ナイキのアウトドアラインと言えば、「ナイキ ACG(エーシージー)」。「ACG(エーシージー)」とは、「All Conditions Gear」のイニシャルから由来したもので、ナイキがさまざまなスポーツへのサポートから培ってきたノウハウとテクノロジーをバックボーンに、1989年にスタートしたアウトドアラインです。
スポーツブランドがアウトドアファッションを展開するという試みは、当時としては斬新な試みでしたが、1990年代に入ると、アウトドアブームが巻き起こり、一気に浸透。以来、アウトドアファッションにおける鉄板のブランドとして、絶大な支持を獲得しています。
そんな「ナイキ ACG」から、砂漠や渓谷、山、そして街中のストリートに対応する新たな一足「ナイキ ACG マウンテン フライ LOW ゴアテックス SE」がリリースされました。
ナイキ「ナイキ ACG マウンテン フライ LOW ゴアテックス SE」(品番:DD2861-200)。「アンディフィーテッド」での販売価格は23,100円(税込)
アッパーは、軽量で伸縮性の高いファブリックを使用し、しなやかなフィット感を提供。その上には、ラバーによるオーバーレイが配されており、高い防水性を発揮します。そして、今作のポイントと言えるのがライナー。透湿・防水性にすぐれたハイテク素材「GORE-TEX」を搭載しており、雨や雪でぬかるんだ路面でも、シューズ内をドライにキープしてくれます。つまり、アッパーの表地&裏地のダブルガードで快適性を高めているわけです。
アッパーの表地は、複数の素材を組み合わせて快適性と防水性を強化
ライナーには「GORE-TEX」を搭載し、さまざまな状況でシューズ内環境をドライに保ちます
ソールにも要注目です!
ミッドソールには、衝撃緩和やエネルギーリターン、軽量性、耐久性など、クッショニングのあらゆる特徴を網羅したクッショニングフォーム「ナイキ リアクト」を採用。1日中快適な履き心地を提供してくれます。そして、険しい岩山での行動を想定したラバーアウトソールが、高いグリップ力を発揮。それがトウまでしっかりと包み込むように配されており、足をしっかりとガードしてくれます。
ミッドソールには「ナイキ リアクト」を採用し、山道でも軽快な履き心地に。ヒールの「GORE-TEX」ロゴのアクセントも効いていますね
ラバーアウトソールがトウの周囲を包み込むように配されおり、防護性も高めです
以上のとおり、本モデルは、さまざまな悪天候やシチュエーションに対応する機能性と、モダンなデザインが見事に一体化していますね。寒い冬の盛りを過ぎ、春が近づく今日この頃。アウトドアアクティビティーにふさわしい行楽シーズンももうすぐです。外遊び用として1足新調を検討している人も多いのでは? 本作ならアウトドアアクティビティーはもちろん、アーバンアウトドアスタイルなどの街履き用にもピッタリなので、とってもお買い得です。
洗練されたハイテクデザインは、どんなスタイルにもマッチ
●取材協力/「アンディフィーテッド」
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。