コロンビアは、1938年、アウトドアアクティビティが盛んな米国・オレゴン州のポートランドで誕生したアウトドアウェアブランド。
防水透湿機能を始めとする独自開発テクノロジーを搭載したウェアは、アウトドアファンから定評を得ているほか、そのファッション性の高さから、日常着として幅広い層からの人気も高いブランドだ。
今回は、そんなコロンビアのアウター&ジャケットを特集。トレッキングやハイキング、キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、雨の日のタウンユースなど、これからの季節にピッタリな最新アイテムを一挙紹介する!
人気アウトドアブランド、コロンビアの注目の最新アウター&ジャケットをピックアップ!
「ヘイゼンパターンドジャケット」は、コロンビア定番のアイテムにオリジナルグラフィックをプリントした、薄手のマウンテンパーカー。
「ヘイゼンパターンドジャケット」(品番:PM1814)の「Black」。ナイトサファリをテーマに、夜のティンバーウルフを表現した切り返しのあるモデルだ
本モデルは、小雨の水をはじき、泥の汚れをガードする独自の撥水機能「オムニシールド」を搭載。ハイキングやキャンプなどのライトなアウトドアシーンで活躍する1着だ。
薄手で軽量なうえ、ポケット内にウェアを小さくたたんで収納できるパッカブル仕様のため、天候が気になる旅行の際に携帯すると便利だろう。
ちなみに、袖口の面ファスナーや裾のドローコードによってフィット感の調節が可能だ。
カラーは全3種で展開。左は、ワンカラーの「Night Safari Timberwolf」。右は切り返しのあるモデルで、上部にはレトロなキャンプフィールドのイラストがプリントされた「Collegiate Navy Camping Print」
「セカンドヒルジャケット」は、2WAYストレッチのリップストップナイロンを使用した、軽量で通気性のよい2.75層の防水透湿ジャケット。
「セカンドヒルジャケット」(品番:PM0599)。カラーは全4種で、写真はカラフルなマルチカラータイプ「Cave Water Multi」
本モデルは、雨天でも濡れない、蒸れない独自の防水透湿機能「オムニテック」を搭載。汗で内側が濡れても肌に張り付きにくい3層生地のような快適な肌触りと、2.5層のような軽量性をあわせ持つ、新感覚の「2.75層」の防水透湿素材を使用している。
肌面の防水メンブレン(2層目)には、プリント(2.5層目)とマイクロビーズ加工(2.75層目)を施すことで、汗をかいた時の不快感を軽減。3層構造のレインウェアよりも軽いのに、摩擦に強い耐久性も持っている。
また、縫い目すべてに防水テープを貼っており、高い防水性を発揮するだけでなく、背中ヨーク部分のベンチレーション機能によって、衣服内の蒸れも効率よく換気できる。
さらに、2WAYストレッチと腕部分の立体裁断で、身体の動きをさまたげずにスムーズな動きをサポート。登山の入門者を始め、中級者の装備としても活躍できる機能性の高いモデルだ。
内部がメッシュ仕様の大きめポケットは、フラップとファスナーで中身をしっかりと守る
折りたたんでコンパクトにして持ち歩ける、収納用のスタッフバッグ付き
「マウンテンズアーコーリング2ジャケット」は、3,000m級登山や長期縦走にも対応できる、ハイスペックの高機能防水ジャケット。
「マウンテンズアーコーリング2ジャケット」(品番:PM0033)。全3種のカラーバリエーションで、写真は「ミネラルブルー」
本モデルは、従来素材よりも高い耐久性能を持った東レ社開発の防水透湿機能「Torain(トレイン)」を採用しており、経年劣化による機能低下を大幅に抑え、長期間にわたって防水性を維持する。さらに、軽量ながら耐久性にすぐれた3層生地によって、強い雨風もシャットアウトし、身体を濡れや冷えからガードしてくれる。
また、2WAYストレッチ生地が身体の動きに合わせて伸びるストレスフリーな着心地を始め、ヘルメット着用に対応したフード、ウェア内の換気をうながす内側メッシュのチェストポケットなど、登山時に活躍する細かい機能を多数備える。
ヘルメット着用に対応するフードは、前後のドローコードによって使用時のサイズ感の調節も可能
開閉することで衣服内を換気できる、ベンチレーション機能を持ったチェストポケット
「ターミナルタックルレインシェル」は、コロンビアのフィッシングウェアライン「Performance Fishing Gear(PFG)」から登場した、防水透湿機能「オムニテック」を備える2.5層の防水ジャケット。
「ターミナルタックルレインシェル」(品番:FE0298)。カーボンファイバー風のプリント柄を採用しており、カラーは「シティグレー」(写真)と「ブラック」の2種で展開される
本モデルは、雨天でもウェア内を快適に保つ防水透湿機能に加え、すべての縫い目に防水テープを貼ったフルシームシール仕様で、防水性が高いのが特徴。また、天気の変わりやすい釣りシーンを想定し、ハンドポケット内に本体を収納できるパッカブル仕様なので携帯しやすい。
また、ルアーセッティングなどの作業時に両手を自由に使えるように、左胸の「Columbia PFG」のロゴがマジックテープ仕様のロッドホルダーになっているなど、「PFG」らしくフィッシングシーンに特化した便利な機能が搭載されている。
胸部分のロゴは、釣りの際に便利なマジックテープ仕様のロッドホルダー
背面に大きくプリントされた「PFG」ロゴグラフィックはインパクト大!
