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年々厳しくなる夏の暑さ!車内を少しでも涼しく快適にするには

猛暑の車内を快適に過ごすための“暑さ対策グッズ”の選び方

2019年の夏は、梅雨明けが遅かったぶん暑さが集中して襲ってくるような猛暑になっています。

炎天下ではエアコンをつけた車内でも暑く、不快な汗がシートと背中をぐっしょり濡らして、知らないうちに脱水気味になっていることもあります。当記事では、夏のドライブを快適に楽しむためのおすすめアイテムをご紹介します!

車内で使う「暑さ対策グッズ」を選ぶうえでの注意点

車内を涼しく過ごすためのグッズには、さまざまなものがあります。なかには車専用ではないけれども、これなら車でも使えそう!というものも。ですが、ここで注意したいのは「車内は想像以上に過酷」ということです。

たとえば温度上昇にしても、車のエアコンをかけずに真夏の炎天下にさらしておくと、車内はすぐに40〜50℃近くに。さらに、ダッシュボード付近にいたっては60〜70℃という高温に達することがあります。家庭では、そこまでの温度上昇はあまりみられないでしょう。

また、走行時の振動にも注意が必要です。家庭用に設計された小物家電などを車内で長時間使用すると、細かい振動によって悪影響を与える場合があります。そのため、車内で使うグッズは大幅な熱変化や振動に耐えられるものであることも重要です。すべての車載専用品が耐熱、耐振動にすぐれているとはかぎりませんが、できるだけ車載専用の商品を選んだ方がいいでしょう。そして、走行中の振動で落下しないよう、取り付けは確実に。落下したグッズ類が、万が一ブレーキペダルの下に入りこんでしまうと、ブレーキが踏めず重大な事故につながるおそれがあります。

また、とにかく今すぐ冷やしたい!という場合に便利な「冷却スプレー」ですが、車内で使う場合には十分に注意が必要です。2018年は、締め切った車内で冷却スプレーを使ったことによる爆発事故が多く報告されました。冷却スプレー缶の多くは「LPG」と呼ばれる可燃性ガスを使用しているので、車内で使うとフロア付近に滞留し、火気や静電気に引火することで爆発する危険性があります。使う際には、窓全開+外気導入で換気をしながら、車の外に出て使いましょう。また、車内に冷却スプレーをそのまま置いておくと高温で爆発する可能性がありますので、車外にでる際に冷却スプレーを絶対に放置してはいけません。

暑さ対策グッズをご紹介

サンシェード(フロントガラス用)

定番中の定番ですが、フロントガラスを直射日光から遮ることで、車内でもかなり高温になりやすいダッシュボードやハンドル、シートなどの温度が上がらないようにするためのグッズです。2012年にJAFが実施したテストでは、サンシェード未装着車のダッシュボードの温度は74〜79℃に達したのに対し、サンシェード装着車は52℃まで抑えることができています。外出時、炎天下にクルマを置いておかなければならないようなときのために、夏場はトランクルームなどに忍ばせておくと便利です。

サンシェードは汎用品でももちろん効果を発揮しますが、最近では車種専用のものも人気があります。専用品ならフロントウィンドウにぴったりとはまりますので、もし愛車に適合するものがあれば車種専用のサンシェードをおすすめいたします。

サンシェード(サイドガラス用、吸盤式などの簡易タイプ)

メッシュで吸盤がついているタイプの、サイドガラス用のサンシェードです。炎天下や強い西日が差しこむようなケースでは大きな効果は期待できないかもしれませんが、何もないよりは熱や紫外線、眩しさなどをカットしてくれます。吸盤がついている簡易タイプでしたら、取り付けも簡単です。ポイントは窓全体を覆う大きさにして、極力すき間を作らないようにして使うこと。昼間、暑いときだけの応急措置ならアルミロールシートを貼って遮熱、遮光するのもいいでしょう。

車用扇風機

車内の冷房効果を高め、後部座席に涼しい風を送るのにも便利なのが「車用扇風機」です。夏の車中泊にも便利なアイテムなので、近年大人気となっています。家庭のコンセントなどで使う12VのタイプやUSBだけではなく、電池や充電で使えるタイプなら持ち運びもできてベストな場所にセットできるので便利です。また、首振りができるものや風量の多いツインファンタイプも人気です。

シートカバー

エアコンの効いている車内でも、意外なほど背中に汗をかいている場合がありますよね。汗でびっしょりぬれたシャツで、シートに座るのは不快です。そこで、不快な汗をカットして背中をサラッとさせてくれる「機能性シートカバー」をご紹介いたします。

送風機能付きシートカバー

送風ファンがついたシートカバーです。腰や背中を中心にシートカバーから風が送られてくるので、背中とシートが汗で貼りつくことなく心地よく過ごせます。シート全体を覆うような大きめのサイズがストレスなく使えて、シートの保護にも役立ちます。スポーツタイプのシートに使うなら、滑らない素材でホールド力がキープできるものがいいでしょう。

ウッドビーズのシートカバー

木製ビーズシートカバーともいわれる、ちょっとレトロなシートカバーです。送風ファンなどはついていませんが、丸くてコロコロした形状のため背中とシートカバーを「点」でつなぐことで、背中が自然と通気されます。多少のマッサージ効果もあるようで、長時間運転をするタクシーなどプロドライバー御用達でもあります。

冷感タオルなどひんやりグッズ系

普通のタオルを濡らして首に巻くだけでも気化熱で涼しくなりますが、冷感タオルなら効果も長く続き、余計な場所まで濡らすこともなくサイズもコンパクトで使いやすい仕様となっています。冷えピタなど、冷却ジェルを首のうしろに貼るのも効果的です。

遮光、遮熱のためのウィンドウフィルム

フロントガラスと前列左右のガラスには何も貼ってはいけない……と思っている人も多いかもしれませんが、実は条件を守れば遮光や遮熱のためのフィルムを貼ることが可能です。フロントガラスは上部20%のスペースなら最低限の透過性(信号が見える)があればOK。フロントガラス全体と左右のガラスについては透過率70%以上(ガラスに貼った上での数値)あればフィルムを貼ることが可能です。

ベビー用汗取りマット

チャイルドシートに敷いて使う、便利で快適な汗取りマットです。ベビーやキッズはとても汗っかきなうえに、後部座席にエアコンの冷風が届きにくいため暑くて汗だく……という場合も多々あります。また、汗でぬれた衣類をそのままにしておくと、風邪ひきの原因になることも。汗をさっと吸って快適に保つ汗取りマットは、3〜4枚洗い替えを持っておくと使いやすいでしょう。

赤外線温度計(非接触式温度計)

車内の温度がどれくらい暑いのかも、知っておくといいかもしれません。チャイルドシートの金具など、古いタイプでは金属が露出しているタイプもあり、うっかり触るとやけどの恐れも。非接触式の温度計なら、触れること無く温度を知ることができます。そしてこの赤外線温度計、筆者は2000円前後で購入しましたが、最近は1500円前後で買えるものもあり、思いのほか性能がよくさまざまな場所の温度を測るのに重宝しています。車内の冷房性能を知るのにもおすすめです。

快適な夏のドライブには、このような暑さ対策グッズの利用はもちろん、水分補給もお忘れなく!

加藤久美子

加藤久美子

日刊自動車新聞社に入社し、自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。一般誌、女性誌、ウェブ媒体、育児雑誌などへの寄稿のほか、テレビやラジオの情報番組などにも出演多数。認定チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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