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トヨタ 新型「クラウン」が“激変”!その理由は!?

2022年7月15日、トヨタは16代目にフルモデルチェンジされる新型「クラウン」を世界初公開した。

トヨタ 新型「クラウン」は、これまでのセダンに加えて、新たにクロスオーバー、ハッチバック、SUVと計4種類のボディタイプがラインアップされる。画像の車両は、左からクロスオーバー、スポーツ(ハッチバック)、セダン、エステート(SUV)。中央の人物は、トヨタ自動車 代表取締役社長の豊田章男氏

トヨタ 新型「クラウン」は、これまでのセダンに加えて、新たにクロスオーバー、ハッチバック、SUVと計4種類のボディタイプがラインアップされる。画像の車両は、左からクロスオーバー、スポーツ(ハッチバック)、セダン、エステート(SUV)。中央の人物は、トヨタ自動車 代表取締役社長の豊田章男氏

クラウンの製品画像
トヨタ
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(レビュー74人・クチコミ2629件)
新車価格:―円 (中古車:18〜699万円

歴代クラウンは、セダンであることがアイデンティティーのひとつであったが、新型クラウンはセダン、クロスオーバー、スポーツ(ハッチバック)、エステート(SUV)と、4つのボディタイプがラインアップされるのが最大の特徴だ。まずは、第一弾としてクロスオーバーが2022年秋ごろに発売され、他のボディタイプについても1年半をかけて順次発売されるという。

他のボディタイプに先駆けて、2022年秋に発売予定の新型「クラウン クロスオーバー」

他のボディタイプに先駆けて、2022年秋に発売予定の新型「クラウン クロスオーバー」

クラウン クロスオーバーの製品画像
トヨタ
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(レビュー-人・クチコミ141件)
新車価格:435〜640万円 (中古車:―円
新たなフォーマル表現とともに、上質さや快適さが追求されているという新型「クラウン セダン」

新たなフォーマル表現とともに、上質さや快適さが追求されているという新型「クラウン セダン」

乗りやすく、運転しやすいパッケージとともに、俊敏でスポーティーな走りが楽しめるという新型「クラウン スポーツ」

乗りやすく、運転しやすいパッケージとともに、俊敏でスポーティーな走りが楽しめるという新型「クラウン スポーツ」

クラウン スポーツの製品画像
トヨタ
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(レビュー-人・クチコミ3件)
新車価格:―円 (中古車:―円
上質な雰囲気で余裕のある走りとともに、アクティブライフを楽しむことができるという新型「クラウン エステート」

上質な雰囲気で余裕のある走りとともに、アクティブライフを楽しむことができるという新型「クラウン エステート」

また、新型クラウンはボディタイプだけでなく、エクステリアについてもこれまでの歴代モデルとはまったく異なるデザインが採用されている。新たなボディタイプと外観デザインが採用された経緯について、トヨタ自動車の豊田章男社長は、クラウンがいままで時代の変化とともに戦い続けてきたと話し、「何としても、クラウンの新しい時代を作らなければいけない。わたしは、決意と覚悟を固めていました。一度、原点に戻って、これからのクラウンを本気で考えてみないか。開発チームにそう伝えたところから、16代目の開発が動き出しました」と話す。

また、Toyota Mid-size Vehicle Company Presidentの中嶋裕樹氏は、「2年ほど前に、わたしは現行クラウンのマイナーチェンジを手掛けていました。そして、社長の豊田に企画を見せた時に、こう言われたのです。『本当に、これでクラウンが進化できるのか』『マイナーチェンジは飛ばしてもいいので、もっと本気で考えてみないか』。ここから、16代目の開発がスタートしたのです」。

中嶋さんによると、開発メンバーはまず、歴代クラウンの主査の思いに触れることで、「そもそも、クラウンとは何か?」を、徹底的に見つめ直すことから始めたという。そして、たどり着いた答えはクルマの形や駆動方式などの決まりは何もなく、あったのは歴代主査の革新と挑戦というスピリットだったとのことだ。中嶋さんは、「私たち自身が、内向きに決まりを作り、みずからを動けなくしてしまっていたのです」と語る。そこから考えを切り替え、固定観念に捕らわれずに開発が進められたのが、クロスオーバーだったとのこと。

チーフデザイナーの宮ア満則氏によると、革新が必要なクラウンにおいて「自分たちが思っている考え方でクラウンを作っていたら、クラウンは変わらない」とし、「固定概念が全然ない」若手に自由にデザインさせることで、新しいクラウンができるのではないかと考えたという。そして、SUVとセダン、それぞれのいいところを融合させることで誕生したクラウン クロスオーバー。宮アさんは、「これだけ、現行からジャンプアップできたのは、成り立ちが全然違うからなのです。現行から、どう進化させるかを考えていたら、決して辿り着かなかったと思います」と語る。

また、クラウンはクロスオーバー以外にも3つのボディタイプがラインアップされているが、それについて中嶋さんはクロスオーバーがある程度形になった際に、豊田社長から「これで行こう」とGOサインが出たと同時に、「セダンも考えてみないか」と新たな宿題が出たのだという。その時には、正直耳を疑ったそうなのだが、原点に戻った今だからこそ「セダンをやってみたらどうか」と問いかけられているのだと受け止め、多様性の時代であるため、最終的に4つのボディタイプを提案したとのことだ。

ちなみに、セダン、スポーツ、エステートについての詳細は不明なのだが、クロスオーバーについては価格やグレード、スペックなどがすでに公開されているので、カンタンにご紹介したい。

新型「クラウン クロスオーバー」のフロントエクステリアとリアエクステリア

新型「クラウン クロスオーバー」のフロントエクステリアとリアエクステリア

クラウン クロスオーバーの製品画像
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新車価格:435〜640万円 (中古車:―円

まず、グレードラインアップと価格は以下のとおりで、大きくX、G、RSの3種類が用意される。

■トヨタ 新型「クラウン クロスオーバー」のグレードラインアップと価格
※価格はすべて税込
-2.5Lハイブリッド-
CROSSOVER X:4,350,000円
CROSSOVER G:4,750,000円
CROSSOVER G“Leather Package”:5,400,000円
CROSSOVER G“Advanced”:5,100,000円
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”:5,700,000円
-2.4Lターボハイブリッド-
CROSSOVER RS:6,050,000円
CROSSOVER RS“Advanced”:6,400,000円

スペック上の特徴としては、歴代クラウンの駆動方式がFRであったのに対し、新型クラウン クロスオーバーでは全グレードが4輪駆動となっていることが挙げられる。また、パワートレインにはTHSIIの2.5Lハイブリッドシステムのほかに、新たに「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」が初採用されている。同システムは、RSとRS“Advanced”グレードに採用され、ダイレクトでトルクフルな走りが楽しめるパワートレインとされており、257kW(349PS)という高いシステム最高出力を発生させる。ちなみに、燃費はWLTCモードで15.7km/Lになる。

最後に、これまでの歴代クラウンは基本的に国内専売モデルであったが、新型クラウンは世界戦略車として40の国と地域で販売され、年間20万台の販売台数を見込んでいるという。豊田社長は、以下のように話す。「クラウンは、日本の豊かさ、ジャパンプライドの象徴でした。そして、世界に誇る日本の技術と人材を結集したクルマでした。新型クラウンにも、そんな日本の底力が詰まっております。だからこそ、このクルマで私は、もう一度世界に挑戦いたします。クラウンは、世界中の人々に愛されることで、日本がもう一度、元気を取り戻すことにつながれば、こんなにうれしいことはありません。日本のクラウン、ここにあり。それを、世界に示したいと思っております」。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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