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今後注目が高まりそうな「エシカル消費」にもひと役?

そら豆からできた次世代ミート「ハーキス」が日本初上陸!

近年、世界的に植物性タンパク質への関心が高まっており、日本でも、大豆を原料とした「大豆ミート」がひんぱんに見かけられるようになりました。このたび、そんな大豆ミートに続く“次世代ミート”が、日本初上陸。長野県の老舗みそメーカー・ひかり味噌が、そら豆を主原料としたフィンランド発の次世代ミート「HÄRKIS(ハーキス)」を、日本の消費者向けに「野菜のそぼろ」と名前を改め、2019年3月下旬より、関東、近畿、中部エリアのスーパーマーケットなどで発売します。そんな「野菜のそぼろ」を製品発表会にて食してきたので、その味や食感をレポートします。

「エシカル消費」を促進する次世代ミート

「ビーガンだから」「健康に気を使って」など、肉を使わない次世代ミートを選ぶ理由はさまざまですが、ひかり味噌によると、近年は「エシカル消費」の観点で次世代ミートを選ぶ人も増えてきているそう。「エシカル(ethical)」を直訳すると、「倫理的な」などの意味。この場合は、人間が持つ良心から発生する「人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動」を意味しています。この「エシカル」という言葉は近年徐々に浸透してきており、2021年には中学、2022年には高校の教科書に、社会、英語、家庭科、国語など複数科目で掲載予定だそうで、今後注目が高まりそうな概念です。

次世代ミートを選ぶことが「エシカル消費」とされるのは、「食用の畜産によるCO2排出量が温室効果ガスの年間排出量の51%を占めている」=「肉食が地球温暖化の最大の原因」という論などに基づくもの。「週1回は、肉ではなく次世代ミートを食べる」という選択をすることで、食肉を減らす→畜産を減らす→温室効果ガスを減らす、という考え方です。

次世代ミート以外にも、オーガニックコットン、地産地消、伝統工芸など、比較的なじみのある事柄にも、「エシカル消費」に当てはまるものは多数

大豆ミートより穀物臭が気になりにくい? 「野菜のそぼろ」を試食

「野菜のそぼろ」は、フィンランド産のそら豆を使用した、そぼろ状の新素材。大豆同様、そら豆にはタンパク質が豊富なので、植物性タンパク質をたっぷり摂ることができます。使いやすいフレークタイプなので、そのまま食べるのはもちろん、肉の代わりとしてさまざまな料理にアレンジも可能。価格は、130gで500円(税別)です。

ひかり味噌によると、そら豆は大豆に比べてより食物繊維が豊富で、脂質が少ないという優位性もあるそう。また、大豆よりも穀物特有のにおいが少ないと言われており、大豆ミートの豆のニオイが気になるという人にも受け入れられやすいのだとか。筆者は数える程度しか大豆ミートを食べたことがないので、残念ながら大豆ミートとの差はわからなかったのですが、「肉のそぼろだ」と言われて食べれば、そら豆だとは気づかないくらい、単純においしいと感じました。言われなければわからない気もします。

「野菜のそぼろ」。味は「プレーン(ほんのり塩味)」(手前)、「エスニックカレー」(右奥)、「メキシカン」(左奥)の3種。そぼろタイプ以外の展開も今後視野に入れているとのこと

そら豆だと知ってじっくり味わったので、食感自体は肉というよりおからに近いと感じました。しっかりと味付けされているので、穀物のニオイはまったく感じられず、十分ご飯やパンのおかずにもなりそうです

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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