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トヨタからWRC直系のモンスターマシンが登場!

1.6Lターボ搭載、272馬力のトヨタ「GRヤリス」が2020年夏に発売!価格は396万円から

2020年1月10日(金)〜12日(日)、千葉の幕張メッセで開催されている世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2020」。

手前が、「東京オートサロン2020」で世界初公開となったトヨタ「GRヤリス」。奥は「ヤリスWRC」の2020年参戦モデル

今回の東京オートサロンでもっとも話題となっているのが、世界初公開となったトヨタ「GRヤリス」!当記事では、いよいよ公開されたGRヤリスの詳細についてご紹介したい。

アンベール直後の「GRヤリス」。左の人物は、GAZOO Racing Company Presidentの友山茂樹氏

アンベール直後の「GRヤリス」。左の人物は、GAZOO Racing Company Presidentの友山茂樹氏

GRヤリスは、2020年2月に発売されるトヨタの新型コンパクトカー「ヤリス」のスポーツカーバージョン。この「GRシリーズ」は、第一弾の「GRスープラ」がすでに発売されており、今回のGRヤリスはその第二弾となる。

GRヤリスのグレードは、1st Editionとして「RZ」「RZ“High performance”」の2グレードがラインアップされる。この2グレードの違いについては後述するが、LSDの違いなどが挙げられる。価格については、以下の通りだ。

■トヨタ「GRヤリス」のグレードラインアップと価格
1st Edition RZ:3,960,000円(税込)
1st Edition RZ“High performance”:4,560,000円(税込)

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”の走行イメージ

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”の走行イメージ

GRヤリスで注目したいのが、ハイパワーなエンジンを搭載していることだ。ノーマルのヤリスには、1.5Lハイブリッド、1.5Lガソリン、1.0Lガソリンの3種類(すべて直3)のエンジンがラインアップされている。最高出力は、1.5Lハイブリッドが67kW(91PS)/5,500rpm、1.5Lガソリンが88kW(120PS)/6,600rpm、1.0Lガソリンが51kW(69PS)/6,600rpmだ。だが、GRヤリスには新開発の直3 1.6Lインタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」が搭載されており、最高出力は200kW(272PS)を叩きだす。GRヤリスとノーマルヤリスの最高出力、最大トルクを比較すると以下の通りとなり、ノーマルヤリスとの差は歴然だ。

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”の外観イメージ

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”の外観イメージ

■GRヤリスとノーマルヤリスの最高出力、最大トルクを比較
最高出力
GR 1.6Lturbo:200kW(272PS)※発生回転数は記事公開時点で未発表
1.5L HV:67kW(91PS)/5,500rpm
1.5L GS:88kW(120PS)/6,600rpm
1.0L GS:51kW(69PS)/6,600rpm

最大トルク
GR 1.6Lturbo:370Nm(37.7kgf・m)※発生回転数は記事公開時点で未発表
1.5L HV:120Nm(12.2kgf・m)/3,800〜4,800rpm
1.5L GS:145Nm(14.8kgf・m)/4,800〜5,200rpm
1.0L GS:92Nm(9.4kgf・m)/4,400rpm

トヨタ「GRヤリス」のトランスミッションは、6速マニュアルのみが採用されている

トヨタ「GRヤリス」のトランスミッションは、6速マニュアルのみが採用されている

トランスミッションは6速マニュアル、駆動方式は4WDのみとなる。4WDには、前後のトルク配分を任意に変更することができる「4WDモードスイッチ」が備わっている。

■4WDモードスイッチの詳細
・NORMALモード[F60:R40]
クイックに曲がり、狭いコーナーや駐車に便利な街乗りに適したモード
・SPORTモード[F30:R70]
リヤにトルクを伝え、より速くコーナーを駆け抜けるFRの乗り味を目指したモード
・TRACKモード[F50:R50]
プロドライバーとともに走行性能を突き詰めて開発したスポーツ走行最速モード

ノーマルの「ヤリス」のリアサスペンションには「トーションビーム」が採用されていたが、「GRヤリス」では「ダブルウィッシュボーン」が採用されている

サスペンションは、フロントが軽量高剛性なストラット式、リヤには高い応答性とグリップ力を確保するダブルウィッシュボーン式が採用されており、ブレーキはフロント4ポッド、リヤ2ポッドのアルミ対向キャリパーと高μパッドがおごられている。

RZ “High performance”とRZの違いについて、もっとも大きいのがデフが異なることだ。RZには、「ビスカス・カップリングセンターデフ」が備わっているが、RZ “High performance”には「トルセンLSD」がフロントとリヤに搭載されている。また、どちらのグレードにも大容量空冷インタークーラーが備わっているが、RZ “High performance”にのみ、熱対策として「冷却スプレー機能」が搭載されている。

そのほかの違いとしては、装着ホイール(RZ: 鋳造のENKEI/RZ “High performance”:鍛造のBBS)や装着タイヤ(RZ: ダンロップ SP SPORT MAXX 050/RZ “High performance”:ミシュラン Pilot Sport 4S)などが挙げられる。

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”のサイドイメージ

トヨタ「GRヤリス」1st Edition RZ“High performance”のサイドイメージ

外観上の大きな特徴としては、GRヤリスではノーマルヤリスにはない「3ドア」が採用されていることだ。なお、GRヤリスの乗車人数は4名となっている。また、ボディサイズもノーマルヤリスは全長3,940×全幅1,695×全高1,500mmだが、GRヤリスは全長3,995×全幅1,805×全高1,460mmとワイド&ローなフォルムとなっている。

また、GRヤリスにはエンジンフードやドアパネルにアルミ材が使われているほか、屋根にはスーパースポーツモデルなどに使われている「フォージドカーボン」と呼ばれるカーボンルーフが採用されてるなどによって軽量化が施されている。

GRヤリスは、車名こそヤリスを名乗っているが、その中身はノーマルヤリスとはまったく異なる、トヨタが本気で作りあげたWRC直系のハイパワー4WDとなっている。

なお、GRヤリス 1st Editionの「RZ」「RZ“High performance”」グレードの先行予約が、GAZOOのホームページ上で2020年1月10日の10時から開始されている。受付期間は2020年6月30日23時59分までだが、2020年7月からは先行予約順に商談が開始され、成約順の生産が予定されていることから、購入を検討されている方は早めに予約を入れておいた方がいいだろう。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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