「G-SHOCK」今月の衝撃!!!

メガヒットした「八角形G-SHOCK」の後継機はカーボンの有能さを体験できる!

2021年7月に発売されたG-SHOCK「GA-2200」は、耐衝撃構造として「カーボンコアガード構造」を採用したモデルだ。文字盤とケースともに、力強くタフネスなデザインに仕上げつつ、アーバンアウトドアなスタイルも融合させている。

2021年7月に発売されたG-SHOCK「GA-2200」

2021年7月に発売されたG-SHOCK「GA-2200」

アナログとデジタルのコンビネーションモデル、待望の新作!

G-SHOCK「GA-2200M-1AJF」。公式サイト価格は17,600円(税込)

G-SHOCK「GA-2200M-1AJF」。公式サイト価格は17,600円(税込)

G-SHOCKの中で、品番の頭に「GA」が付くモデルは、デジタルとアナログのコンビネーションモデルの意で、2010年3月に発売された「GA-100」が初出だ。デジアナコンビモデルは、それ以前にも存在していたが、液晶サイズを大型化し、さらにケースも大きくあしらったのが特徴で、“タフなビッグケースモデル”として確固たる地位を築き上げることに成功。現在も「GA-100」や「GA-110」などは、コラボや新色シリーズのベースモデルとしてひんぱんに起用されている。

そして、2019年3月には、「GA-2000」が登場。この2000番台は、新たな耐衝撃構造として「カーボンコアガード構造」を採用しているのが特徴で、従来どおり、デジアナコンビ仕様ながら、カーボン繊維入りファインレジン素材を用いることで、ケースの薄型化やボタンガードのない外装デザインなど、かつてない表現が可能になった。

続けざまに2019年8月には、「GA-2100」を発売。独特な八角形フォルムの極薄ケースモデルは、爆発的な人気を獲得し、“G-SHOCKのラグジュアリースポーツモデル”として、空前のヒットを記録したことは記憶に新しい。

そして、これらの後継機種となるのが、今作の「GA-2200」となる。

力強くも洗練されたケースフォルム!

まずは外装デザインから見ていこう。

個人的に受けた印象は、兄弟シリーズである「GA-2000」と「GA-2100」の中間に位置するデザインだということ。「GA-2000」は、ケースの薄型化を図りつつも、ベゼルに大きな傾斜を設けて立体感を出しつつ、4個のビスを設けてG-SHOCKらしいタフネスさを前面に主張していた。一転、「GA-2100」では、スリムでフラットな八角形ケースを採用し、都会的で洗練されたスタイルを強調。そして、今回の「GA-2200」は、力強さを放ちながらも、アーバンな雰囲気をまとっているのが特徴だ。

その証拠のひとつが、ベゼルのデザイン。幅を広くし、さらに6か所をビス留めすることで、G-SHOCKらしいタフネスさを主張。そのうえで、極力フラットな造形に落とし込むことで、さっぱりとした印象に仕上げている。

一部を除き、ベゼルはフラットなフォルム

一部を除き、ベゼルはフラットなフォルム

また、ベゼルの内側の一部に凹みを切削。歯車や工作機械をイメージさせるアクセントになっている。

ベゼル上の凹みやビスが、G-SHOCKらしいタフネスを表現

ベゼル上の凹みやビスが、G-SHOCKらしいタフネスを表現

ケースサイドもシンプルだ。ベゼルとケースが中央で重なる構造で、その境目に合わせてプッシュボタンにも階段状の凹凸を設けたのも面白い。

直線的なラインが入ったケースサイド

直線的なラインが入ったケースサイド

6時位置には、「GA-2000」同様に、ライト点灯用のプッシュボタンを配置。操作しやすいように傾斜した位置に据えつつ、ラグの一部であるかのように主張を抑えている。

6時位置のボタンは、控えめなデザイン

6時位置のボタンは、控えめなデザイン

裏ブタは、バックカバーに組み込まれた構造。カーボンケースでモジュールを保護する耐衝撃構造「カーボンコアガード構造」であることを示す刻印が施されている。裏面への衝撃にも強いため、平置き可能なフラットバンドを装備した。

バックカバーに組み込まれた裏ブタ

バックカバーに組み込まれた裏ブタ

大型&斜めの液晶が目を引く文字盤デザイン!

