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レクサス初のPHEVモデルもラインアップ!

レクサス 新型「NX」は2.4Lターボが割安!豪華ラインアップや先代と同等の価格に注目

2021年6月に世界初公開された、レクサスで主力のミドルサイズSUV「NX」。初代の発売から約7年を経て、いよいよフルモデルチェンジを遂げるNXは、日本では2021年10月7日に正式発表される予定だ(記事掲載時点の情報)。

レクサス 新型「NX」の走行イメージ

レクサス 新型「NX」の走行イメージ

NXの製品画像
レクサス
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(レビュー105人・クチコミ4252件)
新車価格:455〜738万円 (中古車:220〜670万円

販売店では、8月中旬ごろからすでに価格を明らかにして、予約受注が開始されている。そこで、外観やパワートレインなど、すでに公開されている情報に加えて、価格やグレードなど新たに判明した情報を交えて、新型NXの魅力についてお伝えしたい。
※当記事に掲載している新型NXの画像は、プロトタイプのものになります。

■レクサス 新型「NX」のグレードラインアップと価格
-2.5L 直列4気筒(A25A-FKS型)-
・NX250:4,550,000円[2WD]/4,820,000円[AWD]
・NX250 バージョンL:5,430,000円[2WD]/5,700,000円[AWD]
-2.4L 直列4気筒ターボ(T24A-FTS)-
・NX350 Fスポーツ:5,990,000円[AWD]
-2.5L 直列4気筒ハイブリッド(A25A-FXS)-
・NX350h:5,200,000円[2WD]/5,470,000円[AWD]
・NX350h バージョンL:6,080,000円[2WD]/6,350,000円[AWD]
・NX350h Fスポーツ:6,080,000円[2WD]/6,350,000円[AWD]
-2.5L 直列4気筒プラグインハイブリッド(A25A-FXS)-
・NX450h+ バージョンL:7,140,000円[AWD]
・NX450h+ Fスポーツ:7,380,000円[AWD]

レクサス 新型「NX」(NX450h+)のフロントエクステリアとリアエクステリア

レクサス 新型「NX」(NX450h+)のフロントエクステリアとリアエクステリア

まず、新型NXの全体の外観デザインは初代からのキープコンセプトで、最も目立つフロントの大型スピンドルグリルも、新型NXへと継承されている。

レクサス 新型「NX」(NX450h+)のフロントフェイス

レクサス 新型「NX」(NX450h+)のフロントフェイス

フロントフェイスで注目の変更点としては、これまでヘッドライト下にあったL形のポジションランプの位置が、近年のレクサス車と同様にヘッドライト付近に組み込まれたことだ。

レクサス 新型「NX」のテールランプ

レクサス 新型「NX」のテールランプ

また、テールランプは最近の新型車などに多く採用されている、横一文字に光るタイプのものが採用されている。これによって、新型NXのリアイメージは幅広さが強調され、よりSUVらしい塊感が感じられるようになった。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)は、4,660×1,865×1,660mm。先代に比べて20mm長く、20mmワイドで、5mm高くなった。ホイールベースは2,690mmと、従来型に比べて30mm伸ばされている。新型NXのプラットフォームは、トヨタの「ハリアー」もしくは「RAV4」がベースになっている。全長を比べると、ハリアーとの比較では80mm短く、RAV4よりも60mmほど長い。新型NXのボディサイズは、ちょうどハリアーとRAV4の中間の大きさとなる。

レクサス 新型「NX」のインテリア

レクサス 新型「NX」のインテリア

レクサス 新型「NX」のバージョンLとFスポーツに採用される、「14インチタッチワイドディスプレイ」

レクサス 新型「NX」のバージョンLとFスポーツに採用される、「14インチタッチワイドディスプレイ」

内装は、レクサスらしく上質な雰囲気だ。インパネ中央に設置されるディスプレイは、2種類が用意されている。標準グレードは、9.8インチのディスプレイオーディオが装着され、通信機能のGリンクを使ってカーナビを利用することができる。だが、Gリンクを解約してしまうと、カーナビが利用できなくなる点に注意が必要だ。また、バージョンLとFスポーツには、標準グレードよりも画面サイズの大きな14インチのディスプレイオーディオが備わり、さらに車載のカーナビ機能も装着されるため、Gリンクを解約してもカーナビを利用することができる。

