松田さんのコラボカップ麺チェック
連載初の再現度パーフェクト星5つ?

「クセになるヤミツキになる」札幌発175°DENOの本格汁なし担担麺とカップ麺をガチ比べ


有名ラーメン店監修のコラボカップ麺と、お店の味を食べ比べる本連載。今回は、ここ数年で急速にファンが増えている「汁なし担担麺」より、北海道・札幌に本店を構える「175°DENO(ヒャクナナジュウゴドデノ)担担麺」(以下、175°DENO)をピックアップ。同店の汁なし担担麺と、カップ麺をガチ比較します。

絶品の汁なし担担麺。炒醤肉、蝦米、辣油のハーモニー

食べログで175°DENOの口コミを見ていると、「札幌本店のご主人は、湯島にある四川担担麺 阿吽(あうん)で修行された経験がある」という書き込みが。

なんだと! 阿吽は以前、本連載でも取り上げた通り、筆者が10年以上も通い続けている、モストインポータントなマイフェイバリット担担麺のお店(参考:10年通って本当は教えたくなかった「四川担担麺 阿吽」がカップ麺に、再現度ハンパない!)。行列が絶えない、担担麺専門店として知られています。

確かに、175°DENOのメニュー写真を見ると、そんな阿吽の汁なし担担麺によく似ています。175°DENOのホームページによれば、同店の汁なし担担麺は、「店主自らが四川省の山奥で直接買い付ける香辛料を使用した、自家製のラー油の辛味、酸味、苦みなどが調和するように調合。カシューナッツの香ばしさに加えて、自家製調味料で炒めた挽肉は、噛むと旨味が口に広がる。モチモチとした特注の平打ち麺に、ゴマダレとラー油がよくからみ、やみつきになる味わい」とのこと。これまた、読んでいるだけで、ヨダレが滝のように流れてきそうです。

これは担担麺マニアのひとりとして、行くしかない! 汁なし担担麺を語るうえで、175°DENOは、もはや避けて通れない。ということで今回は、ラーメン激戦区としても有名な新宿・小滝橋通りにある「175°DENO担担麺 TOKYO」を訪れてみることに。その後、明星食品のカップ麺「175°DENO汁なし担担麺」と食べ比べてみます。

今回は「汁なし担担麺(シビれあり)」(900円)を注文。麺の量が150gまたは200gから選べるので、200gを選択しました

卓上には、花椒の見本が!(食べられません)。香りを楽しみながら、汁なし担担麺の到着を待ちます

卓上には、花椒の見本が!(食べられません)。香りを楽しみながら、汁なし担担麺の到着を待ちます

やってきました汁なし担担麺! 確かに阿吽のそれに、よく似ている……

やってきました汁なし担担麺! 確かに阿吽のそれに、よく似ている……

汁なし担担麺を構成するのは、炒醤肉(ザージャンルー/挽肉炒め)、蝦米(シャーミー/干しエビ)、自家製辣油、カシューナッツ、四川花椒、鶏ガラスープ。スープは、創業の味(清湯)と濃厚(白湯)から選べますが、店員さんのおすすめで今回は、清湯を選択しました

阿吽の汁なし担担麺と比べてみました。画像左が175°DENOの麺、右が阿吽の麺。両店を比較すると、175°DENOのほうが平打ちとなっているのがわかります。このあたりは、好みが分かれるところかも

全体にただよう、山椒の香ばしきことよ! 「これだよこれこれ、美味しい汁なし担々麺は」と言いたくなります。丼の底には、ペースト上の白ゴマが潜んでおり、かき混ぜるたびに浮揚し、麺とからみます。このあたりも、阿吽に近い。だんだんと味わい深くなります。これは、やみつきになる!

