松田さんのコラボカップ麺チェック
“ラーメン大好き松田”さんのコラボカップ麺チェック!

10年通って本当は教えたくなかった「四川担担麺 阿吽」がカップ麺に、再現度ハンパない!

筆者が“日本一美味しい担担麺”と信じてやまないのが、東京都文京区湯島にある「四川担担麺 阿吽(あうん)」。実は筆者、この阿吽がオープンした2007年から通い続けている常連客です。できれば、こっそり通い続けたかったのですが、大好きな阿吽の味がカップ麺になったいうので、気合を入れてご紹介していきます!

筆者がオープン当初から足を運んでいる「四川担担麺 阿吽(あうん)」。超人気店の看板メニュー、つゆ無し担担麺がコラボカップ麺として登場!

もちもち太麺、練りごま、粗挽き肉、干し海老……すべて完璧

“ラーメン大好き”の筆者ですが、特にここ数年ハマっているのが「担担麺」。そのきっかけになったのが、東京メトロ千代田線・湯島駅の近くにある担担麺専門店の「阿吽」です。

阿吽の担担麺を初めて食べた、あの衝撃。

それまでラーメン一辺倒だった筆者に、「世の中にはこんなにウマい麺類もあるんやで!」と、担担麺の神様が殴りこんできたような刺激的な一杯でした。それ以来、あの極上の辛さと痺れが忘れられず、気づけば10年以上も通い続けることに。

最寄り駅は湯島駅ですが、JR秋葉原駅からも歩いていける距離なので、アキバで買い物があるときはフラッと、阿吽まで足を伸ばしてしまいます。おっと、こうしている間にも、プルプルプルと禁断症状が。食べたい、食べたい……。

今回、サッポロ一番から、同店の看板メニューのひとつである「つゆ無し担担麺」とコラボしたカップ麺が登場したというので、さっそくどこまで再現できたのか、常連客の立場からチェックしてみようと思います。

看板メニューのひとつ、「白胡麻つゆ無し」(830円)。辣油(ラー油)の辛さと花椒の痺れを選択できますが、いつも通り、同店の基準となる「Level 3辛」を選択。これが一番、バランスがいいんです

絶品の粗挽き肉、干し海老がポイント。シャキシャキな歯ごたえの水菜がよく合います

絶品の粗挽き肉、干し海老がポイント。シャキシャキな歯ごたえの水菜がよく合います

太麺はもちもちすぎるほど、もちもち。歯ごたえ、食べごたえともに十分です

太麺はもちもちすぎるほど、もちもち。歯ごたえ、食べごたえともに十分です

カウンター上には最近、甘めの酢が置かれるようになりました。つゆ無し担担麺にかければ、そこは、ほのかに甘く、酸っぱ辛い世界が

つゆ無し麺の“生命線”とも言えるのが、麺。阿吽のつゆ無し担担麺は、縮れのある太麺で、非常にもちもちとした食感がクセになります。さらに、とても丁寧に湯切りされており、麺が固まって団子状になってしまうこともなく、箸でつかみやすく、とても食べやすいです。

丼の奥底には、特製の練りごま。「よくかき混ぜて、お召し上がりください」という店員さんの言葉に従い、丼の底から持ち上げてかき混ぜ、花椒の効いた粗挽き肉と干し海老にからめ、もちもちの太麺を一気にいただく。そこに、かいわれと水菜のシャキシャキとした歯ごたえが加わり……快感。う〜ん、すべてが完璧。パーフェクトつゆ無し担担麺。

練りごまの甘み、辣油の辛み、花椒の痺れ、という“三位一体”がたまりません。 食べ進めると、花椒の痺れが口の中で蓄積してきて、ビリビリとしてきます。そんなときは、別注文のライスを食べて、口の中をリセットしつつ、つゆ無し担担麺を最後まで楽しむことをおすすめします。

ついでに、もうひとつの看板メニューである「担担麺」(830円)もご紹介。こちらも、つゆ無し担担麺と同様に、練りごま、辣油、花椒という“三位一体”がクセになる一杯で、めちゃくちゃウマいです

「四川担担麺 阿吽 湯島店」。地下鉄東京メトロ千代田線湯島駅5番出口出て左へ徒歩2分。湯島駅から49m。営業時間は月〜金が昼11:00〜14:30/夜17:30〜21:45、土が昼11:00〜15:00/夜17:30〜21:45、日・祝日が昼11:00〜15:00/夜17:30〜21:00(※材料なくなり次第終了。ゴールウィークの営業時間について上記営業時間と異なります)。2018年5月2日時点、「食べログ」より

大量の粉末スープと肉そぼろの姿に、本気度を感じた!

