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どれもハイクオリティでびっくり!

「だし麺」12種類を食べ比べ! まさに大人の味のインスタントラーメンでした

日本橋・国分が手掛けるオリジナルブランド

簡単・すぐにできるのが魅力のインスタントラーメン。数えきれない種類の商品が存在しますが、筆者が最近ハマっているのが「K&K だし麺」という商品です。江戸時代に醤油(しょうゆ)醸造業者として創業し、明治時代からは食品卸業にくら替えした、東京・日本橋の「国分」が手掛けるオリジナルブランド商品で、全国各地の素材を生かした即席ラーメンです。

もともとそのうちの1種類をいただいて、その名のとおりしっかりとだしが利いたラーメンの味に感動! お取り寄せをしようと調べてみたところ、全部で12種類あることを知り、大人買いして食べ比べてみることにしました!

味のセレクトショップ国分が手掛けるオリジナルブランドの「K&K だし麺」。全国各地の素材を用いたラーメン12種類がラインアップ!

12種類のラインアップに共通しているのは、北海道産小麦粉を使用した麺。生の状態から約2日かけてじっくりと熟成と乾燥をしているとのことで、生麺に近い風味と食感です。500CCの水で麺を4分半煮込んだ後、それぞれ異なるスープを投入し、混ぜ合わせるだけと作り方も簡単です。12種類のラインアップは、醤油、塩ベースのほか、豚骨や味噌(みそ)スープなどに大きく分かれています。同じ醤油系でも異なる味わいを楽しめ、お気に入りの味が見つけられるはず。今回は筆者とは別に編集部のスタッフ3人にも食べてもらいました。

編集部のスタッフ、(左から)すなめり、しえる、中島の3人も12種類を食べ比べ。コメントを参考にお気に入りの味を見つけてみてください

<塩ラーメン系>

■枕崎産マグロだし塩ラーメン
子どもにもウケがいい!

枕崎産のマグロの荒節を煮出した、マグロ特有の香りと濃厚なだしが特長のラーメン。
作っている最中からにおいはマグロ! 魚系のだしですがあっさりとしていて、塩分もマイルド。クセがないせいか、子どもにウケがよかったです。

中島:魚系の香りがけっこう漂ってきます。でもあっさりしている。

しえる:塩ラーメンとしてはけっこうパンチがきいてる…。

すなめり:色の割に、濃厚なスープです。私は好きですね。

採点:★★★☆☆
(5点満点で付けた編集部3人の評価を平均したもの・以下同)

  • だし麺 枕崎産マグロだし塩ラーメン

  • 参考価格 -

  • 2018年9月22日 12:30 現在

■千葉県産はまぐりだし塩ラーメン
「海」の味がしました

千葉県産のはまぐりからだしを取り、さっぱりとした中に貝特有のコクが感じられるように仕上げられた一品です。マグロと同じ磯系の味わいでも、海水のような塩分。5つの塩ラーメンの中でも最も塩味が濃いめ。ストレートな塩味で最も素朴。海の家で食べる焼きはまぐりをイメージさせます。

しえる:これ、「海」の味がします。けっこうしょっぱい…。はまぐりのほかに、ゆずのような爽やかさも感じました。

すなめり:はまぐりをすごく感じますね。塩っぽいんだけど、味は薄めかな。

中島:定食屋さんで食べる貝汁みたいな味。スープを飲み込むときに、はまぐりがぐっと出てきました。

採点:★★★☆☆

■三重県産真鯛だし塩ラーメン
やさしい塩味です

三重県産の真鯛の頭から、繊細で上品なだしを取り、風味豊かに仕上げたスープが特長。同じ魚系のスープでも、マグロよりも甘みがあって上品な味わい。お吸い物を飲んでいるかのような和風な味わいのラーメン。塩ラーメン5種の中では最もしょっぱさを感じず、やさしい味なので飲んだ後の〆に食べたいラーメンです。

すなめり:鯛をあまり感じないけど、スープとしてとてもおいしい! 甘めの塩味で、とてもお上品。

中島:確かにまろやかな塩味ですね。はまぐり同様、飲み込むと鯛の風味を強く感じました。

しえる:お茶漬けというか、塩むすびというか、そんな感じ。次のひと口を食べたくなるやさしい塩味でした。

採点:★★★☆☆

■北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン
ホタテの味がガツンとくる

北海道産帆立の貝柱のみをじっくり煮出して取られただしの独特の香りと甘みがクセになるラーメン。5つの塩ラーメンの中では2番目にしっかりとした塩味。海鮮スープという感じで、ちゃんぽんなどを連想させる中華系の味わい。しっかり濃い味のスープで味にしまりがあり、意外にガッツリ系のラーメンです。

