新製品レポート
サントリーの技術を結集させた缶コーヒー「ボス THE CANCOFFEE」

コンビニで1番人気の「BOSS」! イタリア産焙煎機を使った新「185g缶コーヒー」を発売

サントリー食品インターナショナルのコーヒーブランド「BOSS」が好調だ。

同ブランドの缶コーヒーは、2018年1〜6月の販売数量(インテージ調べ)において、販売本数シェアが32%と他のブランドを圧倒。また、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」も販売数量が1200万ケースを突破し、コンビニで売っている全飲料のランキングで1位と2位を独占した。

コンビニ全飲料ランキングでは、1位が「クラフトボスラテ」(右)、2位が「クラフトボスブラック」(左)。2018年7月18日には、同シリーズの年間販売数量目標が2000万ケースに上方修正された。今秋には、HOT商品がフルラインアップで発売予定だ

コーヒーブランド「BOSS」は、1992年の発売以来、“働く人の相棒コーヒー”として実に300種類も発売されてきたロングセラーブランド。2018年の年間販売数量では1億ケース超えを目指しているというが、そんな同ブランドが2018年9月4日、定番の「185g缶コーヒー」の新作「ボス THE CANCOFFEE」を発売する。

新作「ボス THE CANCOFFEE」。コーヒー飲料市場において50%以上を占める「185g缶コーヒー」の新定番を目指す

「ボス THE CANCOFFEE」は、短い休憩の間に、コーヒー、ミルク、甘さのバランスが取れた味わいで疲れを癒やしたい「185g缶コーヒー」のヘビーユーザーに向けて開発された新製品。新たに稼働した「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」の高機能焙煎機で焼き上げた豆をはじめ、「BOSS」のこだわりを尽くした1缶に仕上がっているという。

そこで実際に、「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」を取材し、「ボス THE CANCOFFEE」のこだわりを探ってきた。

30万通りの香味レシピが作れる日本初の焙煎機

コーヒーの味の決め手は、焙煎豆にある。焙煎豆は、コーヒー豆の種類、焙煎度、熱の与え方によって味わいが変わる。特に焙煎度においては、浅煎りにすると苦みが弱く、酸味が強い味に、深煎りにすると苦みが強く、酸味が弱い味わいに仕上がるわけだ。

焙煎度の度合いによって、コーヒーの味わいが変わる

焙煎度の度合いによって、コーヒーの味わいが変わる

また、熱の与え方でも同じ。豆の量、温度、時間を変化させることで、同じ焙煎度でも味わいに大きな変化が生まれる。

高温度で短い時間、熱を与えるとすっきりした味わいに、低温度でじっくり熱を与えると、コクやボディが強い味わいに仕上がるという

そんなコーヒーの味に大きな影響のある焙煎度をコントロールするために、同社は新しい自社焙煎工場を2018年7月に竣工した。それが「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」だ。

「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」

「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」

「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」の最大の特徴は、1919年に創業したイタリアのペトロンチーニ社の高機能焙煎機を、日本で初めて導入したこと。この高機能焙煎機は、焙煎度や熱の与え方を細かく設定することができ、なんと今までの3倍となる30万通りの香味作りが可能だという。

ペトロンチーニ社の高機能焙煎機。30万通りの香味作りが可能なほか、生産能力は今までの焙煎機の1.7倍を誇る。なお、焙煎を缶コーヒーのメーカーが自社で行うのは業界的に珍しいという

パイロット焙煎機で、熱入れの時間を変えて焙煎したコーヒー豆。左が生豆で右が10分ほど焙煎した状態

パイロット焙煎機で、熱入れの時間を変えて焙煎したコーヒー豆。左が生豆で右が10分ほど焙煎した状態

味と香りのバランスが取れた1缶

「ボス THE CANCOFFEE」は、そんな新稼働の高機能焙煎機を使用している新作缶コーヒー。高機能焙煎機でコーヒー豆を焙煎することにより、豆の上質な香りを引き出すことに成功。甘い余韻がありながら、後残りする雑味を低減した、クリーンな味わいも実現している。また、抽出の工程では、「香り封じ込め製法」を採用。豆から引き出した香りの飛散を抑制し、より香り高い味わいに仕上げている。

さらにこだわりは続く。製造工程を見直し、熱によるミルクの劣化を抑制。そして、コーヒー豆から抽出したコーヒーオイルを使用し、コーヒーのコクも強化している。

つまり、上質な香りとともに、クリーンでフレッシュなコーヒーとミルクの味わいが楽しめるわけだ。そのバランスが取れた上質な味わいは、「185g缶コーヒー」のヘビーユーザーの新定番になる可能性を秘めている。

「サントリーコーヒーロースタリー海老名工場」の稼働記念に、「ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック」(左)と「同 微糖」(右)を関東・甲信越エリア限定で発売中。新稼働の焙煎機で焼き上げた味をいち早く味わえる

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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