カシオ計算機は、2021年6月15日、同年7〜9月に発売される新製品をマスコミ向けに発表。ここでは、その中で6月15日に情報解禁された耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の2021年7月発売モデルを、撮り下ろしの写真とともに紹介する。
●「G-SHOCK」2021年4月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=16674
●「G-SHOCK」2021年5月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=16775
●「G-SHOCK」2021年6月発売モデルはこちら!
https://kakakumag.com/hobby/?id=16906
※価格はすべてメーカー希望小売価格(税込)
「G-SQUAD GBD-200」シリーズの「ライムイエロー」
左から、「GBD-200-1JF」、「GBD-200-9JF」、「GBD-200-2JF」。2021年7月16日発売/各22,000円
スポーツライン「G-SQUAD」から、G-SHOCK初号機のデザインを引き継ぐスクエアケースを採用し、ワークアウト中や日常生活の中で着けやすい小型サイズの「GBD-200」が登場する。
「GBD-200」は、従来モデル「GBD-100」と比較して、ケースサイズで縦方向8.8mm、横方向3.4mmの小型化を実現。厚みも2.0mmのスリム化を図ると同時に、より薄く見せるため、ケースやベゼルなどのパーツを、横から見てフラットとなるデザインに仕上げている。
ベゼルのスリット部を、ケースの凸部にはめ込む新構造を採用。従来モデル「GBD-100」に比べて小型化を実現し、運動時の装着感を向上させているほか、スリットから見えるキャラクターラインの視覚効果で、より薄さを強調している
また、腕へのフィット感を高めるため、バンドには通気性と柔軟性にすぐれた、波形形状のソフトウレタンを採用。バンドとケースをつなぐカン足付近には、通気性確保のための穴を設けることで、汗を逃がして蒸れを抑えることができ、運動中も快適に着けられるという。さらに、バンドの穴は、5mm単位の細かいピッチにすることで、微妙なフィッティング調節にも配慮している。
機能面では、Bluetoothで連携したスマホのGPS機能を利用することで、時計の加速度センサーが計測した距離を補正。また、一度補正すると、次回から時計単体でも加速度センサーで、より高精度な走行距離の計測が可能だ。ほかにも、走行ペースの計測や一定距離を走ると自動でタイムを計測してくれるオートラップ機能も搭載。専用アプリ「G-SHOCK MOVE」と連携し、歩数やカロリー消費量のライフログ、アクティビティ履歴なども確認でき、毎日のワークアウトをサポートする。
新シリーズ「GA-2200」が初お披露目!
耐衝撃構造「カーボンコアガード構造」を採用した新シリーズ「GA-2200」が誕生。ケース素材には、軽量ながら樹脂の概念を超える高剛性を発揮する「カーボンファイバー強化樹脂」を使用。衝撃による破損や変形を防ぐことで、内部に配置したモジュールを保護してくれる。また、ボタン構造の耐衝撃化により、ボタンガードのない外装デザインとボタンの大型化も実現しており、使いやすさも向上した。
デザイン面では、トップベゼルに6点ビスを配置して力強さを表現。立体文字盤や3Dインダイアル、斜めに配置したデジタル表示など、力強い表情を醸し出すタフネスデザインに仕上がっている
左が「GA-2200-2AJF」(16,500円)で、右が「GA-2200BB-1AJF」(17,050円)
左が「GA-2200M-1AJF」で、右が「GA-2200M-4AJF」。各17,600円。こちらの2モデルは、3Dインダイアルにもカラースチールを採用。文字盤のアクセントとして光る
アナログ針とデジタル表示のコンビネーションが使いやすい「GA-900」の新作。左が「GA-900AG-1AJF」(19,250円)で、右が「GA-900AS-7AJF」(17,600円)
タフな環境でもストリートでも活躍するヘビーデューティーな「GA-900」の新色。工業デザインをモチーフに、ナットのような十角ベゼル部の四方をビス留めしており、武骨で堅牢でタフな、G-SHOCKの王道デザインに仕上がっている。
今回の新色は、針や文字盤にゴールドとシルバーのメタリック蒸着を施し、デザインのアクセントにすることで、力強いフェイスの中でクールな表情も見せることに成功している。また、バンドの先カンとフロントボタンを含めた全機能ボタンに、滑り止めのチェッカリングを刻んでおり、操作性が高いのも特徴だ。
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。