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フラッグシップモデルはさらに広角に!新たにスモークガラスにも対応

ケンウッドが最上級の2カメラドラレコ「DRV-MR745」発売!1カメラの「DRV-650/W650」は夜間に強いSTARVIS搭載

JVCケンウッドのドライブレコーダーは、ブランドにおける信頼性の高さと業界トップクラスの画質のよさから、高い人気を得ている。昨年、2018年10月にケンウッドブランドから発売された同社初の2カメラドライブレコーダー「DRV-MR740」(以下、MR740)は、前後ともにフルハイビジョン(1,920×1,080)の高画質で撮影できることなどによって、好評を博している。

そんなケンウッドから、MR740を凌ぐフラッグシップの2カメラドライブレコーダーが発売される。それが、新製品の「DRV-MR745」(以下、MR745)だ。

DRV-MR745

ケンウッドから、2カメラドライブレコーダーの新フラッグシップモデル「DRV-MR745」が発売される

ケンウッドから、2カメラドライブレコーダーの新フラッグシップモデル「DRV-MR745」が発売される

■前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR745」
価格:オープン
市場想定売価:30,000円前後
発売日:2019年11月

MR745は、2つの大きな特徴を備えている。ひとつは、従来モデルよりも広い範囲を撮影できる広角レンズを採用していることだ。

■MR745と従来モデルのフロントカメラの画角を比較
MR745:水平122°垂直63°対角150°
従来モデル:水平100°垂直58°対角111°

「DRV-MR745」の映像をキャプチャした画像(画面は開発中のもの)

「DRV-MR745」の映像をキャプチャした画像(画面は開発中のもの)

従来モデルの映像をキャプチャした画像

従来モデルの映像をキャプチャした画像

上記のMR745(上画像)と従来モデル(下画像)で同時に撮影した映像を比較してみると、MR745がどれほど広角になったかがおわかり頂けると思う。MR745の画角は、他社製品を含む2カメラドライブレコーダーのなかでトップクラスの広さを誇っている。撮影範囲が広ければ、万が一の際に撮影されていなかったということも少なくなり、映像の証拠能力としての有用性が高まる。ちなみに、リアカメラについてはMR745と従来モデルで同じ画角(水平100°垂直52°対角111°)だ。

2つめの特徴は、リアガラスがスモークガラスの際にも明るく撮影できる「スモーク シースルー機能」が搭載されていることだ。この機能は、ケンウッド初となる。ドライブレコーダーのリアカメラを使ってスモークガラス越しに撮影すると、たとえ晴天であってもまるで曇っているかのような暗い映像になってしまうことが多い。だが、スモーク シースルー機能を使うことで、スモークガラスでもノーマルガラスと同じような明るさの映像を撮影することができるという。

「DRV-MR745」のリアカメラを用いて、ノーマルガラスで撮影(画面は開発中のもの)

「DRV-MR745」のリアカメラを用いて、ノーマルガラスで撮影(画面は開発中のもの)

「DRV-MR745」のリアカメラを用いて、ダークスモークフィルムをリアカメラの前に貼った状態で撮影(画面は開発中のもの)

この画像は、上がノーマルガラスで下がダークスモークフィルムをリアカメラの前に貼った状態で同時に撮影した映像だが、明るさはほとんど変わらないように見える。このスモーク シースルー機能は、スモークガラスの有無や濃さによって「濃い」「薄い」「なし」と3種類の設定が可能。設定を「濃い」にすると、カーフィルムとしては一般的な濃さとなる透過率13%のスモークガラスにも対応するとのことだ。

「DRV-MR745」のフロントカメラ(左)とリアカメラ(右)

「DRV-MR745」のフロントカメラ(左)とリアカメラ(右)

MR745のレンズは、フロントカメラ、リアカメラともにMR740と同じf1.8の明るいレンズが採用されている。また、記録解像度もMR740と同じく1,920×1,080のフルハイビジョンでの撮影が可能となっている。

そのほか、MR745がMR740と異なる点として、MR740は16GBのmicroSDカードを付属していたのに対し、MR745では倍となる32GBのmicroSDカードが同梱されていることがあげられる。2カメラドライブレコーダーは1枚のSDカードに前後映像を同時に記録するため、1カメラに比べて撮影するデータ容量が倍になってしまう。そのため、16GBでは足りないと判断し、今回は32GBを同梱したのだそうだ。

また、MR745の外観はMR740よりも広角で撮影できることから、レンズをより大きく見せるようなデザインが採用されている。

今回、MR745が発売されることによって、ケンウッドの2カメラドライブレコーダーは後方も合わせて撮影できるMR745とMR740、そして2018年に発売された車室内を撮影できる「MP740」の計3機種のラインアップとなった。

DRV-650、DRV-W650

今回、1カメラドライブレコーダーにも新製品が投入される。それが、「DRV-650」「DRV-W650」(以下、650、W650)だ。650、W650は、これまで販売されていた「DRV-630」「DRV-W630」のモデルチェンジ版となる。

「DRV-650」の外観イメージ

「DRV-650」の外観イメージ

「DRV-W650」の外観イメージ

「DRV-W650」の外観イメージ

■1カメラドライブレコーダー「DRV-650」「DRV-W650」
価格:オープン
DRV-650:オープン価格(市場想定売価:20,000円前後)
DRV-W650:オープン価格(市場想定売価:25,000円前後)
発売日:2019年11月

650、W650では、新たにソニー製の高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載することによって、夜間の暗所においても明るく撮影できるようになった。STARVISは、ケンウッドのドライブレコーダーでは、650、W650が初採用となる。

また、画角については、前モデルの630よりもさらに広角で撮影できるようになった。

■DRV-650/W650とDRV-630/W630の画角を比較
DRV-650/W650:水平117°垂直60°対角142°
DRV-630/W630:水平102°垂直58°対角115°

さらに、650、W650では撮影可能なフレームレートが最大55fpsまで向上しており、55fpsと27.5fpsの2種類の設定を選択できるようになった。ケンウッドのドライブレコーダーは、前述のMR745など2カメラドライブレコーダーのフレームレートが27.5fps、1カメラドライブレコーダーのフラッグシップモデル「DRV-830」でも27fpsなので、55fpsで録画できるというのは650、W650の大きな特徴。これによって滑らかな動画再生が可能になっただけでなく、ブレの少ない静止画を切り出せる点で万が一の際の証拠能力を一歩進めたと言っていいだろう。

「DRV-W650」では前モデルの「DRV-W630」の機能を引き継いでおり、無線LAN接続によってスマートフォンへ動画を転送することができる

そのほか、f1.8のレンズを搭載していることやHDRへの対応などは、前モデルから踏襲されている。また、無線LANに対応しており、動画をスマートフォンに転送できるといったW630の機能は、W650にも継承されている。

近年は2カメラドライブレコーダーの市場が拡大し、ドライブレコーダー全体の半数を超えるようになった。1カメラドライブレコーダーについては販売台数そのものは縮小しているものの、平均単価は変わらず15,000円前後で推移していることから、購入ユーザーは安ければいいというわけではなく、買うのであれば性能の高さ、撮影映像の証拠能力の高さを求めていることが考えられる。

2019年は、ドライブレコーダーで撮影された映像によって、常磐道のあおり運転や東名高速のエアガン乱射など、常識を逸脱したさまざまな事件が公に報道された。必要性がますます高まっていくドライブレコーダーだが、いざというときのためにケンウッドのような信頼性の高いメーカー製品を購入したほうが安心感につながるだろう。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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