ただし、じんわりじんわり汗をかくものの、デフォルトの場合、辛さとしびれはやや控えめか。辛いモノ好きの方は、「マシ(2倍辛)」「マシマシ(4倍辛)」「マシマシマシ(6倍辛)」「激辛(10倍辛)」(マシマシ以降は有料)を選ぶか、卓上のラー油をかけて調整するといいかもしれません。

麺はもっちりして、歯ごたえ抜群! 平打ちとなっている点が阿吽と異なります。平打ちのほうが食べやすいのですが、箸ですくって、ダマになりやすいのは気になるところ。このほか、具材も阿吽と同様に、パーフェクトな仕上がり。特にカシューナッツのコリコリ感がクセとなり、アクセントになります。

「175°DENO担担麺 TOKYO」。JR中央線ほか新宿駅西口から徒歩6分。西武新宿駅から159m。営業時間は月〜日・祝。11:00〜24:00(L.O.24:00)。定休日なし。日曜営業。2019年5月24日時点「食べログ」より

初の再現度パーフェクト星5つなるか?

続いて、カップ麺になった「175°DENO汁なし担担麺」(235円)を食べて、あの汁なし担担麺をどこまで再現できたのか、検証してみます。

明星食品の175°DENO汁なし担担麺を食べて、お店の味と比較します。同梱されている袋は、ふりかけ(唐辛子)と液体ソースの2種

カップの中には、あらかじめ、ミンチ肉、チンゲン菜のかやくが入っていました

カップの中には、あらかじめ、ミンチ肉、チンゲン菜のかやくが入っていました

気になるカロリーは782kcal。う、うん……美味しいものだし、しょうがないね

気になるカロリーは782kcal。う、うん……美味しいものだし、しょうがないね

熱湯を入れ5分。お湯を捨てた後は、液体ソースを投入

熱湯を入れ5分。お湯を捨てた後は、液体ソースを投入

麺をかき混ぜた後、ふりかけ(唐辛子)をかけます

麺をかき混ぜた後、ふりかけ(唐辛子)をかけます

175°DENO汁なし担担麺が完成しました!

175°DENO汁なし担担麺が完成しました!

麺はもっちり極太麺。大盛り130gの大ボリュームで、かなりお腹いっぱいになります

麺はもっちり極太麺。大盛り130gの大ボリュームで、かなりお腹いっぱいになります

コラボカップ麺でも、阿吽と比較。画像左が175°DENOの麺、右が阿吽の麺。お店と同様に、175°DENOの麺を平打ちで再現していることがよくわかります。いっぽう、阿吽の麺はお店よりも、やや細麺なようす

結論から言うと、175°DENOの汁なし担担麺とそっくりです。味わい、辛み、しびれ、白ゴマの具合、もしかすると、すべて同じかも。最近、本連載で食べ比べたコラボカップ麺の中でも間違いなく、上位に食い込みます。クセになる、やみつき具合もよく似ています。

麺も極太麺で、ていねいに平打ちを再現。130gの大ボリュームで食べごたえがあり、かなりコスパがよいと思います。お店と同様に、辛みやしびれによって、じんわり汗をかいてきます。

しかし、具材については、お店の炒醤肉と比べて、ミンチ肉の味がやや薄いのが気になります。もし、ミンチ肉の再現度がもっと高く、蝦米やカシューナッツまで入っていたのなら……連載史上初のパーフェクト星5つを達成していたかもしれません。

今回の再現度は?

<いいところ>お店の味とほぼ同じだった味わい、辛み、しびれ、すべてが完璧
<気になるところ>ミンチ肉の味がやや薄い。蝦米やカシューナッツがないのが残念

スープ(タレ)の再現度:★★★★★
麺の再現度:★★★★★
具材の再現度:★★★☆☆
食べごたえの再現度:★★★★★
コスパ:★★★★★

今回は、175°DENOの汁なし担担麺と、明星食品の175°DENO汁なし担担麺を食べ比べてみました。筆者が世界一大好きな担担麺としてハマッている、阿吽にゆかりがあるということで、お店の味からカップ麺まで、すべて大満足でした。夏は、汁なしカップ麺の美味しい季節。ますます、辛い麺類が食べたくなってくる!

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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