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“美しすぎる”レクサス 新型「RX」が世界初公開。日本では2022年秋に発売予定

レクサスは、5代目の新型クロスオーバーSUV「RX」を、2022年6月1日に世界初公開した。日本での発売は、2022年の秋ごろが予定されている。

2022年6月1日に、5代目となるレクサス 新型「RX」が世界初公開された。流麗なエクステリアの採用や、豊富なパワートレインのラインアップなどが新型RXの特徴だ

2022年6月1日に、5代目となるレクサス 新型「RX」が世界初公開された。流麗なエクステリアの採用や、豊富なパワートレインのラインアップなどが新型RXの特徴だ

RXの製品画像
レクサス
4.00
(レビュー148人・クチコミ13974件)
新車価格:664〜900万円 (中古車:88〜980万円

価格については、記事公開時点では未発表だが、パワートレインのラインアップについては以下のように公表されている。

■レクサス 新型「RX」におけるパワートレインのラインアップ
-2.4L 直列4気筒ターボ ハイブリッド-
・RX500h F SPORT Performance 2.4L-T DIRECT4
(「T24A-FTS」エンジン+parallel Hybrid+eAxle)
-2.5L 直列4気筒 プラグインハイブリッド-
・RX450h+ 2.5L PHEV E-Four
(「A25A-FXS」エンジン+Series Parallel Plugin Hybrid+リアモーター)
-2.5L 直列4気筒 ハイブリッド-
・RX350h 2.5L HEV E-Four
(「A25A-FXS」エンジン+Series Parallel Hybrid+リアモーター)
・RX350h 2.5L HEV FF
(「A25A-FXS」エンジン+Series Parallel Hybrid)
-2.5L 直列4気筒 ターボエンジン-
・RX350 2.4L-T AWD
(「T24A-FTS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御フルタイムAWD)
・RX350 2.4L-T FF
(「T24A-FTS」エンジン+Direct Shift-8AT)

上記のラインアップの中で、注目なのはRX500h F SPORT Performanceだ。2.4Lターボエンジンとモーターが組み合わせられたフロントユニットと、リアに高出力のモーター「eAxle」が組み合わせられたハイブリッドシステムで、四輪駆動制御技術「DIRECT4」が採用されることによって、前後の駆動力配分を独立制御。前後輪のグリップ力を最大限に生かし、車両姿勢をコントロールしながら、ダイレクトかつトルクフルな走りが楽しめるという。

また、PHEVのRX450h+ 2.5L PHEV E-Fourは、総電力量18.1kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、クラストップレベルのEV走行可能距離と、力強い加速性能を両立しているという。HEVのRX350hは、高い熱効率を実現する2.5L直列4気筒エンジンに、高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池、さらにフロントとリアにモーターが搭載され、気持ちのいい走りと燃費のよさを両立させている。そしてRX350は、2.4L直列4気筒ターボエンジンに高トルク対応型のDirect Shift 8ATが組み合わせられ、4気筒ターボ特有のエンジンノイズが低減されることで、レクサスらしい調和の取れたエンジンサウンドによって胸のすくような走りを実現しているという。

レクサス 新型「RX」のフロントエクステリア。フロントフェイスには、レクサスのBEVである「RZ」から採用されている新たなアイデンティティ、「スピンドルボディ」が採用されている

レクサス 新型「RX」のフロントエクステリア。フロントフェイスには、レクサスのBEVである「RZ」から採用されている新たなアイデンティティ、「スピンドルボディ」が採用されている

レクサス 新型「RX」のリアエクステリア。Aピラーを後退させているほか、リアルーフなどのデザインに手が入れられることによって、流麗で伸びやかなエクステリアを実現している。テールランプは、真一文字に光るコンビネーションランプが採用されている

レクサス 新型「RX」のリアエクステリア。Aピラーを後退させているほか、リアルーフなどのデザインに手が入れられることによって、流麗で伸びやかなエクステリアを実現している。テールランプは、真一文字に光るコンビネーションランプが採用されている

新型RXで、もっとも注目したいのが、刷新されたエクステリアデザインだ。まず、ボディの全長は先代と比較して変わらないものの、ホイールベースはプラス60mmの2,850mmになり、全高はマイナス10mmの1,695mmに。そして、トレッド幅は前側がプラス15mmの1,650mmになり、後ろ側はプラス45mmの1,670mmとなった。さらに、Aピラーは後ろへと下げられ、ボンネットフードは先端を上げて、バックウィンドウの後端は下げられている。これらの改良によって、全体的に低重心かつスタンスのよさが表現されているという。

