スニーカー“最旬足報”

「ナイキ エア マックス 97」の“幻の1足”「OG」が発売! そして何気に25周年

ナイキの「ナイキ エア マックス 97」は、文字どおり1997年にリリースされた定番モデル。そのデザインは、“池に落ちる水のしずくから、放射状に広がる水面の波”からインスパイアされたもので、流れるような美しいシルエットが特徴です。

今から5年前の2017年には、生誕20周年を記念して復刻版がリリースされましたが、オリジナルをはるかにしのぐ勢いで大ヒットを記録。以来、ナイキの新定番としてカラバリが頻繁にリリースされてきました。

ちなみに、5年前の2017年に20周年ってことは、2022年は25周年! 鉄板の「ナイキ エア フォース 1」が40周年ってことで盛り上がっているなか、その影に隠れて、何気に「ナイキ エア マックス 97」も25周年を迎えていたのです!

そんな「ナイキ エア マックス 97」の25周年を祝うかのように、ファンにはたまらない復刻版「ナイキ エア マックス 97 OG」がデビューしました。

「ナイキ エア マックス 97 OG」(品番:DM0028-400)。「atmos 千駄ヶ谷」での販売価格は、20,900円 (税込)

「ナイキ エア マックス 97 OG」(品番:DM0028-400)。「atmos 千駄ヶ谷」での販売価格は、20,900円 (税込)

幻のプロトタイプカラーを再現!

今作は、モデル名にも入っているように、「OG」ってことで、過去に存在していたオリジナルカラーを再現したものです。当時を知る人のなかには、「こんなカラーリング、あったっけ……?」と思う人もいるかと思いますが、こちらは通常のインラインモデルでは発売されていません。実は、初期に存在していたプロトタイプのカラーリングで、まさに“幻のモデル”ってわけです!

アッパーの「アトランティック ブルーヘザー」と、ソールの「ボルテージイエロー」の配色が、当時の空気感を蘇らせます

アッパーの「アトランティック ブルーヘザー」と、ソールの「ボルテージイエロー」の配色が、当時の空気感を蘇らせます

フルレングスのビジブルエアがすぐれたクッショニングを発揮!

もちろん、ディテールや機能は、オリジナルモデルからしっかりと継承しています。

ビジブルエアは、初代「エア マックス」ではヒール部のみの搭載でしたが、「エア マックス 97」では、ミッドソールのほぼ全面に搭載された「フルレングス・ビジブルエア」へと進化。足裏の全面からすぐれたクッショニングを体感できます。

そして、ルックスは、フューチャリスティックで斬新なデザイン。存在感は抜群です。

ヒールからトゥ付近まで、ミッドソール全面に「ナイキ エア」を搭載

ヒールからトゥ付近まで、ミッドソール全面に「ナイキ エア」を搭載

90年代ナイキを象徴する小型仕様のスウッシュ!

流れるような美しい流線形のアッパーは、シンセティックレザーとメッシュ、リフレクターを重ねることで、まるで波打つ水面のイメージを具現化。サイドのスウッシュは、90年代ナイキの特徴とも言える小型のスウッシュを配しているのもポイントと言えます。

複数の素材を重ね、波を表現

複数の素材を重ね、波を表現

小型スウッシュが、当時のトレンドを彷彿とさせます

小型スウッシュが、当時のトレンドを彷彿とさせます

ハイテクデザイン全盛の当時を象徴する1足!

このデザインや雰囲気は、25年経っても決して色褪せません!

このデザインや雰囲気は、25年経っても決して色褪せません!

本作のブルーとイエローをメインに、メタリックなシルバーを重ねたフューチャリスティックなカラーリングは、ハイテクデザイン全盛の当時を象徴しているかのようですね。

2022年は、「ナイキ エア フォース 1」の40周年ってことで盛り上がっていますが、「ナイキ エア マックス 97」も25周年を迎えたスペシャルイヤーなので、こちらも是非注目してみてください!

●取材協力/「atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com/

本間新

本間新

ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。

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