など、かなり大きな面積を一気に吹きかけて、ザッと吹いていける簡単さがいいです。

「レインドロップ」は、ボディとガラスの両方にはっ水/光沢被膜を均一に形成させる新技術を採用。ガラスとボディの両方に強密着する「吸着シールド」と、吸着シールドに強力に密着する「はっ水シールド」と「平滑シールド」の相乗効果で、瞬時にはっ水&光沢被膜を形成するということです。

ホイールや樹脂パーツ部分など、ボディとガラス以外にも、外装部分のほぼすべてに使えるのもいいです。サーキットを走ると激しく出るブレーキダストも落としやすくなりました

強い直射日光下での使用は厳禁!

ただし、くれぐれもご注意いただきたいのは「炎天下など、夏の強い直射日光が当たる状態では使用しない!」ということ。

これは、「レインドロップ」に限らず、どんな洗車にも言えることですが、洗車やワックスがけ、コーティング剤の塗布作業は、気温が高く日差しが強い炎天下の下では絶対にやらないのが基本です。夏の炎天下では、水分があっという間に蒸発して、溶剤がそのままシミになってボディにこびりついてしまうからです。

洗車後の拭き取りやコーティング剤の塗布作業を行うときは、曇りのときか、屋根のある場所で行うようにしましょう。もしくは、朝夕の日差しが弱い時間帯に限ります。

作業後の印象は、ワックスのような艶はなく、見た目には普通の洗車後と変わらないものの、手触りはツルツル感があり、コーティング皮膜ができていることが感じられます。

水の弾きっぷりからも、コーティング皮膜ができていることは明らか。その後すぐに往復1,600kmほどのロングドライブに出かけ、その道程の4分の1ぐらいは雨だったのですが、いつもより汚れが付きにくいことと、汚れてもすぐに洗い流しやすいことが確認できました。

作業後、2週間程度ならまだバリバリに効いている雰囲気。いい状態をキープしたいのなら、定期的に(2か月に1回ぐらい)施工すればよさそうです

高速巡航中、クルマのフロント部分に大量の虫の死骸がこびりついても、軽めの水洗いでサッと落としやすくなっていることも確認。高速巡行をする機会が多いので、これは大変うれしい効果です。

そのいっぽう、ガラス面については、「ガラコ」などのガラス専用のはっ水剤と比べるとはっ水力が弱いと感じましたが、もともとガラス面に「ガラコ」などのはっ水剤を施工していれば、その効果をより長く維持させる効果はあると感じます。

「レインドロップ」は、作業がとても簡単なことと、汚れが落としやすくなることが大変気に入りました。簡単な分、耐久性に不安が募りますが、2週間に1 回程度の洗車なら、歌い文句どおり、ボディに関しては3か月ほどもつと思われます。

理想としては、プロの作業、または自力でも一度入念なワックスがけまたはコーティングを実施したのち、「レインドロップ」を使いたいのですが、「レインドロップ」のみでもコーティング効果はしっかり得られたので、ボディの現状を維持する意味でも「レインドロップ」を使い続けようと思います

コーティング施工済みのボディにも使用可

洗車をする頻度が高い場合(1週間に1回以上)は、洗車4〜5回に1回程度の割合で「レインドロップ」を使うと、良好なコーティング力がキープできるはずです。

コーティング施工済みのボディにも対応しているので、プロの作業による本格的なコーティングやワックスがけを実施したのちに「レインドロップ」を使用すると、ボディのケアとしては完璧となるでしょう。

ボディのケアがあまりよろしくない状態でも、現状を維持させる効果は期待できるので、コーティングに手間もお金もかけたくないという人にもオススメです。

マリオ高野

マリオ高野

1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。2台の愛車はいずれもスバル・インプレッサのMT車。

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