使えば使うほど味わいが出てくる、一生モノの卵焼き器がステキ。

何が違う? プロの料理人が愛用する銅製の卵焼き器

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お弁当に必ずといっていいほど入っている、卵焼き。各家庭によって味付けが違っていて、いまだにその話題になると討論が絶えないものでもあります。つい先日も、居酒屋の卵焼きの味付けで白熱トークをしたほど。「甘いやつ」「甘くないやつ」など、甘さについてアツく語りました。で、今回はその卵焼きを作る道具をご紹介したいと思います。

卵焼き器といえばこの形。長年使っているので、だいぶ年季が入っています

卵焼き器といえばこの形。長年使っているので、だいぶ年季が入っています

これは、銅製の四角い卵焼き器(写真じゃ銅だと分からないかもしれません)。料亭や割烹なんかではよく見る道具ではないですか? 私もプロの料理人に憧れて、数年前に衝動的に買ってしまいました(その後、料理は道具じゃなく腕だと確信しました)。

どうして銅製の卵焼き器がプロの料理人に選ばれるのかというと、熱伝導率が高いから。銅は金属の中で、銀に次いで2番目に熱伝導率が高いといわれています。熱伝導率が高いと均一に熱が伝わるので、卵のように薄く延ばして焼く食材にはうってつけの金属なのです。銅製の卵焼き器とフッ素樹脂加工の卵焼き器では仕上がりの厚みがまったく違うそう。

腕は上達しませんが、見た目はプロっぽく見えません?

腕は上達しませんが、見た目はプロっぽく見えません?

ちょっと不格好ですが、ふっくら焼き上がりました

ちょっと不格好ですが、ふっくら焼き上がりました

私が購入したのは、浅草の老舗「浅草銅銀銅器店」のもの。以前、浅草をブラついていた時に発見し、すぐさま購入しました。大正13年創業の歴史あるお店で、今は3代目のご主人がすべて手作業で製作しています。銅の内側は錫(すず)仕上げになっており、これも手作業。工場で作るような卵焼き器は電気メッキをかけていますが、こちらは古い製法を守り、電気メッキに比べ約10倍の厚みがあるのだとか。やはり、職人さんの仕事は違いますね。

銅製の卵焼き器には熱伝導のほかに、油なじみがいいという特徴もあります。長く使えば使うほど油が染みこみ、より使いやすくなるのです。鉄製のフライパンと一緒ですね。自分で育てたくなります! 使った後は、洗剤を使わずに油を洗い水気を取り、風通しのいいところに置いてきましょう。

買った当初はきれいな銅色だったのに…でも、性能に衰えはありませんよ

買った当初はきれいな銅色だったのに…でも、性能に衰えはありませんよ

「浅草銅製銅器」の刻印。刻印があれば修理もしてくれるのだとか

「浅草銅製銅器」の刻印。刻印があれば修理もしてくれるのだとか

表面に黒ずみが見えますが、これもまた味わい。銅器はきちんとメンテナンスすれば、50年はもつといわれ、耐久性にも優れています。卵焼き器を購入した際、隣にあった立派な親子丼鍋やビアジョッキにも一目惚れし、一緒に購入しました(残念ながら、2016年2月26日現在、価格.comでは、親子丼鍋は売っていません)。この鍋で親子丼を作ると、ふっくらおいしく仕上がるんです。このほか、銅鍋やタンブラーなどもありますよ。

熱伝導がいいので、全体に火が行き渡ります

熱伝導がいいので、全体に火が行き渡ります

親子丼もぷるぷるに!

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銅製のビアジョッキで飲むビールはキンキンに冷えて格別です

銅製のビアジョッキで飲むビールはキンキンに冷えて格別です

いかがですか? 銅器の魅力がたっぷり詰まった、銅製の卵焼き器。筆者はまだまだ使いこなせませんが、これから長い時間をかけて育てていきたいと思います。

いいモノ調査隊員H

いいモノ調査隊員H

地元宮崎をこよなく愛する編集ライター。ついでに言うと、お酒、観葉植物、料理(=食べること)も大好きで、そのために生きているといっても過言ではない。

製品 参考価格
銅製 卵焼き器 8,391円〜2016年12月1日 11:00 現在
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2016.12.8 更新
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