レクサス 新型「RX」のサイドイメージ

レクサス 新型「RX」のサイドイメージ

ここからは、レクサス 新型RXのデザインを担当した、プロジェクト・チーフ・デザイナーの草刈穣太氏に、新型RXのこだわりなどをうかがったのでお伝えしたい。まず、新型RXのデザインを開発するにあたっては、「元々、RVは武骨なクルマしかなかったところに、実用性とスタイリッシュなデザインの組み合わせを持ち込んだのが、初代RXです。それがRXの特徴ですので、それをさらに洗練させ、かつ実用性は犠牲にしないというのが基本的な考え方であり、新型の目標になりました」と話す。具体的には、「まず、走りのよさを表現したかったため、サイドから見た時にタイヤへしっかりと力がかかるバランスのよさを目指して、シルエットを作り上げました。フードの先端を持ち上げ、リアウィンドウの下端を下げることで、軸が水平に見えるようにしています」。さらに、「Aピラーを、80mmほど後ろへと下げています。それによってフードが長く見え、キャビンがしっかりとタイヤに載っているバランスのよさを表現しました」と言う。

レクサス 新型「RX」のリアには、「フローティングルーフ」が先代に引き続き採用されており、デザイン面での改良が施されている

レクサス 新型「RX」のリアには、「フローティングルーフ」が先代に引き続き採用されており、デザイン面での改良が施されている

上面へ向けてキャビンが絞られることによって、フェンダーを際立たせた美しいスタイリングを実現している

上面へ向けてキャビンが絞られることによって、フェンダーを際立たせた美しいスタイリングを実現している

また、RXと言えば特徴的なのが、リアの「フローティングルーフ」と呼ばれる造形だが、このあたりについても新型RXではデザインにこだわって作り込まれている。「『フローティングルーフ』については、先代と同じように採用していますが、さらに進化させています。リアの後端に“折れ”があるのですが、これによってフロントのあたりからリアを見ると、折れていることによって上面が見えなくなり、美しいシルエットを実現しているのです。また、真後ろから見ると、キャビンが上方に向かって絞り込まれているので、フェンダーがしっかりと張り出して見えます」。

新型「RX」のボディサイドは、なだらかな面構成によって引き締まるとともに、フェンダーの盛り上がりがより強調されるデザインとなっている

新型「RX」のボディサイドは、なだらかな面構成によって引き締まるとともに、フェンダーの盛り上がりがより強調されるデザインとなっている

また、ボディのサイドシルエットは、フェンダーの盛り上がりを強調させることによる力強さと美しさを両立させるために、キャラクターラインではなく面によって引き締まり感が表現されている。このあたりは、造形としてとてもこだわった部分なのだという。

新型「RX」のフロントフェイスには、レクサスの新たなアイデンティティである「スピンドルボディ」が採用されている

新型「RX」のフロントフェイスには、レクサスの新たなアイデンティティである「スピンドルボディ」が採用されている

また、新型RXで特徴的なのが、フロントフェイスだ。これまでのレクサス車には、アイデンティティである「スピンドルグリル」が採用されていたが、新型RXには「スピンドルボディ」と呼ばれる新たなフロントフェイスが採用されている。スピンドルグリルのように、デザインをはっきりと強調させるのではなく、グラデーションによって上部から徐々にメッシュグリルが現れる美しいデザインとすることで、ボディとのシームレスな融合が図られている。

草刈さんは、「フロントグリルは、社長の豊田から『スピンドルグリルを壊せ』と言われました。我々は、その言葉を『チャレンジを続けなさい』ということととらえました。これからのBEVの時代に備え、グリルに頼ったデザインをしていたら先に進めないということと我々は受け取り、グリルに縛られず、しかしレクサスのアイデンティティであるスピンドルを表現するにはどうしたらいいのかということを考えました。そこで、BEVの「RZ」では、『スピンドルボディ』という塊による表現を採り入れたのです」。2022年4月20日に発表された、レクサスの新型BEV「RZ」では、新型RXよりも先に「スピンドルボディ」のフロントフェイスが採用されている。

比較として、新型「RZ」のフロントフェイス

比較として、新型「RZ」のフロントフェイス

新型「RX」のフロントフェイス

新型「RX」のフロントフェイス

だが、RXはガソリンエンジン搭載車であり、フロントフェイスのデザインもRXとRZでは異なる。これについて草刈さんは、「RZに対して、新型RXではエンジンが搭載されていますので、機能的な開口部は必要になります。そこで、これまでのスピンドルグリルは上までしっかりと開口部があったのですが、それは機能として本当に必要なのか、という考え方に立ち戻ったのです。すると、最上部までの開口部は必要ないことがわかりました。ですが、そこではっきりと分けてしまうとスピンドルの形ではなくなってしまうので、グラデーションによってスピンドルであること、そして塊感や開口部を両立させながら表現したのです」。

美しいエクステリアデザインが採用され、かつ実用性を犠牲にしないように配慮が施された新型RX。スペックは、現時点では一部のみが明かされ、価格などはまだこれからの公開を待つことになるが、2022年秋の発売を前に、徐々に情報が明かされていくことに期待したい。

新型「RX」のインテリア。メーターからドアトリムまで、なだらかにつながる造形によって、開放感を感じさせるインパネが採用されている

新型「RX」のインテリア。メーターからドアトリムまで、なだらかにつながる造形によって、開放感を感じさせるインパネが採用されている

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

自動車関連を担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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RXの製品画像
レクサス
4.00
(レビュー148人・クチコミ13974件)
新車価格:664〜900万円 (中古車:88〜980万円
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