次に、文字盤デザインを見ていこう。

液晶画面を3〜6時位置に据え、使用中のモードを示すインジケーターを9時位置に配置した点は「GA-2100」と似ている。針は、太めで力強く、先端は鋭く尖っていてシャープな印象だ。

重厚感がありつつ、アーバンな印象の文字盤

重厚感がありつつ、アーバンな印象の文字盤

「GA-2200」の最大の特徴のひとつが、この液晶画面だ。

3時から6時にかけて斜めに、広範囲に表示する。画面全体で情報をグラフィカルに表示するといったことはないものの、「月・日」と「秒」、「アラーム番号」と「ON/OFF」というふうに、各モードで必要な数値をわかりやすく表示してくれる。

大型液晶が印象的で、実用性も高められている

大型液晶が印象的で、実用性も高められている

全体的にマットな雰囲気に仕上げた中で、9時位置のインジケーターのみメタリックな光沢を表現。同心円状に筋目を付けた、ヘアラインとポリッシュの仕上げを組み合わせている。中央の回転ディスクは、一部に切り欠きを加えることで、矢印のようにも見え、力強く駆動する。

メタリックな輝きを放つインジケーター

メタリックな輝きを放つインジケーター

インデックスは、斜めにカットされた文字盤外周部に沿うようにして立体的なものを配置。ここは、シンプルになり過ぎないように、やや丸みを帯びたフォルムを用いている。

立体的なインデックス

立体的なインデックス

5時位置にあるLED は、6時位置のボタンをプッシュすると点灯。暗闇の中でも、時刻を始めとする各種情報が読み取れる。

LEDライトが文字盤全体を明るく照らす

LEDライトが文字盤全体を明るく照らす

さまざまな着こなしに応えるカラー展開!

「GA-2200」デビューのタイミングでは、全4色のラインアップが展開されている。

ここまでに紹介してきたブラックをベースに、グリーンカラーを差した「GA-2200M-1AJF」以外のカラーを見ていこう。

初出時は4色のカラーを展開

初出時は4色のカラーを展開

大胆なオレンジカラーに染め上げたのが「GA-2200M-4AJF」。エネルギッシュな色合いだが、文字盤をブラックにすることでカジュアル感をほどよく抑え、コーディネートの幅を広げている。ちなみに、2021年11月30日時点では、在庫僅少となっている。

G-SHOCK「GA-2200M-4AJF」。公式サイト価格は17,600円

G-SHOCK「GA-2200M-4AJF」。公式サイト価格は17,600円

「GA-2200-2AJF」は、ブルーが基調。アクセントカラーにパープルを持ってきたことで、ただ爽やかなだけではない、アーバンな雰囲気をもたらしている。なお、同カラーはインジケーターにメタリックな華飾処理を行っていないためか、多少価格が抑えられているのもポイントだ。

G-SHOCK「GA-2200-2AJF」。公式サイト価格は16,500円

G-SHOCK「GA-2200-2AJF」。公式サイト価格は16,500円

特に男性から絶大な人気を誇るオールブラックカラーの「GA-2200BB-1AJF」もラインアップ。本体のほとんどをブラックで統一しており、クールな世界観を表現した。ただ、針やインジケーターなど、一部をグレーにすることで、視認性は確保している。

G-SHOCK「GA-2200BB-1AJF」。公式サイト価格は17,050円

G-SHOCK「GA-2200BB-1AJF」。公式サイト価格は17,050円

【まとめ】シリーズ第3弾は、改めてカーボンの有能さを教えてくれる!

「GA-2000」は、アナデジの新顔であるとともに1万円台なかばという価格に設定することで、 “G-SHOCK第3の素材”として2019年から大々的に導入したカーボン素材を普及させる戦略モデルでもあった。次作の「GA-2100」は、「G-SHOCKのラグスポモデル」としてメガヒットするという、きっとカシオ側も予想していなかっただろう“うれしい誤算”があったが、「GA-2200」という3タイプ目の登場によって、「2000番台のGA」はようやくシリーズとしての深みを増すことになった。

これだけ迫力のあるフェイスをしていながら、ケース厚は12.8mmと薄く、質量も57gと相当軽い。カーボンの魅力を体験できる良作だ。

【SPEC】
●ケースサイズ:47.1(横)×50.8(縦)×12.8(厚さ)mm
●質量:57g
●ケース・ベゼル材質:カーボン/樹脂
●バンド:樹脂バンド
●防水性:20気圧防水
●電池寿命:約3年
●ガラス:無機ガラス

横山博之

横山博之

カバン、靴、時計、革小物など、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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