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手放し運転が可能なプロパイロット2.0搭載モデルがいよいよ登場!

405馬力!スカイライン史上最もパワフルな「400R」発売、ハイブリッドは手放し運転も可能に

日産は、高速道路で手放し運転が可能な先進の運転支援システム「プロパイロット2.0」を初搭載し、405馬力の出力を持つ「400R」グレードを新たにラインアップへ加えた新型「スカイライン」を、2019年9月から発売開始すると発表した。

2019年9月に発売予定の、日産 新型「スカイライン」

2019年9月に発売予定の、日産 新型「スカイライン」

今回の新型スカイラインは、2014年に発売された13代目となるV37型スカイラインのビッグマイナーチェンジモデルになる。今回、最も大きな話題としては、前述のプロパイロット2.0が日産車として初めて新型スカイラインに搭載されたことだ。プロパイロット2.0とは、高速道路の同一車線上においてハンズオフ(手放し運転)が可能な、安全運転支援システムのこと。カーナビゲーションで目的地を設定後、高速道路を走行する際にカーナビと連動してハンズオフが可能になる仕組みが備えられている。さらに、高速道路上でスイッチを操作するだけで、自動で車線変更して追い抜くことができる機能も搭載されている。

「プロパイロット2.0」を搭載した日産 新型「スカイライン」のステアリングスイッチ。一見すると従来のプロパイロットスイッチと変わらないが、よく見ると右上に追い抜きのためのボタンが追加されている

新型スカイラインでは、これまでラインアップされていた2Lガソリンエンジン車が無くなり、新たに3L V6ターボ ガソリンエンジン車が加わった。また、3.5L V6エンジンにモーターが組み合わされたハイブリッド車は、従来と同様にラインアップされている。なお、プロパイロット2.0が搭載されるのはハイブリッド車のみで、ガソリンエンジン車には搭載されない。また、4WDが設定されているのもハイブリッド車のみだ。新型スカイラインの具体的なグレードと価格は、以下のとおりだ。

■日産 新型「スカイライン」のグレードラインアップと価格
-ハイブリッド-
GT Type SP:6,048,000円 [2WD]/6,327,720円 [4WD]
GT Type P:5,711,040円 [2WD]/5,990,760円 [4WD]
GT:5,474,520円 [2WD]/5,754,240円 [4WD]
-ガソリンエンジン-
GT Type SP:4,818,960円 [2WD]
GT Type P:4,554,360円 [2WD]
GT:4,274,640円 [2WD]
400R:5,523,120円 [2WD]

スカイライン史上最大の馬力を誇る「400R」グレードも、今回の新型スカイラインに投入される

スカイライン史上最大の馬力を誇る「400R」グレードも、今回の新型スカイラインに投入される

新グレードで注目したいのは、スカイライン史上最もパワフルな「400R」と呼ばれるグレードが新たに加わったことだ。400Rに搭載されるエンジンは、3.0L V6ツインターボの「VR30DDTT」で、405PS(298kW)を発生させる。ちなみに、400R以外のガソリンエンジン搭載車にも同様のVR30DDTTエンジンが積まれているのだが、最高出力は304PS(224kW)と、400Rとはスペックが異なる。

また、新型スカイラインのハイブリッド車には3.5L V6エンジン「VQ35HR」が積まれており、エンジンの馬力が306PS(225kW)、モーターとのシステム合計では350PS超を発生させる。2Lエンジン車がなくなったことによって、今回の新型スカイラインではすべてのモデルが300PSを超えるという、かなり高出力に振ったグレード構成となっていることも特徴のひとつだ。