続いて、カップ麺になった「四川担担麺 阿吽 つゆ無し担担麺」(298円)を食べて、あの絶品のつゆ無し担担麺をどこまで再現できたのか、検証してみます。

サッポロ一番の「四川担担麺 阿吽 つゆ無し担担麺」を食べて、お店の味と比べてみます。ワクワクが止まらない

作り方は、熱湯を入れて5分経った後、お湯を捨てる仕組みです。一般的なカップ焼きそばなどと、オペレーションは変わりません

カップの中にはかやくに加えて、後入れタイプの特製調味だれ、特製スープ(粉末)、レトルト調理品が入っています。特に、肉そぼろが入っているレトルト調理品の袋が大きくて、ビックリ!

かやくと熱湯を入れて5分。お湯を捨てます。ジャー!

かやくと熱湯を入れて5分。お湯を捨てます。ジャー!

特製調味だれを投入。見るからに辛そうです。ジャー!

特製調味だれを投入。見るからに辛そうです。ジャー!

特製スープ(粉末)を投入。辛さや痺れが複雑にからまる、“謎の粉末”です。ジャー!

特製スープ(粉末)を投入。辛さや痺れが複雑にからまる、“謎の粉末”です。ジャー!

レトルト調理品こと、肉そぼろを投入。ドーン!

レトルト調理品こと、肉そぼろを投入。ドーン!

つゆ無し担担麺が完成! あとは、カップ内をかき混ぜるだけ。ワクワク!

つゆ無し担担麺が完成! あとは、カップ内をかき混ぜるだけ。ワクワク!

麺は、お店よりもやや細いものの、食べごたえはバッチリです。もちもち!

麺は、お店よりもやや細いものの、食べごたえはバッチリです。もちもち!

常連客の立場から見て、今回のカップ麺化で特に気になった点は、ふたつ。

ひとつめは、特製スープと書かれた、大量の粉末。この“謎の粉末”の正体はちょっと複雑で、練りごま風味に加えて、花椒の痺れや唐辛子の辛みを含んでいるようす。「ちょっと多すぎないか」と思える粉末の量で、とてもスパイシーな仕上がりに。

ふたつめは、レトルトタイプの肉そぼろ。カップ麺の具材として、最高クラスの量なのでは、と思えるほどずっしり入っています。実際に食べてみると、干し海老がないものの、味付けはそっくりで、ビックリ。よくぞ、ここまで再現できたと、感心せずにはいられません。

このほか、つゆ無し麺の命とも言える麺は、お店よりもやや細いのが気になるところ。しかし食べてみると、ノンフライ製法で生麺に近く、もちもちとした食感がそっくり。小麦の味もしっかり出ていて、美味しいです。食べごたえもあります。

総じて、お店の味と比べてみると、カップ麺のほうが、練りごま風味が弱く、辣油が強い印象。そのため、「やや辛めに仕上がっているな」というのが正直な感想です。ただし、全般的な味付けがかなり似ているので、水菜を別途用意して、このカップ麺に載せれば、阿吽の味をほぼ再現できるかも。遠方に住んでいて、阿吽の味に興味のある方は、まずはこのカップ麺を試してみてはいかがでしょうか。

今回の再現度は?

<いいところ>もちもち麺や肉そぼろ、練りごま風味の味はビックリするほど似てる。
<気になるところ>全体のバランスが“辛み”に偏っている。干し海老も入っていない。

スープの再現度:★★★★☆
麺の再現度:★★★★☆
具材の再現度:★★★★☆
食べごたえの再現度:★★★★☆
コスト:★★★★☆

こうして阿吽を紹介できるのは、常連客としてうれしい限り。カップ麺は、298円とやや高めの価格ですが、それに見合うだけのクオリティと再現性があり、むしろコスパがいいのではと思います。次はぜひ、もうひとつの看板メニューである「担担麺」もカップ麺にしてください!

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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