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マイルドハイブリッドが採用された8代目「ゴルフ」が登場

VW 新型「ゴルフ」がいよいよ日本で発売!価格やグレードなど先取り解説

2021年6月、8代目となるフォルクスワーゲン 新型「ゴルフ」が、いよいよ日本で発売される。当記事では、独自調査した新型ゴルフの価格やグレード、装備などを先行して解説していきたい。
※当記事に掲載されている新型ゴルフの画像は、すべて海外仕様になります。

新型「ゴルフ」のフロントエクステリアとリアエクステリア

新型「ゴルフ」のフロントエクステリアとリアエクステリア

ゴルフの製品画像
フォルクスワーゲン
3.38
(レビュー351人・クチコミ25298件)
新車価格:295〜381万円 (中古車:9〜548万円

まず、新型ゴルフのボディサイズ(全長×全幅×全高)は、4,295×1,790×1,475mm。従来型に比べて、30mm長く、10mm狭く、5mm低くなった。昨今の新型車は、モデルチェンジのたびにボディサイズは拡大されていくのが常だが、わずか10mmではあるものの、全幅が抑えられていることに注目したい。

新型「ゴルフ」のインテリアと、新たにバイワイヤ式となった小型のシフトスイッチ

新型「ゴルフ」のインテリアと、新たにバイワイヤ式となった小型のシフトスイッチ

インテリアは、インパネを中心にデザインが大きく変更されている。また、特徴的なのが、これまでのシフト操作は一般的なレバー形状で行っていたものが、新型では小さなスイッチで操作するタイプになったことだ。

エンジンは、1L直列3気筒ターボと、1.5L直列4気筒ターボの2種類がラインアップされている。どちらのエンジンも「eTSI」と呼ばれ、マイルドハイブリッドシステムが採用されているのが大きな特徴だ。48Vのモーター機能付き発電機とリチウムイオン電池が備わり、減速時に発電し、アイドリングストップ後の再始動やエンジン駆動の支援などを行う。

1Lターボの動力性能は、最高出力が110PS(5,500rpm)、最大トルクは20.4kg-m(2,000〜3,000rpm)。自然吸気のノーマルエンジンに当てはめると、2Lに相当する性能を発揮する。また、1.5Lターボは150PS(5,000〜6,000rpm)・25.5kg-m(1,500〜3,500rpm)なので、2.5Lに相当する。

■フォルクスワーゲン 新型「ゴルフ」のグレードラインアップと価格
-直列3気筒1Lターボエンジン搭載車-
eTSIアクティブ:3,125,000円

-直列4気筒1.5Lターボエンジン搭載車-
eTSIスタイル:3,705,000円
eTSI R-Line:3,755,000円

新型ゴルフのグレードラインアップと価格は、上記のとおりだ。先代のグレード構成と比較すると、1Lターボの「eTSIアクティブ」は、先代では1.2Lターボを搭載する「トレンドライン」と「コンフォートライン」の後継になる。1.5Lターボの「eTSIスタイル」は、従来の1.4Lターボを搭載した「ハイライン」に位置付けられるだろう。そして、1.5Lターボの「eTSI R-Line」は、先代の「R-Line」グレードの後継だ。

新型ゴルフの装備をグレードごとに見ると、1LターボのeTSIアクティブでも十分に充実している。歩行者や自転車を検知できる「衝突被害軽減ブレーキ」や「サイド&カーテンエアバッグ」、車間距離を自動制御できる「アダプティブクルーズコントロール」、各種の情報を表示する「デジタルメータークラスター“デジタルコックピットプロ”」などは、すべてのグレードに標準装備されている。

1.5LターボのeTSIスタイルになると、装備はさらに充実する。eTSIアクティブに比べると、方向指示器と連動して曲がる方向を照らしてくれる「スタティックコーナリングライト」、徐行しながら車庫入れをしている時などの衝突を防止する「パークディスタンスコントロール」などが加わる。アルミホイールのサイズは、eTSIアクティブの16インチから、eTSIスタイルでは17インチへと拡大される。

そして、最上級のeTSI R-Lineは、安全/快適装備はeTSIスタイルとほぼ同じだが、R-Line専用スポーツサスペンションが装着される。さらに、アルミホイールのサイズは17インチで変わらないが、デザインが異なる。

新型「ゴルフ」に搭載されている、フロントウィンドウ投影式の「ヘッドアップディスプレイ」

新型「ゴルフ」に搭載されている、フロントウィンドウ投影式の「ヘッドアップディスプレイ」

新型ゴルフは、パッケージオプションも豊富に用意されている。「ディスカバープロパッケージ」を装着すると、「SSDナビゲーション」機能などが得られる。「テクノロジーパッケージ」では、「ヘッドアップディスプレイ」や「LEDマトリックスヘッドライト」などが加わる。「ラグジュアリーパッケージ」には、「ハーマンカードン製プレミアムサウンドシステム」や「9スピーカー」が含まれている。

新型ゴルフのグレード選びでは、eTSIアクティブとeTSIスタイルのどちらにするかで、迷う方が多いかもしれない。eTSIアクティブは、価格が安い代わりにエンジンは1Lターボにとどまる。eTSIスタイルは、1.5Lターボになって動力性能はバランスよく向上するが、価格も58万円高くなる。eTSIスタイルは、前述のとおりeTSIアクティブに比べて装備も充実するが、この違いを考慮してもエンジンの違いが実質50万円に相当する。両グレードの価格差を考えると、機能と価格のバランスでは、1LターボのeTSIアクティブが買い得だ。

ただし、eTSIアクティブのエンジンは3気筒なので、ノイズが高まりやすい。また、小排気量ターボなので、2,000rpm以下では駆動力も落ち込む。そのため、eTSIアクティブを購入する時には、販売店の試乗車などを使って登り坂におけるエンジンノイズを確認したり、時速20〜30kmで走行して低回転域の駆動力をチェックしたい。そこで、1Lターボの動力性能やノイズに不満を感じるようであれば、1.5LターボのeTSIスタイルやeTSI R-Lineを乗り比べて判断したほうがいいだろう。

なお、1.5LターボのeTSIスタイルとeTSI R-Lineは、後者の価格が5万円上乗せされるにとどまる。そのため、eTSI R-Lineは、実質5万円の上乗せで専用タイプのスポーツサスペンションが装着されることになる。

なお、販売店では新型ゴルフの納期に関して、次のように説明している。「新型ゴルフの予約受注は、2021年2月9日にはすでに開始されている。そのため、2021年5月中旬に契約しても、納車は9月頃になるだろう。販売店で試乗できるのは6月下旬頃で、仮に試乗チェックしてから購入すると、納車は年末になるかもしれない」。新型ゴルフは、前述のとおりグレードそのものはシンプルな構成でありながら、価格だけでなく試乗後の印象によってどのグレードを選ぶかが変わってくる可能性も高い。そのため、購入前にはできるかぎり試乗したほうがよさそうだ。

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎

「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けるモータージャーナリスト

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