レクサス 新型「NX」のフロントシート

レクサス 新型「NX」のフロントシート

レクサス 新型「NX」Fスポーツに採用されているフロントシート

レクサス 新型「NX」Fスポーツに採用されているフロントシート

レクサス 新型「NX」の居住空間イメージ。ハリアーやRAV4などと同等の後席空間を備えている

レクサス 新型「NX」の居住空間イメージ。ハリアーやRAV4などと同等の後席空間を備えている

シートは、Fスポーツにはバケットシート形状のスポーティーなフロントシートが採用されている。居住空間の広さは、ホイールベースの等しいハリアーやRAV4と同程度で、後席に大人が座っても、広さに余裕が感じられるだろう。大人4名が乗車しても、長距離の移動も快適だ。

■レクサス 新型「NX」のパワートレインごとの動力性能の数値
・2.5L直列4気筒(A25A-FKS型)
最高出力:201PS(6,600rpm)
最大トルク:24.5kg-m(4,400rpm)
・2.4L直列4気筒ターボ(T24A-FTS)
最高出力:279PS(6,000rpm)
最大トルク:43.8kg-m(1,700〜3,600rpm)
・2.5L直列4気筒ハイブリッド(A25A-FXS)
システム最高出力(エンジン+モーター):243PS
・2.5L直列4気筒プラグインハイブリッド(A25A-FXS)
システム最高出力(エンジン+モーター):309PS

パワーユニットは、4種類が用意されている。ベーシックなタイプは2.5L直列4気筒(NX250に搭載)NAエンジンで、スポーティー指向としては2.4L直列4気筒ターボ(NX350)がラインアップされている。さらに、2.5L直列4気筒ハイブリッド(NX350h)と、2.5L直列4気筒プラグインハイブリッド(NX450h+)も設定されるなど、新型NXには豊富なパワートレインが備わっている。

レクサス 新型「NX」(NX350 Fスポーツ)の走行イメージ

レクサス 新型「NX」(NX350 Fスポーツ)の走行イメージ

2.5L直列4気筒のNAエンジンは、RAV4やカムリの北米仕様にも搭載されているタイプだ。そして、2.4L直列4気筒ターボエンジンは、新開発のものが採用されている。ツインスクロールターボによって、動力性能は最高出力が279PS(6,000rpm)、最大トルクは43.8kg-m(1,700〜3,600rpm)にも達する。搭載グレードはFスポーツのみで、駆動方式もAWD(4WD)に限定されている。トランスミッションは、NX250、NX350ともに8速ATが採用されている。

2.5L直列4気筒ハイブリッドは、エンジンとモーターの動力性能を組み合わせたシステム最高出力が243PSになる。ハリアーやRAV4の2.5Lハイブリッドと基本的なメカニズムは同じだが、この2車種の最高出力は、2WDで218PS、4WDで222PSだ。つまり、NX350hは、リチウムイオン電池などの性能を向上させることによって、ハリアーやRAV4よりもパワーアップが図られている。

レクサス 新型「NX」(NX450h+)の走行イメージ

レクサス 新型「NX」(NX450h+)の走行イメージ

2.5L直列4気筒プラグインハイブリッドは、「RAV4 PHV」と同じくフロントモーターの動力性能が高められ、システム最高出力は309PSに達する。RAV4 PHVは306PSなので、同等の値になる。

まとめると、新型NXのハイブリッドモデルは、RAV4やRAV4 PHV、ハリアーなどに搭載されているそれぞれのユニットが統合され、さらに性能が高められた仕様となっている。そこへ、2.5LのNAエンジンと新開発された2.4Lターボが加わっているというのが、新型NXのエンジンラインアップの全容だ。

4WD(AWD)システムは、ハイブリッドは後輪をモーターで駆動させるE-Fourが採用されている。なお、2.4LターボのNX350には、専用開発された電子制御式フルタイム4WDと8速ATが搭載されている。

安全装備では、「レクサス セーフティシステムプラス」に注目したい。ミリ波レーダーや単眼カメラを使って、昼夜の車両や自転車に歩行者、さらに昼間のバイクを検知することができる。自車が右左折する時には、直進してくる対向車や横断中の歩行者、自転車の飛び出しなどに対応し、出合い頭の事故を軽減してくれる。また、自動的にステアリングを操作して衝突を防ぐ緊急時操舵支援の機能も、複数の安全装備と合わせて139,700円でオプション設定されている。