「アメノヒジャケット」は、その名のとおり、雨の日に役立つ撥水機能を備えた、タウン向きの襟付きコーチジャケット。
「アメノヒジャケット」(品番:PM0648)。写真のカラーは、ネイビー調の「ノクターナル」で、ほかに「ブラック」と「フラックス」をラインアップする
本モデルは、雨や汚れを弾く独自の撥水機能「オムニシールド」を搭載。生地に撥水性と撥油性を発揮する加工を施すことで、水だけでなく油にも対応する。
街で傘を使用した時を想定したモデルなので、動きやすい2WAYストレッチのポリエステル素材を使用するなど、防水性よりも通気性や着心地が優先されており、タウンユースでも使いやすいシルエットと襟付きデザインも魅力だ。
また、雨が侵入しにくい縫い目の少ないラグランスリーブを採用しているほか、急な雨で傘がない場合に便利な、着脱可能なフードが付いているのもうれしい。
なお、使わない時に内側インポケット内に収納できるパッカブル仕様。
タウンユースとして使いやすい襟付きデザイン。急な雨に便利なフードは、着脱が可能だ
裾部分のドローコードによって、スタイルやコーディネートに合わせてシルエットを調節できる
「シーフォースドームジャケット」は、ゲリラ豪雨や傘ごと吹き飛ばされそうな風雨など、荒れた雨天に役立つコート丈のレインウェア。
「シーフォースドームジャケット」(品番:PM0926)。カラーは写真の「ブラック」とベージュ系の「ビーチ」の全2種で展開される
本モデルは、防水透湿素材「オムニテック」を搭載。雨の侵入を防ぎ、内部をドライに保ってくれる。また、濡れやすい個所には、シームテープを施し、防水性を向上させ、コート内を快適に保ってくれるのもうれしいポイント。さらに、大柄なリップストップ素材を使用しているため、耐久性も高い。
デザインは長めのコート丈なので、背中部分に余裕があり、バッグごとコートを羽織ることができる。比翼仕立てで襟のあるデザインだが、フードを取り付けることも可能。街中でも着やすいマットな素材感を採用しているので、日常やレジャーはもちろん、ビジネスでのスーツスタイルにもマッチしてくれる。
バッグの上からそのまま羽織れる、長めでゆとりのあるコート丈
胸にはブランドロゴの刺繍が入り、デザインのワンポイントに
「グローリーバレーキャンパーズジャケット」は、キャンプなどで付きやすい泥汚れや油汚れを防ぐ撥水&撥油加工が施されたシャツタイプのジャケット。
シャツ型でラフに羽織れる「グローリーバレーキャンパーズジャケット」(品番:PM0289)。写真のカラーは「ビーチ」
本モデルは、素材にキャンプと相性がよいポリエステル65%、コットン35%の「T/Cリップストップ」を採用。独自の撥水機能「オムニシールド」も搭載しており、泥汚れや油汚れが付きにくい。
また、アクセスしやすい胸ポケットや、小物やギアをすぐに出し入れできる大型収納ポケットなど、細かいディテールにキャンプでの使い勝手が考慮されている。
男性はもちろん、女性でも着やすい大きなポケットを生かしたデザインは、キャンプだけでなく、タウンユースにもマッチ。肩を落としたドロップショルダーや身幅がゆったりしたシルエットが特徴で、オーバーサイズの羽織としてラフに着られる1着だ。
胸ポケット(左)の上部には、ワンポイントでブランドロゴの刺繍が入る
カラーはほかに、「ブラック」とカーキ系の「ストーングリーン」の全3種で展開
アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。