しえる:これは、ホタテを殻ごと焼いたときに身の回りにたまる汁の味です! 香りがすごく立っていておいしい。コーンの風味も少しありました。

中島:上の真鯛よりも甘い塩ラーメンという感じ。ホタテの甘みがいい意味で強い。

すなめり:ホタテの味がとても強くておいしい。一番好きかも…

採点:★★★★★

■高知県産柚子だし塩ラーメン
さっぱりしている、大人好みの味

高知県産ゆず皮を煮出して取られた風味豊かなだしを、ゆずの爽やかさが引き立つスープに仕上げた一品。塩気はほんのり、ゆず味のほうが際立ち、とても爽やかなラーメン。ゆずの酸味はまったくきつくなく、とてもまろやか。冷やし中華の味をちょっと思い出させるスープです。個性があるのにクセがなく食べやすいラーメンです。

すなめり:ほんのりとゆずが香ります。あっさりしているけど塩味は強め。このだし麺の塩ラーメンは、けっこう塩が強く感じました。

しえる:私は逆に、あんまりしょっぱいとは思いませんでした。お湯みたいな…、あ、最初ふわっとしたゆずの香りは感じましたけど。

中島:一番さっぱりしている味かなと。麺を持ち上げたときに香るゆずが、大人の味っていうか、香りを楽しむ麺ですね。

採点:★★★☆☆

<醤油ラーメン系>

■長崎県産煮干しだし醤油ラーメン
だしの感じはこれが一番

長崎県産のカタクチイワシ煮干しから取っただしを、風味がよく脂がのった濃いだし感に仕上げられています。醤油ラーメンの中では最も醤油味が濃く、正統派な醤油ラーメンです。

すなめり:すごくいい香り! めっちゃ煮干しです! だしの感じが一番強いかも。

しえる:最初に「おせち」のにおいを感じました。食欲をそそるいい香りです。味よりも香りが立っているような。食べ進むと、煮干し粉を食べているような…

中島:僕は強めの魚介系が苦手なのですが、これは煮干しがしつこくなくて好印象。甘めの醤油ラーメンですね。

採点:★★★☆☆

■近江牛骨だし醤油ラーメン
焼き肉屋さんのメニューみたい!

三大和牛の1つ“近江牛”の牛骨から贅沢(ぜいたく)に取られただしにより、牛骨特有の旨みと香ばしさを感じさせるラーメン。全12種類の中でも最も個性が際立ったラーメン。においがまず“牛”です。鼻が錯覚を起こしてすき焼きの生卵を思い出すほど強烈に牛のにおいがします。ゆえに合わせる具材はすき焼きの具やローストビーフなど洋風なものと好相性。ラーメンとは思えぬ、ひと味違った忘れられない味のニューウェーブ系の一杯です。

中島:焼き肉屋さんで食べるクッパみたいな感じ。牛が強いですね〜

しえる:牛脂のにおい。ほぼ焼き肉です。

すなめり:牛の香りが強いですねー。テールスープみたいでおいしい!

採点:★★★★☆

■長崎県産炭焼きあごだし醤油ラーメン
薄味醤油にあご独特の香り

長崎県産の“あご(とびうお)”を炭焼きにし、より素材の特徴を生かしただしから上品なコクを引き出したスープが特長。塩ラーメンと醤油ラーメンの中間くらいで、あっさりまろやか系の醤油ラーメン。素朴な味わいの煮干しに比べると、味が複層に重なった味わい深いだしです。

すなめり:あごが、確かにいます。醤油っぽくなく、塩っていわれたらそう思っちゃうかも。

しえる:香ばしいあごだしをしっかり感じました。醤油味は薄めかな。

中島:確かに、薄味の醤油ラーメンて感じです。スープを飲むと、あごの独特な風味を感じます。

採点:★★★★☆

■比内地鶏だし醤油ラーメン
醤油ラーメンとして優秀

三大地鶏の1つ“比内地鶏”のガラから取った、素材の特徴を生かしただしと醤油が絶妙なラーメン。4種類の醤油ラーメン系の中では最もオーソドックスな「中華そば」の味。あっさりめの醤油味ながら香ばしさもあり、飲んだ後に食べたくなる味。屋台のラーメン系。

すなめり:なじみのある醤油味。普通においしい…。

中島:だしもそうですが、醤油ラーメンとして優秀ですね。ていねいにだしを取った感満載!