先進装備としては、駐車時に車両を車外から遠隔操作できる「アドバンストパーク」が、ハイブリッドの上級グレードにオプション設定されていることに注目だ。スマートフォンを使って、運転席にドライバーが座っていない状態でも、車庫入れや縦列駐車、出庫などを行える。たとえば、ドアが開けないほど駐車スペースが狭いような場所でも、車外から遠隔操作すれば車両を収めることが可能だ。

■レクサス 新型「NX」のグレードラインアップと価格
-2.5L 直列4気筒(A25A-FKS型)-
・NX250:4,550,000円[2WD]/4,820,000円[AWD]
・NX250 バージョンL:5,430,000円[2WD]/5,700,000円[AWD]
-2.4L 直列4気筒ターボ(T24A-FTS)-
・NX350 Fスポーツ:5,990,000円[AWD]
-2.5L 直列4気筒ハイブリッド(A25A-FXS)-
・NX350h:5,200,000円[2WD]/5,470,000円[AWD]
・NX350h バージョンL:6,080,000円[2WD]/6,350,000円[AWD]
・NX350h Fスポーツ:6,080,000円[2WD]/6,350,000円[AWD]
-2.5L 直列4気筒プラグインハイブリッド(A25A-FXS)-
・NX450h+ バージョンL:7,140,000円[AWD]
・NX450h+ Fスポーツ:7,380,000円[AWD]

価格は、2.5L直列4気筒 NAエンジンを搭載する「NX250」(2WD)が最も安く、4,550,000円。先代で最も安価なグレードも4,546,000円だったので、価格はほとんど変わらない。さらに、2.5L直列4気筒ハイブリッドの「NX350h」は5,200,000円で、先代で同等グレードの「NX300h」も5,190,000円と、こちらも価格はほとんど同じだ。そうなると、機能を充実させている新型NXは買い得と言えるだろう。

新型NX同士で、グレードごとの価格差を見てみると、2.5LハイブリッドのNX350hは5,200,000円で、2.5L NAエンジンのNX250に比べると65万円高い。RAV4との比較では、(同等のグレードで比較すると)2.5Lハイブリッドの価格は、2L NAを60万円上回る。同じ比較で、ハリアーの場合は59万円高い。新型NXのハイブリッドとNAの価格差は、RAVやハリアーなどと比べて、わずかだが高くなる。

2.4Lターボを搭載する、NX350 FスポーツのAWD(5,990,000円)は、2.5LハイブリッドのNX350h FスポーツのAWDの6,350,000円に比べて、36万円安い。2.4Lターボの価格は、2.5L NAとハイブリッドの中間に位置することになる。

プラグインハイブリッドのNX450h+ バージョンLのAWD(7,140,000円)は、ハイブリッドのNX350h バージョンLのAWD(6,350,000円)と比べて、79万円高い。RAV4のプラグインハイブリッドは、ハイブリッドとの差額が約66万円に収まるので、新型NXのプラグインハイブリッドは、RAV4と比べると少々高めだ。

このように見ると、新型NXで最も割安と言えるパワーユニットは、2.5L NAエンジンだ。ハイブリッド、さらにプラグインハイブリッドとなるにつれて、価格の上乗せが拡大していく。それでも、ハイブリッドは加速が滑らかで静粛性にもすぐれているので、トータルで考えた場合の推奨グレードは、NX350hの標準タイプやFスポーツになるだろう。

レクサス 新型「NX」(NX350 Fスポーツ)の走行イメージ

レクサス 新型「NX」(NX350 Fスポーツ)の走行イメージ

また、新型NXでクルマ好きのユーザーに注目なのが、新開発されている2.4Lターボを搭載するNX350 Fスポーツだ。価格は、AWDを備えていながら5,990,000円と、ハイブリッドに比べて割安感がある。動力性能は、4LのNAエンジンに匹敵する数値なので、専用開発されている8速ATとの組み合わせによって、胸のすく走りを満喫できるだろう。

新型NXは、レクサスの中心的な車種とあって、実に多彩なパワーユニットがラインアップされている。さまざまなユーザーニーズに応えることができるため、新型NXは高い人気を集めるに違いないだろう。

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎

「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けるモータージャーナリスト

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(レビュー105人・クチコミ4252件)
新車価格:455〜738万円 (中古車:220〜670万円
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