ナイキのアイコンとも言える「ナイキ エア マックス」シリーズのひとつ「ナイキ エア マックス 90」は、同社初となる「ビジブルエア」を搭載した「エア マックス 1」が1987年に登場したあと、サードモデルとして1990年にリリースされた名作です。
アッパーは、レザーをメインに、シューレース周りやサイドのディテールに樹脂パーツを取り入れた完成度の高いデザインで、現在でも世界中で多くのファンを魅了しています。そんな「ナイキ エア マックス 90」に、「GORE-TEX」仕様モデル「ナイキ エア マックス 90 GTX」が登場したのが2022年秋。ファン待望の「GORE-TEX」搭載アップデートモデルってことで話題となり、すぐに完売してしまいました。欲しかったけど買えなかった人に朗報です! 「ナイキ エア マックス 90 GTX」の機能性はそのままに、新たなカラーリングをまとったニューモデルがリリースされました。
「ナイキ エア マックス 90 GTX」(品番:DJ9779-004)。「ミタスニーカーズ」での販売価格は19,800円(税込)
本作は、「ナイキ エア マックス 90」オリジナルのシンプルでシックなデザインをそのまま継承。丸みを帯びたボリューム感のあるフォルムや、樹脂パーツのディテール使いはそのままに、ライナーに「GORE-TEX」を使用して防水性能を向上させており、悪天候でもシューズ内をドライにキープしてくれます。また、アッパーの表地には肉厚なレザーを使用することで、保護性を高めているのもポイント。サイドの樹脂パーツやシュータンのラベルなどに「GORE-TEX」のロゴを設け、その機能性をしっかりとアピールしています。
ライナーには「GORE-TEX」メンブレンを使用して防水性を強化
サイドパーツには、通常だと「AIR MAX」のロゴが入りますが、本作では「GORE-TEX」にアレンジ
シュータンラベルにも「GORE-TEX」の刺しゅうをオン
もちろん「ナイキ エア マックス 90」のアイデンティティと言える「ビジブル Nike Airクッション」をミッドソールに搭載。その内部は、サイドの「GORE-TEX」ロゴのカラーと同色で飾り、スッキリとした印象に仕上げられています。
そして、アウトソールは焼き菓子の“ワッフル”の形状からインスパイアされた「ワッフルソール」を搭載。クッショニングとトラクションを強化しながら、伝統的なスタイルも継承しています。
「ビジブル Nike Airクッション」をミッドソールに搭載し、すぐれたクッション性能を発揮
ブラック×グレーを基調にしながらブルーの差し色が配された、クールなカラーリングがストリートに映えます! 前作はオリーブグリーンをメインにしてミリタリーフレーバーがあふれていましたが、今作では一転、クリーンかつシンプルな印象へと仕上げられていますね。「GORE-TEX」仕様のシューズと言うと、無骨な雰囲気をイメージしてしまいがちですが、今作に限ってそれはなし。足場が悪くなりがちな冬のストリートでも、足元を快適かつスタイリッシュに決めてくれますよ。
スッキリとした印象で足元をクリーンなテイストで飾ります
●取材協力/「ミタスニーカーズ」
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。