しえる:だしの深みを感じますが、食べ慣れている感じであまり驚きはありません。でも、そこがおいしいってことかも!

採点:★★★★☆

<その他>

■霧島黒豚豚骨だしラーメン
九州の豚骨とは別物

霧島黒豚のゲンコツを含む骨の風味を生かして取っただしを、独特の甘みがあるまろやかなスープに仕上げたラーメン。豚骨ラーメンですが、油っぽさは控えめで、あっさり系。

中島:クリーミーな豚骨ラーメンです。少しクセがあり、にんにくやしょうがの風味を感じました。

すなめり:九州の豚骨ラーメンとは別物です。おいしいといえばおいしいけど、私の好みではないかな。

しえる:しょうがの味を強く感じました。パンチはないけど、豚骨臭さがあまりないのは好印象です。

採点:★★★☆☆

■北海道産甘海老だし味噌ラーメン
こってりしてないやさしい「味噌」

北海道産甘海老(あまえび)の頭から取っただしで、甘海老特有の風味がしっかり感じられるスープが特長。お寿司(すし)屋さんで飲むお味噌汁のような味わい。こってり感はあまりありません。味噌感よりも甘海老のだしのほうが際立ち、味噌ラーメンというよりは、ラーメン入りの海鮮味噌汁のような感じ。

中島:人気ラーメン店にえびだし系のお店がありますが、あれほどこってりはしていません。好みではもう少し太い麺でもいいかな。

すなめり:香りに少しえびがいる程度かな。味噌だけど割とあっさりめで、甘かった。

しえる:まろやかでやさしいけど、味が薄めで、後味以外は味噌しか感じませんでした。

採点:★★★★☆

■京鴨だし鴨白湯ラーメン
上品な白湯スープ

京鴨ガラをじっくり煮出して取られた甘めのだしと香りが、口当たりのよい白湯スープと合わさり、上品な味わいがひきたてられたラーメン。全体としてあまり個性はなく、上品にまとまった味です。白湯というよりは豚骨ラーメンっぽくもあります。

しえる:ふわっと広がる鴨の味! まろやかでコクがあって、カルボナーラみたいに感じました。

すなめり:鴨といわれれば鴨かも。おいしくいただきました。

中島:上品な白湯スープですね。油にコクと甘みがあっておいしかった。

採点:★★★★★

今回のまとめ

12種類を大人買いして食べ比べてみましたが、まずはどれもインスタントラーメンとしてのクオリティーがとても高いと感じました。味については、それぞれとても繊細に素材の味わいが生かされているため、どれも甲乙つけがたいのですが、しいて個人的に一番のお気に入りを挙げるとしたら、「三重県産真鯛だし塩ラーメン」。もともと塩ラーメンが好きなのですが、ラーメンとは思えない繊細な味に贅沢さを感じられるからです。次点は「近江牛骨だし醤油ラーメン」と「長崎県産炭焼きあごだし醤油ラーメン」。前者はやはりインパクトある味が時々無性に食べたくなる系。後者は真鯛だしと同様に、繊細さで奥行きのある味がラーメンとは思えぬ特別感があるからです。一般的なインスタントラーメンからすると少し割高ですが、そうは言っても1つ200円以下。お店で食べるよりもはるかにリーズナブルなうえに自宅で手軽にちょっとした贅沢気分が味わえるので、ストックしておきたいシリーズです。

中島:編集部でも個人的な1位を決めます。私は京鴨がまろやかでよかったかなと。ほかにも候補はあるのですが、「だし」というお題で比べると、そんなに主張しないこの鴨が好印象でした。

すなめり:私はホタテです。塩ラーメンだけど味がすごくしっかりしていておいしかった。次点は鴨かなあ。

しえる:このだし麺、全部大人向けの味ですね。私にはほぼ味がしない、もしくは塩味しか感じられないものもありましたが、一番好きだったのは牛骨かなあ。大好きな焼き肉の味と香りが堪能できました!

<総合ベスト3>

1位:京鴨だし鴨白湯ラーメン

2位:近江牛骨だし醤油ラーメン

3位:三重県産真鯛だし塩ラーメン

えみぞう

えみぞう

日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。

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