松田さんのコラボカップ麺チェック

“野菜マシの甘み”も見事に再現。池袋「麺処 花田」の濃厚辛味噌ラーメンをガチ食べ比べ!


秋深し、肌寒くなってきたこの季節。身も心もあたためてくれるのが味噌ラーメンですね。有名ラーメン店監修のカップ麺と、お店の味をガチンコで食べ比べる本連載。今回は、ラーメン激戦区・池袋の中でも、行列が絶えない人気店として知られる「麺処 花田」の濃厚辛味噌ラーメンに注目!

トロトロな辛味噌スープ、これは食べてみる価値あり

エースコックの「一度は食べたい名店の味」シリーズから2019年10月、「麺処 花田 濃厚辛味噌ラーメン」(税別220円)が発売。そこで今回は、同店の辛味噌ラーメンを実際に食べて、このコラボカップ麺とガチ比べしてみます。

麺処 花田 池袋店の「辛味噌ラーメン」(900円)。野菜大盛り、ニンニク増しが無料で選べます(今回は、野菜マシのみ選択)。平日ランチは、小盛りのライスも無料で付きます

実際に、「麺処 花田 池袋店」で「辛味噌ラーメン」(900円)を食べてきましたが、かなりクリーミーな仕上がりで驚いてしまいました。辛味噌の味わいが絶妙で、豚骨と鶏ガラを炊きだした、動物系スープの旨みも素晴らしく、本当にクセになります。

辛さについては、「辛味噌」とは言うものの、ピリ辛ぐらいかなという印象。味噌の甘さの中に、ところどころ、ピリピリとした辛みが潜んでいるイメージです。

麺は、三河屋製麺の中太麺。「一般的なつけ麺がやや細めになった感じ」と思えば、わかりやすいかも。つるみが強くモチモチで、濃厚な辛味噌スープの存在感に負けていません。

具材は、もやし炒めが主役。野菜が溶けてトロトロになった(これは好みがわかれるところ?)うえ、無料の野菜マシを選んだおかげなのか、スープの甘みがさらに増している感じがします。チャーシューは、脂身の甘さが最高で、やわらかすぎてすぐに溶けてしまった!

豚骨と鶏ガラの旨みが凝縮した、トロトロ辛味噌スープ。野菜の旨みまで凝縮されているよう

豚骨と鶏ガラの旨みが凝縮した、トロトロ辛味噌スープ。野菜の旨みまで凝縮されているよう

いつまでもアツアツ! 麺リフトすると、大量の湯気が発生!

いつまでもアツアツ! 麺リフトすると、大量の湯気が発生!

券売機の上には、今回食べ比べるコラボカップ麺の姿も

券売機の上には、今回食べ比べるコラボカップ麺の姿も

麺処 花田 池袋店。JR山手線他各線池袋駅東口から徒歩6分。営業時間は月〜土が11:00〜2300、日・祝が11:00〜22:00。日曜営業。定休日は年末年始。※2019年11月1日時点、食べログより

野菜の甘みが凝縮した辛味噌スープ

次に、同店の辛味噌ラーメンを再現したカップ麺を食べて、どこまで再現しているのか、詳しくチェックしていきましょう。

エースコックが発売した「一度は食べたい名店の味 麺処 花田 濃厚辛味噌ラーメン」(税別220円)

エースコックが発売した「一度は食べたい名店の味 麺処 花田 濃厚辛味噌ラーメン」(税別220円)

カップの中には、液体スープ(辛味噌)の袋が

カップの中には、液体スープ(辛味噌)の袋が

具材はキャベツ、玉ねぎ、メンマ、ねぎ、唐辛子など

具材はキャベツ、玉ねぎ、メンマ、ねぎ、唐辛子など

お湯を入れて5分。仕上げに液体スープを入れて、完成です!

お湯を入れて5分。仕上げに液体スープを入れて、完成です!

まずは、気になる辛味噌スープのクオリティから。後入れの液体スープの袋に辛味噌が入っており、これをかき混ぜることで、スープ全体がトロトロしてきます。最初はサラサラしすぎかなと思っていましたが、そのうちに辛味噌がなじんできて、最終的には、お店のスープと変わらない舌触りになってきました。

さらに、もやし炒めの旨みがスープに凝縮されているような、甘みもポイント。まるで、野菜マシの辛味噌ラーメンをお店で食べたときのような味わいを楽しめました。

辛さは、お店よりやや強い印象。唐辛子が効いていて、「カレーの中辛」と同じぐらいか、それ以下という印象です。

角刃の麺については、ややスナックっぽさを感じてしまうものの、タテロング型のカップラーメンとしては、かなり太麺の部類に入ります。この姿に、「行列店のラーメンを何とか再現したい!」という意気込みを感じずにはいられません。

最初はサラサラしすぎかな? と思っていたスープ。食べ進めるうちに液体スープがなじんできて、お店そっくりな舌触りになりました

辛味噌ラーメンの麺の特徴であった「太さ」を最大限にまで再現。タテロング型のカップラーメンとしては、かなり攻めた太麺ではないでしょうか

今回の再現度は?

<いいところ>味噌の味やトロみがそっくり。タテロング型には珍しい麺の太さもポイント
<気になるところ>お店よりスープがやや辛い? 麺にスナックっぽさを感じてしまった

スープの再現度:★★★★☆
麺の再現度:★★★★☆
具材の再現度:★★★☆☆
食べごたえの再現度:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

今回、麺処 花田の辛味噌ラーメンとコラボカップ麺を実際に食べ比べてみましたが、いかがでしたでしょうか。余談ですが、麺処 花田の近くには、「カラシビ味噌らー麺」が人気の「鬼金棒 池袋店」もあります。実際にのぞいてみると、鬼金棒にもいつも通り、長蛇の列が。うーん。優柔不断な筆者にとっては、どちらに行けばいいのか、悩ましい選択であります!

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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