■日産 新型スカイラインのエンジン(モーター)スペック
-400R-
搭載エンジン:3L V型6気筒ツインターボ(VR30DDTT)
最高出力:298kW(405PS)/6,400rpm
最大トルク:475N・m(48.4kgf・m)/1,600-5,200rpm
-ガソリンエンジン(400R除く)-
搭載エンジン:3L V型6気筒ツインターボ(VR30DDTT)
最高出力:224kW(304PS)/6,400rpm
最大トルク:400N・m(40.8kgf・m)/1,600-5,200rpm
-ハイブリッド-
搭載エンジン:3.5L V型6気筒(VQ35HR)
最高出力:306PS(225kW)/6,800rpm
最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/5,000rpm

搭載モーター:HM34
最高出力:50kW(68PS)
最大トルク:290N・m(29.6kgf・m)

日産 新型「スカイライン」は、サスペンションの減衰力を制御してくれる「IDS」を搭載するなど、走りの面においても進化している

新型スカイラインの走行性能面での進化としては、日産が日本国内向けに初採用する「IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)」が搭載されたことがあげられる。IDSとは、走行シーンに合わせて減衰力を制御してくれるサスペンションで、車体の挙動を安定させるとともにスポーティーな走行においてもすぐれた操縦安定性を発揮するという。また、従来のスカイラインにも搭載されていた電子制御によるステアリングシステム「DAS(ダイレクトアダプティブステアリング)」についても、さらなるチューニングが施され、切り始めのレスポンスやライントレース性、応答性などを向上させることによって、より気持ちのいいステアリング操作を実現しているという。

日産 新型「スカイライン」のエクステリア

日産 新型「スカイライン」のエクステリア

エクステリアでは、V37型スカイラインの登場時に装着されていたことで話題となった「インフィニティ」エンブレムが、再び日産エンブレムに戻ったことがあげられる。インフィニティは、海外でこそ日産を代表する高級車ブランドとして高い知名度を誇っているものの、日本にはインフィニティブランドは正式に導入されておらず、日本の自動車ユーザーにはあまり知られていないのが現状だ。そのため、日産を代表するセダンであるスカイラインにインフィニティのエンブレムが装着されるのに違和感を覚える方も多かったと思われるので、今回日産エンブレムに戻ったことはよい選択だったのではないかと思える。

日産 新型「スカイライン」では、インフィニティのエンブレムが日産エンブレムへと戻ったほか、Vモーショングリルが新たに採用されている

新型スカイラインには、新たに日産のデザインアイデンティティである「Vモーショングリル」が採用されている。

日産 新型スカイラインのテールランプは、V36型以前の丸目4灯のものが再び採用されている。なお、テールランプはフルLED化されている

また、リアにはスカイラインを象徴する丸目4灯の「リアコンビネーションランプ」を採用。この丸目4灯テールランプはフルLEDで、ウィンカー点灯時にはテールランプの内部がオレンジに点灯する仕組みとなっている。丸目4灯のテールランプは、V37型スカイライン登場時に意匠の異なるテールランプへ変更されていた。そのため、日産エンブレムと同様に、今回のビッグマイナーチェンジによって、これまでV36型以前のスカイラインが採用していた丸目4灯のテールランプへと回帰したとも言える。

日産 新型スカイラインのインテリアは、「プロパイロット2.0の採用」にともなって、さまざまなディスプレイ関連の装備が採用されている

インテリアについては、プロパイロット2.0の搭載にともなって、日産が日本国内では初採用となる「ヘッドアップディスプレイ」や「7インチディスプレイメーター」、「ドライバーモニター」といったディスプレイ関連の装備が多く採用されていることが特徴的だ。また、細かな点だがステアリング中央のエンブレムについても、インフィニティから日産のエンブレムへと変更された。

スカイラインの象徴である意匠を再びまとい、400馬力を超えるモデルやプロパイロット2.0といった先進の機能など、数々の魅力を備えて登場した新型スカイライン。最近ではコンパクトカーやミニバンなど、日本では売れる車種に注力するような動きを見せていた日産だったが、今回のように販売数は少なくとも魅力的なモデルに手が入れられるようになったことは喜ばしいかぎりだ。これからの日産の、日本における戦略に期待したい。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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